乾燥肌に合う乳液ってなんだろう?相性の良い乳液の選び方♡

乾燥肌さんは普通肌さんよりも、スキンケア商品を選ぶときに慎重になると思います。使うアイテムによって大きく左右されてしまいますからね。今回は、乳液にスポットライトを当てて、乾燥肌さんに相性の良い乳液の選び方を紹介していきます。今までなかなか合うものが見つけられなかったという人も、この機会にぜひ、自分にぴったり合った乳液を見つけましょう♡

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乳液の種類

乳液には様々な種類があることを、皆さんはご存じですか?
実は乳液は、含まれている成分や用途によって種類別に分類することが出来ます。

乳液の種類を大きく分けると、「保湿乳液」「UV乳液」「ティント乳液」の3つに分けることが出来ます。
では、この3つを詳しく説明していきます。

保湿乳液

一般的な乳液に保湿効果の高い成分を配合したのが、普段使いされる保湿乳液です。
ミルク」や「エマルジョン」と表示しているブランドも多いです。

水分の蒸発を防いで、潤いを与えることの出来る基本の乳液です。

UV乳液

UVとは紫外線のことです。
このUV乳液は、紫外線を防ぐことで肌を守る働きのあるものです。
紫外線によって生じる、シミやくすみ、そばかすを防いで、美白に導く成分が配合されています。

また、UVを防ぐ効果のあるものには、SPFやPAという表記がされています。
日焼け止めの表記で見たことがある人も多いでしょう。
このSPFやPAは、紫外線をどのくらいカットしているかを示しています。

SPFには20、30といった数字が続きますが、これは何も肌に付けていないときに比べ、20分の1、30分の1まで紫外線をカット出来るということです。
なので、数字が大きければ大きいほど、紫外線防止効果の高いものと言えるでしょう。

また、PAはPA+からPA+++までの表記があります。
これもPAの後に続く+が多いほど、紫外線防止効果が高くなっています

ティント乳液

このティント乳液には、肌色に近い色素が含まれているので、化粧下地のような働きをします。
ティント乳液ひとつで、日焼け止めや化粧下地の役割をする商品もあります
美白成分や紫外線防止成分が含まれていることが多いためです。

そして、ティント乳液は油分と水分の差に大きなばらつきがあり、油分が多い場合はしっとりとした仕上がりになり、水分が多く含まれる場合は、さっぱりとした仕上がりになるのが特徴です。

このように乳液には様々なタイプがあるので、乾燥肌や脂性肌、敏感肌など自分の肌に合ったものを選べるようになっています

乾燥肌さんに必要なもの

自分の肌を乾燥肌と分かっていても、具体的に乾燥肌にはどんな成分が足りていないのが、補うべきものはどんなものなのかを知らなければ、乳液選びも頭を悩ませてしまうと思います。
いち早く、自分の肌に必要なものを知って乳液を選びやすくしましょう。

乾燥肌とは…?

「角質層の水分量が少なくなる」ことや「皮脂の分泌が少なくなる」ことによって、皮膚の表面が乾燥している状態のことをいいます。
実は空気の乾燥も、乾燥肌になる原因です。

空気中の湿度が30%を切る日の多くなる秋から冬にかけては特に、肌から水分が蒸発しやすいです。

ズバリ!乾燥肌に一番必要な成分は「セラミド」

肌には、もともと乾燥やほこりなど、外の刺激から自らを守る働きが備わっています。
その働きを肌のバリア機能といいます。

このバリア機能をきちんと働かせるために必要な成分が「セラミド」です。
十分な量のセラミドがなければ、肌はダメージを受けて肌荒れやカサつきを引き起こしてしまいます。

セラミド不足を改善するには?

現在、セラミド不足は、身体の外側から美容液や保湿クリームによって補給する方法が主流です。
このセラミド不足を解消するために多くの女性は、セラミドが配合されている保湿スキンケアを使用するのです。

セラミドの他に乾燥を防ぐ、保湿力の高い成分

保湿成分は、大きく3つの性質に分類できます。
水を挟み込んで逃さない性質」「水分を抱え込む力が大きい性質」「水分を吸着する性質」です。
この3つの中でも、一番保湿力が高いのは「水を挟み込んで逃さない性質」です。

代表的なものは、スフィンゴ脂質(セラミドの仲間)、レシチン、ステアリン酸コレストロールなどです。
セラミドもまた、この分類に含まれます。

次に保湿力が高いのは、「水分を抱え込む力が大きい性質」です。
例えば、ヒアルロン酸はゼリー状になると、1gで6リットルもの水を含むことが出来ます。
このヒアルロン酸やコラーゲン、プロテオグリカンなどは、いずれも水分保有量の高いものです。

最後に、「水分を吸着する性質」です。
代表的なものはアミノ酸、尿素、グリセリン、天然保湿因子などです。

実は例で挙げただけでも、こんなにたくさんある保湿成分の中でも、特に保湿力の高いものが「セラミド」なのです。

乾燥肌さん必見!乳液の選び方

乾燥肌には保湿が必要不可欠なので、その観点で見ていくと、セラミドを補うことが最も効果的だと言えます。
その中でも「ヒト型セラミド」と呼ばれる、人が本来持っているセラミドと同じ化合構造を持つものがおすすめです。

「ヒト型セラミド」が配合されたものが良い

このヒト型セラミドは、保湿力が高く、刺激が少ないのが特徴です。
化粧品の表示成分としては、「セラミド2」「セラミド3」のように、セラミドの後に番号が続く形で表示されています。
乳液を選ぶときにはこの成分表記をしっかり見て、確認する癖をつけておくと良いでしょう。

他にも、石油原料から作られた類似セラミドや、米ぬか油、小麦麦芽油などから抽出された植物性セラミドも数多くあります。
しかし、保湿力はどちらもヒト型セラミドには劣ります

セラミドの配合量も見て!

実は、セラミドは比較的高価な成分です。
そのため、極端に値段の安いものには、セラミドと成分表記があったとしても、微量しか含まれていない可能性があります。

高いものを選んでとまでは言いませんが、それなりの価格で、出来るだけ保有量がしっかりと明記されているものを選ぶようにしましょう
保有量の記載がなければメーカーに問い合わせても良いでしょう。

テクスチャーも選ぶときの重要なポイント

テクスチャーとは、化粧品のさわり心地やつけ心地、肌にのせたときの質感のことをいいます。
さらっとした付け心地が良いという人もいれば、とろみのあるしっとりとした仕上がりになるものが良いという人もいます。

乳液はクリームと比べてさっぱりとした使用感ですが、さらに軽くさらっとした付け心地を好むのであれば、美容液も検討してみてください。
逆に、しっとりとした仕上がりがお好みの方は、クリーム状の美容液または、クリームを使用しても良いでしょう。

まとめ 自分のお肌を乾燥から早く救ってあげましょう

後でいいやと後回しにして良いことはほとんどありません。
お肌も一緒です。乾燥を放っておいたら、どんどん進行して、うるうるの肌を取り戻すことは大変困難になってしまいます。

「なんとかしなきゃ!」と思ったその時に行動あるのみです!
スキンケアを変えて、自分のお肌を乾燥から早く救ってあげましょう♡

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