「それってホントにお得なの?!」“安い!お得!”とついつい思い込んでしまう言い回し7選

「セール」や「お買い得」、「まとめ売り」などという言葉を聞くと、お得そうだと感じ衝動的に買ってしまう人が多いでしょう。でもそれって本当にお得なのでしょうか?通常価格をあとで確認したら、実は損していたということもあるあるなんですよ!そこで今回は、元スーパー従業員さんなどの情報から、「お得だと思い込みやすい言い回し」について紹介したいと思います。損をしないために、ぜひチェックしておいてくださいね!

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お得だと思い込む言い回しその1「お買い得」

値段以上に価値があり、買うと得するようなものを「お買い得」と言います。けれど、価値観は人それぞれです。お店側からすれば「お得」だと思って付けている価格でも、他店舗では通常価格ということも結構あります。

「通常価格より20%オフ」などの場合は具体的なため、他店舗と価格比較しやすいですが、「お買い得」など抽象的な言い回しのときは、「なんとなくお得」だと思い込みやすいので要注意!本当に自分にとって「お買い得かどうか」見極めて、お得な商品だけを購入してくださいね。

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お得だと思い込む言い回しその2「セール」

商品が安く買えるというイメージを持つ人も多い「セール」という言葉ですが、「安売り」という意味のほかに、「販売」という意味もある英語の「sale」がもとの外来語です。日本では「タイムセール」や「閉店セール」など、実際に「安売り」をするときに使われることが多いです。

しかし、とくに安売りではなくても「セール」というケースも考えられます。実際にセールに行ってみて、「あれ?安くないかも…」と思ったことはありませんか?そういうときは、本当に商品が安くなっていない可能性が高いので、「セールなんだから、何か買わなきゃ!」という気持ちを抑えて冷静に判断してくださいね!値段がわからない場合には、スマホで商品名や類似商品を検索するというのもひとつの手段です。

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お得だと思い込む言い回しその3「いまだけ価格」

「いまだけ価格」と聞くと、「いまだけ」安いように感じてしまう人も多いでしょう。しかし、「いまだけ安い」のではなく、「いまだけの価格」なので間違えないよう気をつけてください。まれに、通常価格の上に重ねるはずの「いまだけ価格」の札がズレてしまっていることがあり、よく見ると通常価格より数円しか安くないケースもあります。さらには、通常価格より高いなんてことも…。なので、通常価格のよくわからないものを「いまだけ安い」と思い込んで買うのはおすすめしません。

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お得だと思い込む言い回しその4「詰め替え用」

「詰め替え用=安い」という印象がある人も多いと思いますが、詰め替え用を2つ買うよりも、「本体+詰め替え用」のほうが安い場合があります。とくに、テレビやネットでCMをしている商品に関しては、「詰め替え用2つ」と「本体+詰め替え用」の容量と価格を比較してから購入するのがおすすめです!

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お得だと思い込む言い回しその5「よりどり○点で」

「よりどり2点で1,000円」などの場合、価格を大幅にプライスダウンした商品とともに、売れにくい商品や、同価格の商品と比べて見劣りするものを組み合わせることが多いようです。そのため、自分が「いいな」と感じた商品ばかりを選んだり、価値のある商品を上手に選んだりすればお得になります。

しかし、「よりどり2点で1,000円」の場合、「欲しい商品が1つしかなく、もう1点は仕方なく選ぶ」という状況なら、よく考えてから買うべきです。割高でも単品で同じ商品を購入するか、類似商品を探したほうが安い場合があります。

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お得だと思い込む言い回しその6「とことん安い」

「とことん安い」というのは、お店の感覚であり、そのお店が普段提示している価格よりもだいぶ安いという意味です。他店と比べて「とことん安い」わけではありません。こちらも「お買い得」と同様、抽象的な言い回しで「なんとなくお得」だと思い込みやすいフレーズなので要注意!

相場の価格がわからない場合はスマホなどで調べたり、周りの人たちの食いつき具合を観察したりしてみると「買いかどうか」の判断がしやすいですよ!

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お得だと思い込む言い回しその7「1つ買うともう1つプレゼント」

1つ買うと同じ商品をプレゼントしてくれたり、何か「おまけ」を付けてくれたりするようなキャンペーンも、ついついお得だと思い込みやすいのでご注意を!実は、料金が割高に設定されていることも少なくありません。また、もらえるプレゼントが上乗せされている価格に満たないようなものもあります。

同じ商品を2個手に入れて使うかどうか、また、プレゼントされる景品を自分が欲しいかどうかをしっかり考えてから購入してくださいね!

まとめ

「通常価格」と「底値」を把握しておこう!

いかがでしたでしょうか?よく購入する商品の「通常価格」と「底値」を把握しておくことで、今回紹介したようなお得だと思い込みやすい言い回しやサービスをみつけたときに役立つことでしょう。ぜひ、普段の価格を暗記して、お得な買い物を実現し、節約につなげてくださいね!

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