毎日忙しい人必見!!“ほったらかしごはん”ができちゃう電気圧力鍋のススメ

時短料理には圧力鍋が有名ですが、火加減が難しくて、普段あまり料理をしないという方には、少々扱いにくいイメージがあります…。その点、電気圧力鍋は火を使わないから安心です!圧力や火加減の調整もおまかせで、いわゆる“ほったらかし”で調理ができちゃうんですよ♪それでいて、調理時間は圧力鍋同様、短く済むのも大きなメリット◎誰でも簡単においしい料理を作ることができるので、1人暮らしや共働きファミリーを中心に需要が高まっています。そこで今回は、とっても便利な電気圧力鍋の魅力をたっぷりお伝えしたいと思います。あわせて、おすすめの電気圧力鍋もご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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電気圧力鍋ってなに?

電気圧力鍋は、「電気を使って調理する鍋」です。電気を使うので、火が燃え広がる危険性や焦がす心配がなく、安全に料理できます。また、料理時間が短縮できるため、普段の鍋では時間がかかる料理も、時短で調理可能に。短時間なのに味がしっかり染みこむことも嬉しいポイント。食材をセットし、スイッチを入れるだけで料理が完成するという使い勝手のよさも、電気圧力鍋の魅力です。

炊飯器とは何が違うの?

電気圧力鍋と似た家電に、炊飯器があります。炊飯器はご飯を炊くことに特化した製品です。米をセットしてフタを閉め、スイッチを入れて待つだけで炊飯できる点は、電気圧力鍋も同じ。しかし、炊飯器は基本的に炊飯専用である一方で、電気圧力鍋は炊飯以外にも煮込み料理などを調理できるうえに、炊飯においても高い圧力がかかるので、炊飯器よりも短時間で炊けます。また、電気圧力鍋には、煮込み料理や蒸し料理だけではなく、食材の水分だけで調理できる「無水調理」に対応したものもあります。

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電気圧力鍋でこんな料理ができる!

材料を切ってスイッチを入れるだけで、本格的な料理が完成する電気圧力鍋。煮込み料理に向いていますが、実はそれ以外の調理にも大活躍します。以下では調理のバリエーションをご紹介♪

①短時間でクオリティーの高い煮込み料理

まず、電気圧力鍋の魅力といったら、煮込み料理が短時間でできることですよね。筆者がおすすめするのは、みんなが大好きなカレー。そもそもカレーは煮込めば煮込むほどおいしく仕上がりますが、電気圧力鍋を使えば短い煮込み時間で同様のおいしさを再現できるんです。カレーのほか、ポトフや豚の角煮などの調理にも適していますよ♪

②炊飯器の半分以下の時間でご飯もおいしく炊ける

ほとんどの電気圧力鍋に搭載されている炊飯機能。一般的な炊飯器に比べるとかなり短時間で炊き上げることができるので、毎日忙しく働くビジネスマンにはかなり重宝するはずです。さらにレシピの幅を広げたいなら、炊き込みご飯や玄米、おかゆなどにも対応しているかどうかを確認して購入するようにしましょう!

食材の旨味も栄養もたっぷりな無水調理も◎

水を使わず、食材の水分のみで調理する無水調理。すべての電気圧力鍋に搭載されているわけではないですが、せっかくならこのモードを搭載されたものを選ぶようにしましょう。なぜなら有水調理に比べて、食材の旨味や栄養をより一層堪能できるからです♪お馴染みの肉じゃがやカレーも、ワンランク上の味に仕上げられますよ!

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電気圧力鍋を選ぶ時のポイント

電気圧力鍋は需要が高まっていて種類も豊富なので、何を基準に選べば良いのかわからないですよね…。そこで選ぶ時に重視すべきポイントを詳しく解説しておきましょう。

①サイズ(容量)

電気圧力鍋のサイズは、炊飯器よりもやや大きめになっているものが多いです。そのため、キッチンのどこに置くかを決めてから、サイズを選ぶことをおすすめします。電気圧力鍋は容量によってサイズが異なりますが、目安は、家族の人数+1Lです。つまり、1人暮らしなら2L、4人家族なら5Lということ。また、製品によっては上から蒸気が出るタイプもあるので、左右だけでなく、上部にも余裕がある場所に置くのがおすすめです。

②加熱方式

電気圧力鍋の加熱方式は、「マイコン式」と「IH式」の2種類。これらの違いは、ヒーターの構造です。この違いにより、消費電力や加熱ムラ、価格などに変化が生じるため、機能性に合わせて商品を選ぶのがおすすめ。また、ブレーカーが落ちやすくならないよう、ほかの家電との消費電力バランスを考えることもポイントです。

<マイコン式>

マイコン式は、内鍋の底部にある電熱ヒーターで加熱する仕組みです。内鍋全体を加熱するIH式に比べると、構造上どうしても熱が弱くなり、加熱ムラも出やすくなります。一方で消費電力が少なく、価格帯も低いのがマイコン式の魅力。600~800Wの製品が多いので、電気代を抑えたい方や、日常的に電気圧力鍋を利用する方などにおすすめです。

<IH式>

IH式は内鍋の底部や側面に加熱コイルが巻かれていて、電磁誘導によって全体を加熱する仕組みです。そのため、マイコン式よりも高火力でムラが少ないのが特徴。こまかく温度調節ができるタイプが多く、煮込み料理はもちろん、炊飯にも向いています。中には甘酒や塩麹などの発酵食品を作れる製品もラインアップ。1200W前後の製品がほとんどなので消費電力は高めですが、食材の芯まで火が通りやすいため、料理の仕上がりに期待ができます。

③フタの種類

電気圧力鍋のフタには「プッシュ式」と「スライド式」があります。プッシュ式はフタの取り外しができない製品も多いので、お手入れしにくいことがありますが、使うときは片手で簡単に開け閉めできるので、力を入れる必要がありません。一方のスライド式は、両手に力を入れてフタを閉める必要があります。しかし、フタを取り外せるのでお手入れはしやすい方式です。どちらが使いやすいかをイメージし、好きなほうを選びましょう。

④機能

<登録メニュー>

電気圧力鍋には、簡単に料理を作れる「自動調理メニュー」があります。登録メニューが多いとさまざまな料理が簡単操作で調理できるので、とても便利です。レシピ通りに食材をそろえて電気圧力鍋にセットしたら、ワンタッチで料理が完成。時間がないときでも、簡単においしい料理を作れます。機種によって登録メニューが違うので、好みのメニューがある製品を選ぶのもポイントです。

<保温機能・温め直し機能>

電気圧力鍋は、ワンタッチで料理を完成させられる便利な家電。そこに保温や温め直しの機能が備わっていると、さらに使い勝手が良くなって便利です。保温機能がないと、せっかくの料理が冷めてしまい、電子レンジなどで温め直すひと手間が必要になります。この機能があれば、朝に調理して、夜食べることも可能。多少の時間が経っても温かいままの料理を食べたい方におすすめです。

<タイマー機能>

電気圧力鍋には、タイマー機能が備わっているものもあります。指定した時間に調理を終えられるので、外出前にスイッチを入れておけば、帰宅する時間に合わせて料理を完成させられることも可能。また、夜寝る前にタイマーをセットしておけば、翌朝の朝食用にご飯を炊くこともできます。ただし、炊飯以外の予約調理はできない機種もあるので、煮物などでタイマー機能を使いたい方は、対応している機種を選びましょう。

<圧力調整>

圧力調整の機能が備わっている電気圧力鍋なら、料理や食材に合わせて圧力を変えたり、味を染みこませたりすることが可能です。レシピによっては、自動的に圧力を調整できる機種もあります。そのため、圧力のかけすぎで煮くずれる、減圧不足で爆発するなどといった危険性もほとんどありません。安心安全に調理できる、おすすめの機能です。

<スロー調理>

沸騰するかしないかの温度で煮込む「スロー調理」の備わった電気圧力鍋なら、長時間ゆっくりと加熱することで、食材に味を染みこませることができます。レシピによく「コトコト煮込む」といった言葉がありますが、意外に難しいのが火加減。火が強いと焦がしたり煮くずれたりする一方で、火が弱いと芯が残ってしまうこともあります。スロー調理機能を使えば、ずっと火加減を見なくても、じっくり煮込んだ料理を簡単に作れて便利です。

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自信をもっておすすめできる電気圧力鍋

①『ワンダーシェフ』イーワンダー OEDC30 <マイコン式>

『ワンダーシェフ』は圧力鍋で有名なメーカー。このモデルは自動で圧力や火力を調整してくれるので、電気圧力鍋をはじめて使う人でも簡単に扱えます。圧力調理に加えてスロー調理や蒸し調理、温め直しなどの機能も装備し、全8種類のオートメニュー付きなのもうれしいポイント。

②『パナソニック』電気圧力なべ SR-MP300-K <マイコン式>

10年ぶりに使いやすく生まれ変わった『パナソニック』のマイコン式電気圧力鍋。無水調理やヘルシースープコース、煮込みモードといった7種類の自動調理モードを備えています。時間を細かくセットできるのに加え、シンプルな操作性で初心者でも扱いやすいのが魅力。コンパクトなサイズ感で収納しやすいのも特筆すべきポイントです。

③『シロカ』電気圧力鍋 SP-D131 <マイコン式>

幅が22cmというコンパクトさがウリの「SP-D131」は、調理容量が1.3Lで1~3人世帯にちょうど良いサイズ感。それでいて機能は充実しており、圧力調理や無水調理、炊飯、スロー調理ができ、さまざまな料理が楽しめます。操作同様に見た目もシンプルかつスタイリッシュなので、キッチンに出しっぱなしでもサマになるという点も見逃せません。

④『アイリスオーヤマ』電気圧力鍋 KPC-MA2 <マイコン式>

マットな風合いや洗練されたデザインがスタイリッシュで、パネルの見やすさや操作のしやすさといった使い心地においても優れたモデル。65種類と豊富なメニューが搭載されているものの、ダイヤル操作によって初心者でもメニューや数値を選択しやすい作りになっています。グリル鍋としても使用でき、発酵モードなども搭載。

⑤『象印』圧力IHなべ EL-MB30 <IH式>

150種類のレシピがある『象印』の「圧力IHなべ」は、独自の調理法である可変圧力機能を搭載しているのが最大の特徴。加圧と減圧を繰り返して食材を柔らかくし、少ない出汁でも味をしっかり染み込ませることができるんです。また、圧力調理や無水調理に加え、10度刻みで温度を設定できる温度調理により、ヨーグルトなどの発酵食品の調理も可能。

⑥『ティファール』Cook4me Express CY8521JP <マイコン式>

たっぷり量を作りたい、料理のレパートリーを広げたい人には、クックフォーミーがおすすめ。6Lの大容量で、1度に炊飯は10合、お料理は6人分まで作れます。最新モデルには、生活情報誌「ESSE(エッセ)」とコラボ開発した1週間レシピを含む210ものレシピを内蔵。予約機能はありませんが、料理を選択し、ナビ通りに材料を入れてボタンを押せば、あとはおまかせで料理が完成します。本体サイズは大きめなので、購入の際は設置場所を要確認!

まとめ

電気圧力鍋で幸せなおうちごはんを♡

いかがでしたか?材料を入れてボタンを押すだけで、誰でも簡単に本格的な料理が作れる電気圧力鍋!「毎日忙しい…でもコンビニやスーパーのお惣菜はもう嫌!」「できる限り自炊であったかいご飯が食べたい!」という方に特におすすめしたいです。この機会に、電気圧力鍋を検討してみてはいかがでしょうか?ほったらかし調理で、時間のない人や料理が苦手な人でもストレスフリー、幸せなご飯タイムを過ごせること間違いなしです♪

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