「酢キャベツダイエット」の気になる効果や作り方をご紹介♪

炭水化物抜きダイエットや、特定の食材だけを食べる〇〇ダイエットなど…、ダイエットに関する情報には流行があり、その都度いろいろと試しては効果をあまり感じられなかった…、というのはよくあること。ですが、一躍話題の「酢キャベツダイエット」なら、空腹を我慢することなく簡単なうえに、体のなかから健康的に余分な脂肪が取れてすっきりする!と、大注目を浴びています!そこで今回は、話題の酢キャベツダイエットについてご紹介したいと思います。作り方はもちろん、気になる効果効能や、食べやすいアレンジレシピをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね♡

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「酢キャベツ」ってそもそも何?

「酢キャベツ」とは、その名の通りキャベツを酢に漬けたもの。キャベツの酢漬けというと、ドイツの「ザワークラウト」を連想する方もいると思いますが、それとはまた違います。ザワークラウトの酸味は乳酸菌などの発酵によって起こるもので、実は酢は一切加えられていないのです。

酢キャベツはおいしい?それとも、まずい?

酢キャベツダイエットをするにあたって、気になるのはその味ですよね。いくら痩せるからといって、酢キャベツそのものがまずくては長続きはしないでしょう。酢キャベツは、キャベツを酢にしっかりと漬け込むので、やはり強い酸味が特徴的です。酸っぱいのが苦手な方は、酸味がまろやかな米酢や、やさしい甘みのあるリンゴ酢で作ってみるのがおすすめです。

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酢キャベツのうれしい美容効果

酢キャベツがダイエットにぴったりな理由は、一体どこにあるのでしょう。ここからは、キャベツと酢の効能をそれぞれまとめてみました!


<キャベツの効果効能>

①便秘対策
キャベツには、100gあたり1.8gの食物繊維が含まれています。特に不溶性食物繊維が多く、水分を含んで膨張することにより、便のかさを増やしたり、腸を刺激して便を押し出すよう促す働きがあります。

②肌の健康をサポート
キャベツには100gあたり41mgのビタミンCが含まれています。ビタミンCはメラニンの生成を抑え、日焼けを防いでくれる作用があります。また、キャベツに含まれる食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整え便秘による肌荒れを防ぎます。

③むくみ対策
キャベツには100gあたり、200mgのカリウムが含まれています。カリウムは細胞内の水分のバランスを調節する働きがあり、塩分(ナトリウム)を摂りすぎると体の外に排出を促してくれるため、むくみを防いでくれます。

<酢の効果効能>

①内臓脂肪の燃焼促進
酢には、内臓脂肪を燃焼させる作用が期待できます。それには、突発的に酢を摂取するのではなく、毎日継続して摂ることが大切。また、中性脂肪を下げる作用も期待できるのでダイエット中の方には嬉しい作用ですね!

②血糖値の上昇を緩やかに!
血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を表した数値ですが、血糖値が上昇するとインスリンという成分が分泌され、エネルギーとして消費されなかった糖が溜め込まれてしまいます。ダイエットをするには血糖値の上昇を緩やかにする必要があります。そこで出てくるのが酢。酢には、食べ物を胃から小腸に送る時間を遅らせるという作用があり、吸収が遅くなることで血糖値の上昇を緩やかにできます。

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酢キャベツの簡単な作り方

簡単すぎる酢キャベツの作り方をご紹介しましょう♪

<作り方>

①キャベツ1/2玉(450g)を千切りにする。
②切ったキャベツをポリ袋に入れ、塩小さじ2杯をまぶして揉み込む。
③②にお酢を200cc加え、冷蔵庫で半日からひと晩ほど漬け込んだら完成♪

酢キャベツのカロリーは、1人分(100g)で32kcalです。酸味のある酢キャベツですが、ずっとそればかりを食べていると飽きてしまいそう…という方は、味付けを変えてみましょう。塩の代わりに塩昆布を加えると、昆布の旨みがきいて食べやすくなります。また、上記の材料はそのままに鷹の爪を刻んで加えると、ピリッと刺激のある仕上がりになりますよ◎

<保存方法と日持ちについて>

酢キャベツは完成したら密閉袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。1〜2週間ほどは保存がきくので、休みの日にまとめて作っておいて、毎日食べるのがおすすめ◎

<漬けてすぐ食べるのもアリ>

本来は漬け込んで作る酢キャベツですが、「作っておくのを忘れてしまった…!」という場合は、ポリ袋に材料を入れて揉み込むだけでもOK。キャベツに揉み込む酢の量は減ってしまいますが、ある程度は同じような作用が得られます♪

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酢キャベツダイエットを成功させるコツ

酢キャベツダイエットをする際は、酢に漬け込んだキャベツを食事の前に食べることがおすすめ!米飯の前に野菜を食べることで、食後の血糖値の上昇を抑えられます。また、食物を胃から小腸に送る時間を遅らせる酢の作用により、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

ダイエットをするうえで気になるのは、やはりどのくらい続けると良いかですよね。酢キャベツダイエットをして「痩せた!」とあげている人の口コミを見てみると、見た目にも成果が見えるようになるのに2〜3週間ほどかかっている様子。早い人だと、5日ほどで実感している場合もあるようです。

ただし、こればっかりはその人の体質やダイエット中の食生活、元の体重などによって大きく変わってくるので、あくまで目安として考えてくださいね!

※食べすぎには注意!

ダイエットに良いとされている酢キャベツでも、食べ過ぎるのは逆効果。酢は強い酸性なので、過剰摂取は胃を荒らすことにつながってしまいます。またキャベツに含まれている不溶性食物繊維には、便のかさを増す働きがありますが、摂りすぎると、便の水分を吸収し硬くなるおそれがあるので、好みの味だからと言って食べ過ぎないように注意してくださいね!

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酢キャベツのアレンジレシピ♡

①酢キャベツのなめたけ和え
酢キャベツをなめたけと合わせているレシピです。めんつゆまたは白だしをすこし加えることで、やさしい旨みが感じられますよ。ちょっと味わいを変えたいときに、おすすめのアレンジですね。

<材料>(2人分)
・キャベツ…2枚
・ナメタケ…1/2ビン
・酢…小さじ2
・白だし又は麺つゆ…小さじ1

<作り方>
①キャベツを千切りし、一つまみの塩で、軽く塩もみをする。(塩は分量外)
②キャベツを軽く洗って、硬く絞る。
③材料全部を混ぜて完成♪

②コールスロー
キャベツを使ったサラダの定番といえば、コールスローですよね。こちらのレシピでは、酢キャベツを使ってコールスローを作ります。見た目も華やかで酸味もマイルドになるので、箸休めにいかがでしょうか?

<材料>(2人分)
・酢キャベツ…150g
・ウインナーソーセージ…2本
・きゅうり…1/2本
・コーン缶詰…20g
・マヨネーズ…大さじ2
・ハーブミックス・クミンシードなど…お好みで

<作り方>
①ウインナーは1cm幅に切り、きゅうりは6mm角に切る。
②全部を混ぜ合わせれば完成♪

③中華サラダ
ごま油やラー油で、グッと中華風に仕上がったサラダのレシピです。ごま油の風味で、酸味がまろやかになりますよ。一緒に入れるきゅうりやハムは、キャベツの形に合わせてカットすると、見た目もきれいに仕上がります。

<材料>(2人分)
・酢キャベツ…150g
・ハム…4枚
・きゅうり…1/2本〈50g〉
・白炒り胡麻…大さじ1
・ごま油…大さじ1
・ラー油など…お好みで

<作り方>
①ハムときゅうりはせん切りにする。
②材料を混ぜて、白炒り胡麻を散らし、ごま油をまわしかける。
お好みで辛味を添えて♪

まとめ

酢キャベツは、おいしく健康的なダイエット♡

今回は、誰でも簡単に試せる「酢キャベツダイエット」についてのご紹介をしました。いかがでしたか?むずかしい調理などは一切必要ないので、めんどくさがりな方でもチャレンジしやすいと思います♪酢の酸味を和らげるようなアイデアを試しながら、ぜひおいしく続けてみてくださいね♡

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