「汗」と「臭い」大丈夫?夏こそ女子力を発揮すべし!!

夏場は少し外を歩くだけでも汗をかいてしまいます。汗をかくと臭いも気になりますよね。「自分の臭い大丈夫かな…?」と夏場は特に気になってしまうという女性も多いはず。すれ違う人にあの人臭いと思われるのはもちろん嫌ですし、周りの人を自分の汗や臭いのせいで不快にさせてしまうのは嫌ですよね。そこで今回は、夏の汗との臭いの対処法をご紹介します。

  1. 臭い

顔汗をかきやすい人ってどんな人?

顔汗をかきやすい人とは、どんな人なのでしょうか?
以下の項目に当てはまる人は、顔汗をかきやすく、メイク崩れしやすい人です。

自分が当てはまるかどうか、ぜひチェックしてみてください。

・肥満体型
・辛いものが好き
・ストレスに弱い
・運動不足
・新陳代謝が良い
・多汗症
・更年期障害
・大きな病気が隠れている

このようなことが暑さ以外で、汗をかく主な原因として挙げられます。
自分の汗の原因を知れば、防ぐことも可能です。

なので、まずはじめに「あなたは何が原因で汗をかいているのか」を探っていきましょう。

あなたの顔汗は何が原因?

肥満体型

「太っている人=汗っかき」というのは、みなさんご存知ですよね。
これは、体脂肪が増えて体内に溜まった熱を、うまく放出できなくなるからです。

つまり、体の余分なお肉が身体の大事な機能を邪魔しているわけです。
また、見た目では太っていない人でも、内臓脂肪が溜まっている場合には、同様に汗をかきやすくなります

辛いものが好き

誰でも辛いものを食べれば、多少なりとも汗をかくと思います。
辛いものには、発汗作用のあるカプサイシンが多く含まれているからです。
この成分に体が反応して、交感神経が刺激され出る汗を「味覚性発汗」と呼びます。

辛いものを好んでよく食べるという人は、この「味覚性発汗」が多いのです。

また、辛いもの以外にも、

・しょうが(ショウガオール)…血行促進、脂肪燃焼作用
・にんにく(スコルジニン)…血行促進、利尿作用
・コーヒー(カフェイン)…発汗、利尿作用

このような食べ物や飲み物にも汗をかきやすい成分が含まれています。

ストレスに弱い

大勢の前に出て話す時に汗をかくという人よくいますよね。
また、発表会や試験前など、暑くもないのに汗がドッと出てきたり、トイレが近くなったり…なんて経験がある人も多いのではないのでしょうか?
このような状況でかく汗を「精神性発汗」と呼びます。

人間は、極度の緊張や不安などの精神的ストレスを感じると、交感神経が刺激され、汗腺が活発化するので汗をかきやすくなるのです。
ストレスに弱い人ほど、この「精神性発汗」で日常的に汗をかくことが多いと言えるでしょう。

運動不足

身体が健康な状態であれば、普通は全身から汗が出ます。
しかし、運動不足だと汗をかく機会が減ってしまうため、心臓から離れている下半身や腕などの汗腺の働きが鈍くなるのです。

そのため、体内に溜まった熱を放出する際に、「温熱性発汗」作用が働くため、比較的動きの多い顔から汗が出やすくなります。

新陳代謝が良い

新陳代謝が良い人というのは、元々の筋肉量が多いです。
筋肉によって、基礎代謝活動が活発になり、汗をかきやすくなります。

基礎代謝とは、生きていくうえで必要不可欠なエネルギーを消費する活動のことです。
この活動量が増えることで、熱が発生し、その熱を体内から放出させようとして汗が出やすくなるのです。

多汗症

多汗症とは文字通り、通常よりも多く汗が出る症状です。
症状の度合いには個人差があり、軽度であれば「なんとなく肌が湿っているなー」ぐらいの状態の人もいれば、水滴がしたたるほど重度な状態の人もいます。

また重度の手汗多汗症だと、紙類を持つとふやけてしまったり、汗で手が滑ってハンドル操作に危険が及ぶこともあります。
このように日常に支障をきたすほど汗が出るという人は、一度病院で診察してもらったほうが良いでしょう。

更年期障害

女性は、年齢を重ねると女性ホルモンが減少していきます。
女性ホルモンが減少することによって、ホルモンのバランスが崩れてしまい、心身に様々な不調が現れる人がいるのですが、その中に「ホットフラッシュ」と呼ばれる症状もあります。
暑くもないのに、上半身がのぼせたり、ほてったりして発汗が起こる更年期障害の代表的な症状です。

大きな病気が隠れている

中には汗の症状から見られる病気もあります。
バセドー病、糖尿病、白血病などがあります。

明らかに健康的ではない異常な汗は、大きな病気のサインである可能性があるので、心当たりがないのに汗が出るという人は、早めに専門医への相談をおすすめします
原因が分かったら、原因に合った対策を!

標準体重よりも太っているのであれば、ダイエット、辛いものやコーヒーが好きという人は多く食べ過ぎないように、たくさん飲み過ぎないように注意する…といったように原因を知れば的確な対策が可能になります。

病気が原因ではないのなら、なるべく汗をかきやすい状況を作らないということが一番だと思います。
だからといって、好物を全く食べないようにするのはストレスになってしまうので、あまりおススメできません。

量や頻度を調節して、ある程度は「まーこのぐらいはいっか」と妥協点も見つけましょう。

汗によるメイク崩れの対処法

・汗をゴシゴシと拭かない
・メイク前のお肌のコンディションを整える
・化粧下地に皮脂コントロール効果のあるものを使う
・ファンデーションはパウダータイプを使う
・シミやニキビにはコンシーラーを使う
・フィッティングスプレーを使う

夏は特にメイク崩れを気にする女性が多いので、メイク崩れを防ぐための化粧品は数多く販売されています
顔汗でメイクが崩れやすいという人は、そういった専用のものを使うと良いでしょう。

スキンケアも同様に、夏の肌トラブルは意外と多いのです。
なので、夏専用のスキンケアを使って、お肌のコンディションを整えましょう。
お肌の調子が良くなることで、化粧ノリも良くなり、メイク崩れ防止にもなります。

また、夏は特にファンデーションの厚塗りは避けるようにしましょう
ファンデーションを薄塗りに変えることでメイクが崩れにくくなるのはもちろん、万が一崩れてしまっても、簡単に直しやすいです。

汗による臭いの対処法

汗による臭い対策に一番効果的なのは、「制汗剤」です。

制汗剤はさまざまな種類が販売されていますが、生活スタイルや利用シーンに合わせて使い分けたり、組み合わせたりすることで、より快適に使えます。
制汗剤を上手に使いこなしましょう!

スプレータイプ…汗をかいた後の臭いが気になる時

香りの種類が豊富なので、臭い汗を良い匂いにしてくれ、臭いを抑えるのに効果的です。

シートタイプ…外出先でたくさん汗をかいた時

汗やベタつきも拭き取ることができ、スーッとした爽快感を得ることができます。

ロールオンタイプ…お出かけ前や、汗をかく前

肌に直接塗れるため、長時間汗を抑える効果が期待できます。
主に脇に塗って使います

クリームタイプ…足裏の臭いや、ワキガケア

指でしっかり塗れるため、肌への密着度が高く、汗や水分が落ちにくいです。

臭いを一日中徹底予防しよう!

“朝”1分間だけシャワーを浴びる

朝はバタバタと忙しい人が多いと思うので、シャワーを浴びる時間が無いという人も多いのではないでしょうか?
しかし、夜に寝ている時の汗や皮脂、垢などが臭いのもとになるので洗い流すことが一番です。

たったの1分間だけシャワーを浴びるだけでも効果が得られ、体臭が発生しにくくなるので、普段から汗臭が気になるのであれば、朝の1分間のシャワーをおすすめします。

“昼”汗をかいたら1時間以内に拭き取る

汗を1時間放っておくと雑菌が繁殖し、悪臭に変化してしまいます。
なので、必ず汗をかいたら1時間以内に、ボディシートや濡れタオルで拭き取るよう心がけましょう。

また、乾いたタオルやハンカチで汗を拭く人も多いと思いますが、乾いたものでは水分は吸収できても臭いの成分は肌に残ってしまうので、ボディシートか濡れタオルを使うと良いでしょう。

“夜”お風呂に最低5分間浸かる

お風呂に最低でも5分以上浸かることで、体臭の原因となるベタベタした臭いの強い汗が出せるので、体臭予防になります
また、頭皮ケアシャンプーで頭の臭いを予防することもできます。

夏は特に後頭部が蒸れやすく、臭くなりがちです。
なので、夏の間だけでも、頭皮の臭いがケアできるシャンプーを使い、後頭部から首にかけて念入りに洗い流すと良いでしょう。

まとめ 暑い夏だからこそ、涼しげで、清潔感のある女性は魅力的♡

汗や臭いは女性らしさを半減してしまいます。
暑い夏でも涼しげで、清潔感を保てる女性は美しく、女性から見ても、男性から見ても魅力的に映ることでしょう。

そういった女性でも、暑い夏に汗は必ず出ますが、汗や臭い対策をきちんとしているだけなのです。
汗を防ぐ方法、清潔感を保つ方法、メイク崩れを防ぐ方法はたくさんあります。

やるかやらないかだけです!
暑い夏こそ、女子力を存分に発揮して汗や臭い対策をしてみませんか?

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