“ウェット感”や“シースルーバング”でトレンドの仲間入り♪~おすすめのヘアバームと選び方~
リップやハンドクリームとしても使えるとっても便利な「ヘアバーム」♡おしゃれさんなら、愛用している方も多いはず!ヘアバームを使えば、流行りの濡れ髪やツヤ髪を簡単につくることができちゃいます♪さまざまなブランドから販売されていますし、薬局などで買える市販品からサロン専売品まで数も豊富なため、どれを選んだらいいのか迷ってしまう方も多いのでは…?そこで今回は、ヘアバームを選ぶ際のポイントをお教えしたいと思います。あわせて、おすすめのヘアバームもご紹介しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてくださいね♡
そもそも「ヘアバーム」って何?
「ヘアバーム」とは、ミツロウや天然のオイルを主成分としたスタイリング剤ことをいいます。髪をまとめつつ、ツヤと束感を演出できちゃいます♪ヘアオイルに似た質感と、ワックスに近いセット力を兼ね備えたハイブリッドさが魅力的♡
ヘアオイルのようなツヤや束感が欲しいけど、巻き髪をキープしたい人や、クセが気になって少し抑えたい人におすすめです!ワックスほどの動きは出にくいですが、ワックスの髪が固まったりベタつきが苦手な人には、ぜひ試して欲しいアイテムです。
また、ほとんどの商品が自然由来の成分で構成されているため、ヘアケア効果も期待できますよ♪そのほか、リップクリームやハンドクリームとしても使えるなど、使い勝手のよさも人気を集めている理由のひとつです♡
ヘアバームを選ぶ際の4つのポイント
ヘアバームを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します!
①「仕上がり」をチェック
目指す仕上がりを明確にすると、自分にあった商品が選びやすくなります。ヘアバームの仕上がりを決めるキーワードは「まとまり」「ツヤ」「束感」「セット力」。
・まとまり…強いとタイトに仕上がり、弱いならセット力が高い場合も
ヘアバームの多くは、まとまりが強い傾向に。広がりやすい髪を抑えたり、ショートやボブスタイルをタイトに収める用途であれば、まとまりが適度・強いものを選ぶことをおすすめします。髪のダメージ・乾燥が気になる場合も、まとまりがしっかりと感じられる商品の方が、パサつきを感じにくい仕上がりになるでしょう◎
逆に、髪が細い・毛量が少ないなど、あまりボリュームダウンした仕上がりが好みではない場合には、まとまりが弱めな商品がおすすめ!まとまりにくさを感じるものは、束感やセット力が高くワックスの要素が強い商品です。ハリ・コシを感じやすいので、髪に元気な印象を与えたい大人女性にもおすすめです。
・ツヤ…強いとウェット感が出て、弱いと軽やかな印象に
ツヤが強いとウェット感と重さが出やすく、弱いとサラサラと軽やかな印象に仕上がります。大きく分けると、「表面をコーティングしたようなギラつきのあるツヤ」と、「健康的に見える自然なツヤ」の2タイプがあります。「表面をコーティングしたようなギラつきのあるツヤ」は、濃いめのしっかりメイクをしているような気張った印象になります。モードさや、フォーマル感を出したい場合におすすめです。
・束感…太めなら毛流れを作りやすく、細ければニュアンスを出しやすい
ヘアバームは束感が強い傾向にあります。大きく分けて、「太くざっくりとした毛束になる」ものと、「細かく繊細な毛束も表現できる」ものの2タイプがあります。「太くざっくりとした毛束」は毛流れを強調する仕上がりで、カジュアルな印象に!髪全体にラフになじませるのがおすすめ◎
「細かく繊細な毛束」は、ニュアンスのある女性らしい色気を足すことができます。顔まわりや結んだときのおくれ毛や、トレンドの「シースルーバング」など、ポイント使いがしやすいです!
・セット力…浮いた襟足を抑えたい・カールキープしたい人は注目を
ヘアオイルとの大きな違いが、セット力の有無です。いまはある程度セット力のある商品が主流ですが、アイロンでつくったカールをダレさせずにキープしたい人や、浮いた襟足を抑えたい人など…、スタイリングの操作性を重視する場合は、セット力の強さにも注目すると良いでしょう◎
ワックスに近い固まる仕上がりのものもありますが、トレンドは固さの出にくいタイプ。風になびき、指どおりのよさも感じられる商品が理想です。ただ、テクスチャがこってり・油分感が強いものは、つけたてはスタイルをキープしても、重さに負けてダレやすくなるという傾向もあります。カッチリとしたスタイルキープが最優先であれば、ワックスやヘアスプレーを選びましょう!
②「テクスチャ」をチェック!
「バームは硬くて手に取りにくい」というイメージもありませんか?今はテクスチャのバリエーションも豊富ですが、スタイリングに不慣れであったり、初心者の場合は、やわらかめのタイプがおすすめです!手に広げたときに固さが残る場合、髪になじませたときもムラになりやすかったり、つけすぎてしまったりしやすいからです。
商品を実際に触れないときには、成分表記をチェック!バームはミツロウが多いほど硬くなり、オイル成分が多いほど、やわらかな質感になるという特徴があります。成分表示は内容量の多い順から記載されています。成分表の最初にシア脂などのオイルが多く記載されていたり、成分表の後ろのほうにミツロウが書いてあったりするものは、比較的やわらかなテクスチャです◎
③「成分構成」をチェック!
ヘアバームは、基本的にミツロウやシア脂など、保湿効果がある天然成分で構成されているので、髪の乾燥やワックスによる頭皮の乱れが気になる人でも、使いやすいスタイリング剤です。
しかし、「天然成分90%以上じゃないとバームと呼べない」などといった明確な定義はありません。気になる成分がある場合には、シンプルな成分構成の商品が無難ですが、保存料などのバランスを調整する成分が少ないとオイルが酸化しやすい・使用期限が短いという傾向もあります。メリットとデメリットがあることを踏まえて、商品を選んでくださいね!
④「使用感」をチェック!
使い続ける上で外せない、使いやすさも重要です。使いやすさのポイントをまとめてみました!
・容器…酸化を防ぐならガラス瓶、持ち運びなら軽いプラスチックがおすすめ
・取り出しやすさ…中身が減っても取り出しやすい平たい容器がベスト
・香り…男女問わない柑橘系・ハーブ系がおすすめ。基本的に髪につけると無臭化する傾向あり
・用途…ハンドケア・リップケアできるマルチケアタイプも
・付属品…爪に入りにくいスパチュラつきの選択肢も!
おすすめのヘアバーム5選
①ミルボン「ジェミールフラン メルティバターバーム」 ¥1,450(税込)
♥洗い流さないトリートメントとハンドクリームの兼用タイプ
こちらは、広がりやすい髪やくせのある髪におすすめの洗い流さないトリートメントです。シアーバターと植物性バターのダブル配合で、しっとりとしたうるおいのある髪に仕上がります。夜にトリートメントを付けてまとまった髪が、朝まで長時間キープ可能◎サラサラ質感の軽さを持ちながら、適度なツヤ・まとまり・束感を表現することができるので、いかにもなスタイリング感は好みじゃないけど、何もしていない髪よりも、少しカチッとした印象が欲しい人にぴったりです♪ハンドクリームとしても使える兼用タイプで、旅行などにも持ち運びやすいですよ!
②ナプラ「N. ナチュラルバーム」 ¥1,501(税込)
♥シアバター配合で髪にツヤを与えつつ束感を出せる
柑橘系の香りでリフレッシュできるヘアバームです。シアバターなどの天然由来原料のみでつくられています。硬めのテクスチャーで、毛先にツヤのある束感が出せるのが特徴!ナチュラルな印象にもアレンジすることができるため、ふわっとした仕上がりが好みの方にもおすすめです。手に余ったバームはそのままハンドクリームとしても使用できちゃいます♡
③ザ・プロダクト「ヘアワックス」 ¥1,246(税込)
♥髪・ネイル・リップに使えるオーガニックタイプ
「product」は自然派のヘアケアブランドで、この「ヘアワックス」は、昨今のヘアバームブームの先駆け的存在です。
濡れたようなツヤとまとまりに、適度なセット力をあわせ持っています。原材料はシア脂、ミツロウ、トコフェロール、マンダリンオレンジ果皮油、アロエベラ液汁のみなので、髪にはもちろんネイル、リップケアなどの全身のケアにも使用できますよ♪コンパクトサイズなので携帯しやすく、外出先でのスタイリングや肌の保湿ケアも手軽に行えます◎
④ボタニスト「ボタニカルヘアバーム レモングラス&ゼラニウム」 ¥1,403(税込)
♥スタイリングとヘアケアをまとめて行える
こちらは、11種類のアミノ酸を配合したヘアバームです。手のひらであたためてオイル状にすることで、ウェット感のあるスタイリングに仕上がります。アスパラギン酸やアルギニンなどの髪補修成分を配合しているため、髪のケアも同時に行えるのが魅力です♡爽やかなレモングラスとゼラニウムの香りで、ボディーケアやハンドクリームとしても使用できちゃいます♪
⑤アロマキフィ「オーガニックバター ウェットアレンジ」 ¥1,112(税込)
♥程よい濡れ感とナチュラルな動きのあるスタイリングが可能
髪のスタイリングからリップバームまで幅広く使える、マルチなオーガニックバターです。髪に使用すれば、動きのあるウェットな仕上がりになります。タイトにまとめるだけでなく束感も出るので、トレンドの「シースルーバング」やおくれ毛など、トレンドのニュアンススタイルにも向いています!精油100%のアロマティックローズの香りも魅力で、練り香水としても使用できますよ♪シリコンやパラベン、合成香料などは使っていません。シアバターやホホバオイルを含む、天然由来原料95%でつくられたバターというのも嬉しいポイント♡
ヘアバームを使ったスタイリングのコツ
最後に、ヘアバームの基本の使い方とスタイリングをきれいに仕上げるコツをお教えします♡ぜひ参考に、理想のヘアスタイルを完成させてくださいね!
<基本のスタイリング手順>
①髪の毛は乾かし、アイロンなどでスタイリングしておく
②適量を手に取って、あたためてオイル状にする
③最初は毛先から揉みこむようにして、全体に付けていく
④余ったバームは髪の表面に付ける
⑤最後に全体のシルエット、前髪や顔まわりを整える
<スタイリングをきれいに仕上げるコツ>
①しっかりと手のひらで溶かしてから使う
ヘアバームは、しっかりと溶かしてから使用するのがポイントです。溶けていないまま髪の毛に付けてしまうと、ムラができてしまったり、塊のまま髪に付着してしまう可能性があります。オイル状なるまでしっかりと手のひらであたためましょう!
②ヘアバームは毛先から付けはじめる
ヘアバームを使用する際は、必ず毛先から付け始めましょう!根元や表面から付けてしまうと、全体がべたっとした印象になってしまいます…。毛先を揉みこむようにして、「内側から表面へ」を意識してつけていくと失敗しにくくなりますよ♪
まとめ
ヘアバームでトレンドスタイルを取り入れよう♪
いかがでしたでしょうか?スタイリング剤の1つであるヘアバームを使いこなせれば、トレンドのヘアスタイルを取り入れるのも簡単♪あっという間におしゃれさんの仲間入りができちゃいますよ!今回の記事を参考に、あなたの求める仕上がりやテクスチャ、成分、使用感などをチェックして選んでみてくださいね。ぜひ、お気に入りのヘアバームを見つけて、おしゃれなヘアスタイルを叶えてください♡