500円玉貯金成功の秘訣♡キーワードは「習慣化」

多くの人が口をそろえて大事だと言う「貯金」ですが、いくつになっても重要性が分かっていない人もいるんですよね。一回あたりの貯められる額が少ないと、「そんなのいくらやってもムダ、焼け石に水」と思ってしまいがち。しかし、「チリも積もれば山となる」は本当です。そこで今回は、「ちりつも」の効果をあらためて確認しながら、500円玉貯金を続けるコツをお伝えできればと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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週にたった1度でも、10年で24万になる!

まず500円玉貯金の効果を検証してみましょう。仮に週に一度、500円玉を貯金し続けたとしましょう。1ヵ月で約2,000円貯まります。これを1年続けると2万4,000円です。10年続けると24万円、50年続ければ120万円にもなります。

次は週に一度ではなく、毎日貯金したらどうなるでしょうか。1ヵ月なら500円×30日で1万5,000円貯まり、1年では500円×365日で18万2,500円貯まります。10年続けることができれば182万5,000円、50年続ければ912万5,000円になる計算です。一回あたりわずか500円の貯金でも、長く続ければ、これだけのまとまった貯金になることが分かります。

毎日500円を50年続けたら、まったく何もしなかった場合と比べて、約900万円の差がでるというわけです。こう聞くと少しは貯金の大事さが伝わるのではないでしょうか。ちなみに、本当に数ヵ月でも500円玉貯金を続けられれば、ここで示した計算額以上のお金が貯まっている可能性が高いです。なぜなら、人間はもっと欲しいという「欲」が出てくるものだから。自然と「もうちょっと貯めよう」と考えたり、「節約しよう」と思うようになったりするんですよ♪

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成功の秘訣はズバリ!「習慣化」

それでも長続きせず、途中で諦めてしまう人もいることでしょう。長く続けるにはどうしたら良いのでしょうか?

①未来の何に必要か考える

まずは「未来の何に必要か考える」ことです。そもそもなぜ500円玉貯金を始めるのでしょうか。この理由が「何となく貯めたい」ではなかなか続かないでしょう。例えば、老後のためや教育費のため、旅行のためといったことから始め、さらに詳しい未来の使途をイメージしましょう。500円玉貯金をする理由を明確に考えることが重要です。

この理屈は子どもの頃の勉強と同じです。どんなに親や先生から「勉強しなさい」と言われても、子ども自身が「なぜ勉強するのか」という理由がしっかり分かっていなければ、勉強も続きませんし、たとえ続いても身が入らず学力は上がらないでしょう。人間は、その行動に対する意味や行動後の効果が分からないことは続けられないものなのです。最初から大きな目標を決めるとゴールが遠すぎて続かなくなる可能性が高いので、まずは「10万円貯めて友達と旅行に行く」などといった、あまり大きすぎない目標設定から始めることをおすすめします。

②習慣化

次のコツは「習慣化」です。人間とは、どうしても年齢を重ねるほどに柔軟性が失われ、目新しいものに拒絶反応を示します。それだけに、たまにしかやらないような事は面倒だと感じやすく、途中で諦めてしまいやすいものです。なので、早急に500円玉貯金を習慣化してしまうことが大切です。500円ずつ貯めると生活に支障が出るようなら、100円玉貯金でも全然OK!金額は後で変えても良いのです。まずは「貯金をする」という行動を習慣化することが先決です。

家に帰ったら必ず貯金する、土曜の朝に必ず貯金する、といったようにルーティン化してみましょう。500円玉貯金を、歯を磨いたりシャワーを浴びたりといった日常的な行動の一つにすればOK。早急に貯金グセを定着させましょう!

③家計簿をつけ始める

最後のコツが貯金と「セットで家計簿をつけ始める」ことです。500円玉貯金が続かない人には、ハードルが高いようにも感じるかもしれませんが、少なくとも家計簿を付けるのにお金はかかりません。続けられるかは気持ち次第!貯金とセットで家計簿を付ければ、それだけお金のことを考え、意識する機会が増えることでしょう。自然と家計管理の意識も高まります。そうなれば、当初の予定以上にお金を貯めることも十分可能になるはずです。

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貯まりやすくなる5つの工夫

500円玉貯金を継続できるようになったら、さらに500円玉が集まりやすくなる工夫を重ね、お金が貯まるスピードをアップしましょう。スピードをアップするために、これから紹介する5つの方法を試してみてください。

①1,000円札で払う

「お財布を軽くしたい」「管理しやすくしたい」と考えて、なるべく小銭から支払おうとする方っていますよね。でも、500円玉貯金をするなら、これは避けたい習慣です。1,000円札を多めに持ち歩いて、何かを買った時、お釣りを500円玉でもらうように心がけましょう。

②会計を500円までに制限する

「1,000円札で払う」と組み合わせて考えて下さい。会計が500円以内なら、1,000円札を出せば基本的に500円玉を含んだお釣りがもらえます。ランチなどではちょっと厳しいと思いますが、コンビニでのお買い物なら可能ではないでしょうか?無駄遣いも減って、一石二鳥♪

③カード払いを減らす、やめる

キャッシュレス決済が流行っていますが、クレジットカードなどで支払っていると、500円玉は手に入りませんね。実はカード払いは、これ自体が「支出を増やす原因」になりがちです。500円玉貯金のついでに、いっそのことカード払いをやめてしまうのもありでしょう。

④小型貯金箱を持ち歩く

貯金箱ではなくても、小銭入れでもかまいません。要は「お財布を分ける」ことが大切なのです。いつも使っているお財布に500円玉を入れてしまうと、忘れた時には使ってしまいますよね。500円玉が手に入ったらまずそれに入れて、自宅の貯金箱に入れるまで分けておくのがおすすめ!

⑤女子会を断る

少しは貯金を意識している人でも、お酒が入れば忘れてしまうことも…。女子会などでは「現金での割り勘」が多く、ピッタリ払うほうが喜ばれるので、おのずと500円玉も使うことが多いんです。500円玉貯金に慣れるまでは、節約も兼ねて女子会は断るか、控えたほうが良いんですよ。また、周囲に500円玉貯金を宣言することも効果があり◎自分が忘れていても、周囲が監視役になってくれるので、500円玉貯金のチャンスを逃さずにすみますよ♪

まとめ

500円玉貯金の先には幸せな未来が待っている♡

いかがでしたでしょうか?「500円玉貯金なんて意味ない」という人がいます。しかし、そういう人に限って貯金が全然なかったりするものです。そういう人は、そのような考え方の先に待ち受ける未来を考えたことがあるのでしょうか。残念ながら、未来が全く見えていないのでしょう…。そんな考え方よりも、「500円すら貯金できないのはマズい」と考え、今日から500円玉貯金を始めたほうが幸せな未来が訪れることでしょう。1年先、5年先、10年先…と未来を見据えて、あなたも今日から500円玉貯金を始めてみてはいかがでしょうか。

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