投資初心者の女性こそ、いま「投資信託」を選ぶべき3つの理由

経験がない女性は敬遠しがちな投資信託。「まとまったお金なんて持ってないし」「興味はあるけど元本保証がないのが不安」といった声もよく聞きます。“お金を増やす”という意味では、株式投資や銀行預金などの方法もあり、それぞれ違ったメリットやデメリットがあるのも事実です。が、それでも投資信託を選ぶことをおすすめします。その理由を解説するので、「自分に向いているかどうか?」を考えてみてはいかがでしょうか。

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1杯のコーヒー代からでもスタートできる

毎日立ち寄るカフェやコンビニで、何気なくお金を使っていませんか?
例えば毎日、何気なく使うコーヒー1杯400円は、1ヶ月(30日)で12,000円になります。

そして、実はそのくらいのお金で投資ができることを知っていますか?
少額から投資ができる、それが投資信託の特徴の1つです。

投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの大きな資産としてまとめ、運用の専門家が株式や債券、不動産などに投資・運用する商品です。
その運用成果は、投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっています。

商品によっては長期的に運用することにより、例えばひと月あたり10,000円の資金が、5年・10年・15年と時間が経つにつれ、大きな金額になる可能性もあるでしょう。

運用期間が長ければ長いほど、利益が出やすくなります。

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分散投資でリスクを減らせる

初心者さんは「どのタイミングで、どの投資信託を買ったらいいの?」と思いますが、投資信託を買うタイミングを見極めるのは専門家でも難しいことです。

そんな時におすすめなのが「投信定時定額買付サービス」(月々5,000円から)です。
毎月決まった日に定額分、指定している投資信託を買い付けてくれるサービスで、積立投資とも呼ばれています。

一定の金額で定期的に買い付ける「ドル・コスト平均法」を使うので、投資信託の価格が上がった時は買付量が減り、価格が下がった時は買付量が増えるという仕組みです。
年2回のボーナス時期に合わせて、買い付け金額の増額にトライすることも可能です。
自分自身で毎月手続きをして購入するのとは違い、買い時を逃す、高掴みするといった心配が少なくなりますし、平均購入単価を下げるという効果も期待できます。

また、数多くある投資信託のなかから、購入する商品を選ぶのは至難のワザです。
「株式や債券、不動産などの商品に分散して投資すると、価格変動リスクを低減することができる」と言われていますが、この分散投資も初心者にはハードルが高いですよね。

そこで心強いのが、投資信託商品の1つである「バランス型投資信託」。
「株式◯%、債券◯%」というように、運用の専門家が最適と判断する投資比率を決めて運用してくれます。
すでに資産配分(分散)されたパッケージ商品のようなものですね。

ただ、バランス型投資信託と呼ばれる商品は多くありますので、選ぶ時には以下の3つを確認しましょう。

1、株式・債券・不動産など、「何」に投資しているのか
2、国内・海外(先進国・新興国)など、「投資先」はどこなのか
3、発生する「手数料」はどのくらいか

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投資の専門家が運用してくれる

個人で運用しようと思うと、多くの時間と知識が必要になります。
しかし、仕事や子育てに忙しく、なかなか時間をとれないのが現実ですよね。

株式投資をする場合は、自分で投資先を調べて、成長しそうかどうかさまざまな情報を集める必要があります。
自分で努力して情報を集めても、その通りに成長して、利益が出る保証はありません。
テレビなどでの情報でも、「株で大損した!」なんて話を聞いたりすると、怖くなってしまいますよね。

その一方で投資信託は、情報収集能力と分析手法を持った専門家が、そんな私たちに代わって運用してくれるもの。
先ほど紹介したバランス型投資信託などは、すでに資産配分・分散投資を実行してくれているので、私たちの時間や手間も省けます。

良い投資信託の“パートナー”を見つけて、二人三脚で運用を続けていくことで、ご自身の知識・経験を増やしながら確実性の高い資産運用をめざすことができます。

まとめ

今後の資産形成の1つに加えてみて

いかがでしたか? 投資信託を選ぶべき理由が分かりましたでしょうか。

いまは、家族でのちょっとした外食、または1回の飲み会で支払う程度の金額で投資ができる時代です。
投資信託は、投資家のプロが運用してくれるので、マイナスになるリスクも低いと言えるでしょう。

「運用に興味はあるけど、時間も労力もかけられない」という方や「リスクを抑えて安定運用をめざしたい」という方は、今後の資産形成の1つに、ぜひ投資信託という選択肢を加えてみませんか。

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