いつまでも美しい肌でいるために 20歳代からの正しいスキンケア

20歳代の女性の皆さんは、とても肌がきれいですが、今のままずっときれいな肌をキープしたいなら、今からしっかりスキンケアをしておくことが重要です。そこで今回は、20歳代の女性がスキンケアでやるべきことと、やってはいけないことを紹介します。

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正しいスキンケアを実践しましょう

美しく健やかな肌を保つためには、正しいクレンジングと洗顔で肌を清潔に保つことがポイントです。

メイクによる汚れや古い皮脂を落とすために、クレンジングと洗顔は非常に重要です。
メイクをしていなくても、毛穴や肌には、皮脂や汗などによる汚れが付着してしまうため、クレンジングと洗顔は毎日行うようにしてください。

クレンジング剤は、手のひらでなじませて温めた後、肌を摩擦しないように優しく顔全体になじませ、メイク汚れを浮かします。
目の周辺や小鼻などの細かいところも、指の腹でなでるようにして汚れを落とすようにしてください。
洗い流す際は、水またはぬるま湯を使用して肌をこすらないように優しくすすぎます。

また、洗顔は肌質にもよりますが、朝と晩の1日2回行いましょう。
洗顔料をしっかりと泡立て、手のひらに乗せて、逆さまにしても落ちないくらいのきめ細かく弾力のある泡を作ります。
手で直接顔に触れずに、泡で顔を包み込むように洗いましょう。

また、クレンジングと洗顔は、アイテム選びも非常に重要です。

洗浄力の強いアイテムは、肌に必要な皮脂やうるおいまで取り除いてしまうため、無添加で肌に優しいアイテムを選びましょう。

続いて、20歳代のスキンケアでは、保湿も重要です。
クレンジングと洗顔を丁寧に行った肌は、毛穴汚れが取れ、美容成分が浸透しやすい状態になっています。

そのため、クレンジングと洗顔が終わった後は、なるべく早く保湿を行いましょう。

まずは、たっぷりの化粧水を使用して、肌全体にうるおいを届けることをイメージしながら、顔全体に丁寧になじませましょう。
せっかく届けたうるおいが逃げないように、化粧水だけで保湿を終えず、ジェルやクリームなどの保湿剤を重ねてフタをし、うるおいを閉じ込めます。

そして、美容のためにはスキンケアだけでなく、そもそも肌にダメージを与えないための工夫も必要です。
紫外線によるダメージは、肌の奥深くまで浸透し、シミ・シワ・たるみなどの肌トラブルにつながります。

紫外線対策を徹底して、ダメージを軽減させましょう。
外出する際には、日焼け止めを肌に塗るのはもちろん、日傘や帽子、アームカバーなどを活用して、紫外線をブロックしてくださいね。

また、紫外線は窓ガラスを通り抜けて室内にも届くので、室内で過ごす際もしっかりと日焼け止めを塗りましょう。

それから、20歳代のうちに、エステティックサロンを利用して、自分の肌に合ったスキンケアの方法をプロに相談するのもおすすめ。

自分で肌質は判断しにくいものですが、プロの目線からのアドバイスがあれば、毎日のスキンケアでも活かせます。

自分に合ったケアを早い段階から知って実践することで、将来の肌を美しく健やかに保つことにもつながりますよ。

また、エステティックサロンでは、自分ではやりにくい角質ケアなどの施術も受けられます。
角質が厚くなると、肌のゴワつきやザラつき、くすみだけではなく、毛穴の出口まで塞がれるため、ニキビなどの肌トラブルにつながることも。

しかし、角質ケアのやりすぎや間違ったお手入れには要注意。
角質が薄くなりすぎてしまい、肌が敏感になってしまう可能性があります。
理想的な肌状態をキープするための適切な角質ケアを行うには、古くなった余分な角質だけを落とすことが大切です。

そして、20歳代の女性は、肌への負担を考えるのはついつい後回しにしてしまいがち。
将来の美肌のためには、肌思いのスキンケア製品を選ぶのがおすすめです。

クレンジング剤や化粧水、保湿剤、日焼け止めなど、毎日使うものだからこそ、肌への負担を考えた製品選びをして、コツコツと美肌貯金を行っていきましょう。

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20歳代の女性がしてはいけないNG習慣

スキンケアに関して、20歳代の女性がしてはいけない、NG習慣があります。

NG1 メイクを落とさない
夜遅く帰って来たら、メイクを落とすのも面倒で、ベッドにダイブ……。
ついついやってしまいがちなこの行動は、メイク汚れによる毛穴の詰まりを引き起こし、毛穴が黒ずんで見える原因に。
また、メイク汚れを落とさないまま眠ると、肌に負担がかかるので、シワやたるみなどの肌トラブルにもつながってしまいます。

NG2 ゴシゴシ洗いによる摩擦
摩擦は、肌にダメージを与えます。
クレンジングや洗顔の際に、汚れを落とそうとゴシゴシこすると、肌のバリア機能を低下させてしまう可能性があります。
場合によっては、赤みが出やすくなったり炎症を起こしたりすることもあります。
肌は摩擦のダメージから身を守ろうとして、メラニンを作る働きがあるため、くすみやシミにもつながってしまうこともあります。

NG3 猫背やうつむき姿勢
普段の姿勢は、肌にも影響を与えます。
スマホやPCを見るときなど、猫背やうつむき姿勢でいる時間が長いと、首の血行やリンパの流れが滞って、老廃物がスムーズに排泄されなくなってしまいます。
体内にとどまった老廃物は、肌トラブルや目のクマなどの原因となることも。
また、背中が丸まると、内臓が圧迫されて、負担がかかります。
その結果、便秘や消化不良などが起こり、これらによる肌トラブルを招くこともあるのです。

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20歳代の美容は内側からもアプローチを

美容のためには、スキンケアだけでなく、内側から身体をケアするインナーケアも欠かせません。
内側からきれいになるための方法を紹介します。

①栄養バランスの良い食事を心がける

20歳代のうちから、理想的な食習慣を身につけておくことが大切です。
3大栄養素といわれる炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質や、ビタミン、ミネラルなどの基本的な栄養素をしっかりと摂りましょう。
特に皮脂の過剰分泌を抑えて、コラーゲンの生成を促すビタミンCや、抗酸化作用があるビタミンE、代謝を活発にするビタミンBなどは積極的に摂取したいですね。

②運動やストレッチを習慣にする

美容のために、運動やストレッチを習慣にして、継続して行いましょう。
運動には、ウォーキングなどの有酸素運動と筋トレなどの無酸素運動がありますが、どちらもできるよう組み合わせてメニューを考えるのがおすすめです。
また、ストレッチは血の巡りを良くする効果があるため、肌に栄養を行き渡らせやすくなるため、おすすめです。

③湯船に浸かる

入浴時は、シャワーだけで済まさずに、できるだけ湯船に浸かりましょう。
湯船に浸かることで体温が上がり、血液やリンパの循環を促して、基礎代謝を上げることができます。
30~40℃のぬるめのお湯に、肩までしっかり浸かり、30分を目安にじっくり入浴するのがおすすめです。

まとめ

未来の美しい肌のために……

未来の美しい肌をキープするためには、20歳代のうちから、クレンジングや洗顔を優しく行い、保湿や紫外線対策を徹底することが大切です。

20歳代のうちに、肌のプロであるエステティックサロンを利用して、自分の肌に合ったスキンケアを、プロにアドバイスしてもらうのもおすすめです。

メイクを落とさずに寝たり、ゴシゴシ洗いによって摩擦を与えたり、猫背やうつむき姿勢でいるのはNG!

栄養バランスの良い食事や運動習慣、入浴習慣も見直して、インナーケアも行っていきましょう。

肌に合った化粧品を使い、正しいスキンケア方法を実践して、健やかな肌を手に入れてくださいね♪

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