40歳までに「貯金2,000万円」を現実化する方法♪

近頃では「人生100年時代」なんて囁かれているものだから、若者の老後に対する不安は年々増大しているような気がします。なので、老後ために資産を形成し、できる限り不安を少なく生きていきたいものですよね。しかしながら、収入が増えないと今の生活がやっとで、貯金をすること自体大変だと思いますが、そんな中でも、「貯金2,000万円」をしっかり貯めている人もいるのです。そこで今回は、貯金2,000万円を30代で達成するという目標に向かって、今からコツコツと実践できることを紹介していきたいと思います。

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何のために2,000万円?

漠然と2,000万円の貯金をしようといっても難しいので、まずは、何のための2,000万円貯金かということから考えていきましょう。

♡老後の資金に余裕を持てる

近頃では、年金破綻や老後不安がメディアで叫ばれていますよね。
そんな中でも、2,000万円もの資金があれば、貯金がない人に比べ、余裕のある老後生活を送れそうであるという心理的な安心感を持つことができます。

今後、受け取れる年金がさらに減っていく可能性を考えると、少しでも多くの貯えがあったほうが、経済的にゆとりのある老後を送れることでしょう。

♡緊急事態にも対応しやすい

老後は病気になることもあるでしょう。
急病や入院、緊急手術などの緊急事態にも、経済的な余裕があることで対応しやすくなります。
ある程度のお金を確保していることで、急遽お金を工面する必要性も低くなり、仮に病気をしていたとしても、早めの検診、早めの対応を行うことが可能です。

さらに、グローバル化が進んでいる現在では、海外へ語学留学する人も増えてきています。
お金があるとそういった選択の時に、人生の選択肢を増やすことも可能となるのでまとまったお金は必要なのです。

♡貯金があることで自分に自信が持てる

やっぱりお金がないと人は自信をなくし、不安が大きくなります。
反対にお金がある状態だと自信が生まれます。
経済的なゆとり=心理的な余裕なのです。

貯金があるということは、物事を前向きに捉えたり、アクティブに行動したりと、自分の自信につながってゆくのです。

年代別の貯金額

では、世の中の人がどのくらい貯金があるのか平均を知っておきましょう。

「20代」で貯金2,000万円以上の割合は?

まずは20代から見ていきましょう!
20代で貯金2,000万以上の割合は1.2%と少ないです。
若い時からコツコツ貯金したり、それに加えて資産運用を行ったりして、どんどんお金を増やしているほんの一握りの人たちだと思われます。

さすがに20代でこの金額の貯金がある人は少ないものの、この早い段階で貯金2,000万以上を達成している人がいるのも事実ということを知っておきましょう。

☆20代の平均貯金額:142万円

「30代」で貯金2,000万以上の割合は?

そして30代はというと、貯金2,000万円以上の割合は8.7%となっています。
これは周りの同世代1,000人が集まったら、そのうちの87人は貯金2,000万円以上貯めている計算となります。

意外に多く感じませんか?
お給料の中で、コツコツと貯めている人もしっかりといるのです。

もしくは、仕事にも十分に慣れ、プラスアルファの収入を得るために副業や資産運用で利益をあげ、それをしっかり貯金できているのかもしれません。

☆30代の平均貯金額:589万円

「40代」で貯金2,000万円以上の割合は?

そして40代の貯金2,000万円以上の割合は11.3%です。
また、3,000万円以上の割合が7.7%と、20代の0.6%から大幅に伸びています。

これは、共働きの時期にダブルインカムで多くの貯金をできていることが推測されます。
また、会社員だと、高い役職に就く割合が上がってくるため、収入は増えていきます。

この年齢くらいから貯金額にも大きな差が開いてくるのです。

☆40代の平均貯金額:936万

「50代」で貯金2,000万以上の割合は?

次に50代で貯金2,000万円以上の割合は18.0%です。
1,000いたら180人は貯金が2,000万円を超えているということです。

この年代に入ってくると、だいぶ割合が高まってきたように感じますね。
50代では収入面で、人によって大きな差が開いてきます。

サラリーマンでも管理職以上の割合が増えますし、貯金2,000万円を達成する人も増えます。

☆50代の平均貯金額:1,342万円

「60代」で貯金2,000万円以上の割合は?

最後に60代の貯金2,000万円以上の割合は23.4%です。
20代からのデータを見て分かることは、年齢を経るとともに貯金2,000万円以上の割合が増加しているということです。

これはもらえる収入が増えていくにつれて、節約の工夫などをしつつ、貯金もしっかり増やしていること、それに加えて貯金したお金を元手に資産運用で着実にお金を増やせていることなどが伺えます。

☆60代の平均貯金額:1,835万円

2,000万円貯める為の極意

では、具体的に30代で貯金2,000万円を目指そうとした時に、何をすればよいのでしょうか?
貯金を効率よく貯めていくヒントをご紹介します。

お金の運用を行う

2,000万円という大きな資金を貯金するためには、お金の運用を行うことも必要になってきます。
つまり、自分自身が働いて得たお金だけではなく、お金に働いてもらうことで不労所得を得られるようになります

例えば、元手として500万円あったとしたら、利回り3%の金融商品で10年間運用した場合、約638万円に資産が増加する計算になります。
もちろん、資産運用にはリスクがつきもので、元本割れするリスクもありますが、ただ単にコツコツ貯めるよりも効率よくお金を増やすことが可能になります。

家計簿をつけてみよう

家計簿をつけることも重要です。
少し面倒くさい作業にはなりますが、収入がいくらあって、どういったことに毎月どれくらいのお金を使っているのかを明らかにすることで、お金の流れをしっかり把握することができます。

これにより、月々どのくらいの貯金が可能か分かり、計画を立てやすくなるでしょう。

毎月の固定費や変動費を減らそう

仕事を変えるか、副業をしない限り、収入を増やすことはなかなか難しいことです。
そこで支出を削ることで貯金ができるようになります。
支出に関しては、固定費と変動費に分けて節約できる項目があるか一度検討してみましょう。

「固定費」とは、日々の生活で欠かすことのできない一定額の支出のことです。
例えば住宅費や通信費、保険料などがそれに当てはまります。

一方「変動費」とは、毎月の利用頻度により支出額が変わるものです。
飲食代や衣服代、レジャー代などが変動費にあたります。

これらを具体的に減らす方法として、住宅費であれば、超低金利のなか住宅ローンの借り換えを行うことで、費用削減につながる可能性があります。
また、生命保険や医療保険なども、特約やオプションなどで重複している部分があれば、外すことで保険料を引き下げることができます。

変動費は、外食を減らしたり、衝動買いを減らしたりすることで支出を抑えることができるでしょう。

転職や起業などキャリアチェンジ

また、貯金2,000万円を目指す上で、収入面に目を向けると転職や企業などが思い浮かぶことでしょう。
思い切ってキャリアチェンジを図ることを、視野に入れてみるのも良いと思います。

皆さんが培った経験やスキルが、他の企業や業界ではとても高い評価を得られる可能性も十分にあり、収入のアップ、そして貯金2,000万円の目標達成に近づける大きなチャンスになるかもしれません。

先取り貯金を始めよう

そして最後に紹介するのは「先取り貯金」です。
先取り貯金とは、毎月の収入からまず月々決められた貯金額を引いて、残りの金額の範囲内で毎月のやりくりを行う貯金方法です。

収入から支出を引いて、残った金額で貯金を行うことで、毎月確実に貯金ができるので、目標達成しやすいです。

まとめ 貯金2,000万円は夢ではありません!

2,000万円貯金するなんて、夢のまた夢…なんて思わずに、世の中にはしっかりと貯金できている人も一定数はいるので、あなたもコツコツ努力していけば達成できるはずです。

今回紹介した貯金2,000万円を達成するためのヒントを参考に生活してみてください。
今から始めても遅くはないです。

普通に生きていれば老後は必ずやってくるので、今から老後のためのお金づくりを始めてみてはいかがですか?

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