お得に見えて、実は損をしやすい「お金の落とし穴」5選

お得だと思って飛びついたけど、よくよく考えてみたら損してたって事ありませんか?誰も最初は損をするなんて思わないからお金を出します。しかし、あとで気づいた時にはまさに後悔先に立たずというわけ。そんな悔しい思いをしないためにも、一見お得に見えても、実は気を付けた方がいい「お金の落とし穴」を5つご紹介したいと思います!ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. お金
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  3. 人生
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お買い得でまとめ買いしてしまう

「1着¥1,980、今なら2着で¥2,980」「2つ買うと○○%割引」「○○○円以上購入で送料無料」このような文言が目に入ると、お買い得♪と思って、1つ買うつもりが2つ、3つ…とまとめて買ってしまうことってありませんか?購入後は「良い買い物をしたなぁ~」と大満足ですよね!

ところが、ここで得しているのは、実はあなたではなくお店側なのです。元々1,980円しか払うつもりのなかった人が、2,980円出してくれたらお店は売上アップで、消費者は支出アップです。後から考えると2つもいらなかった、無駄にした…なんてこともあるはず。一時は喜んだけど、実は確実にお金が減っているというわけです。

通販の場合は、送料がもったいないという気持ちもわかりますが、まずはお財布からいくら減るのかに着目してみましょう。一呼吸置くことで、お買い得商法にすんなりのらずにすみますよ!“塵も積もれば山となる”というように、一生で考えたら無駄なお金をたくさん支出することになるので注意が必要です。

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リボ払いでなかなか返済が終わらない

「クレジットカードの支払いをリボ払いに変更すれば高ポイントを付与」という謳い文句で勧誘されてしまうことがよくあります。確かに、月々のローン返済額が一定となるリボ払いは、毎月の家計を圧迫せずにローンが組めるのでありがたい…と思うのかもしれません。

しかし、リボ払いでは毎月の負担額は少なくても、なかなか返済が終わらないという事になります。たとえば、リボ払いで30万円を借り(年率18%)、毎月1万円ずつ返済したとすると、支払総額は約40万円にもなってしまうのです。借入れは月々無理なく返済できる金額も大切ですが、総額でいくら払う事になるかのチェックは最初にしておきしましょう!気づけば、元本の倍以上支払いをしていた…なんてことにもなりかねません。それを知れば、リボ払いは絶対にしてはいけないはずです。

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保険の見直しで保険金不足になってしまう

保険料を安くしたいと思って、保険の見直しをする人ってたくさんいますよね。しかし、毎月の保険料の金額にばかり目が行き、いつまで払うのか、掛け捨てなのか、お金が貯まるのか、結果的に総額でいくら支払うのか、そして十分な保障が受けられるのか…などを見落としがちです。

たとえ見直しで保険料が安くなったとしても、保険本来の役割である保障が縮小され、いざという時に支払われる保険金に不足があったのでは、ライフプランは大きく狂ってしまいますよね。保険の見直しで損をしないために、以下の点に気をつけるとよいでしょう!

・数社の保障内容と保険料を比較する
・保障の意向をしっかり持ち、伝える
・これまでの保障を活かす事も検討する
・総額の支払いがどのくらいになるか確認する
・貯蓄でまかなえることに対する保険には加入しない

毎月の保険料は少額であっても、長い間支払う事で保険料はかさんでいきます。保険は人生の中でとても大きな買い物です。目先に捉われず、意向に合ったものに加入しましょう!

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売れ筋の金融商品で損をする

金融機関で「この金融商品は売れ筋です!」と言われれば、よほど人気のある良い商品なんだろうと思ってしまうかもしれません。そうして購入したものの、お金が増えるどころかだいぶ減ってしまった…ということがよくあります。

売れ筋=お金の増える可能性の高い良い商品という認識になりがちですが、売れ筋と良い金融商品は別物です。なぜなら、売れ筋は「販売する側が力を入れて売る」ので売れ筋になるからです。つまり、販売側にとって手数料が高く儲かる商品を力を入れて売ることがあるわけです。

ですから、言われるがまま購入する金融商品は大損につながる恐れがあります。お金を増やしたいのであれば、金融商品を買う前に多少の勉強は必要です!より手数料の安い商品はないのか、自分で購入することはできないのか、チェックしてみてくださいね。

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リスクを考えない不動産投資で大損する

将来国の年金だけでは、長生き老後に不安があるのは当然です。そこで、年金に加えて家賃収入があるとなると魅力的ですよね!不動産投資では、物件購入でローンは組みますが、賃貸に出せばローン分は持出しなしで支払えて、ローンが終われば収入UP♪将来は安泰!という構図です。

しかしこれはもちろんうまくいった場合の話です。投資にリスクはつきものです。不動産投資では、以下のようなリスクに目を向けておきましょう!

・年数がたてば借り手が見つけにくくなる
・物件が古くなればメンテナンスにお金がかかる
・将来管理費や修繕積立費があがる
・買い手が見つからない
・相続の重荷になる

つまり、収入が増えるどころか、大きくお金を減らす結果になりかねないのです。将来、こんなはずじゃなかった…と思わないように、先の先の事まで考えておきましょう!

まとめ

大きな買い物をする前に、必要な知識を身につけよう!

いかがでしたか?物を買ったり、契約をしたりする際に一呼吸置くという癖をつけると、無駄な支出が減らせます。その一呼吸で、相手の得は何か、購入するものの総コストはどれくらい?などと考えてみましょう。知識不足なら、知識を身につけてからにしよう!と一度立ち止まってみてください。その一呼吸で、お金の落とし穴にハマる可能性がグッと低くなりますよ♪

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