「まぶたの不快感は乾燥が原因!?」“ドライまぶた”になってしまう原因と対処法

顔の中で一番デリケートな部位と言えば、まぶたではないでしょうか?カサカサしたり、荒れてしまうと非常に厄介…。実は、まぶたの皮膚は体の他の部位の皮膚より80%も薄いので、外部の刺激を受けやすいんですよ!“ドライまぶた”になると、炎症、皮むけ、発赤、かゆみなどを伴い、少し過敏になっただけでもヒリヒリ感やかゆみが生じてしまうんです。そこで今回は、まぶたが乾燥してしまう原因と対処法についてお話ししていこうと思います。お悩みの方は、ぜひご一読ください♡

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“ドライまぶた”って何?

“ドライまぶた”とは、「正常なスキンバリアが崩壊することで生じる、目の周りの炎症や皮むけ」のことをいいます。皮膚の表面が乾燥すると、皮膚内部の水分が失われ、炎症を引き起こしてしまいます。他の部位と同じように、ドライまぶたも手触りや見た目が変わるので、見逃してしまうことはまずないでしょう。まぶたがカサカサしていたり、赤くなったり、かゆみ、皮むけ、腫れが出たりする場合は、ドライまぶたの可能性が高いです。目の周りの皮膚は薄い上に、とても敏感です。なので、他の部位が乾燥したときよりも、症状が強く出ることが多く注意が必要です。

また、保湿液に対する反応からもドライまぶたの診断ができます。保湿しても皮膚の炎症や皮むけが治らない場合は、ドライまぶたの可能性があります。他にも、脂漏性皮膚炎や接触性皮膚炎、湿疹の可能性も考えられます。

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ドライまぶたの原因

まぶたはさまざまな理由で乾燥します。例えば、遺伝的な皮膚疾患、ストレス、全身の健康状態など…。しかしながら、ドライまぶたの最大の原因は、季節の変化に伴う気温の低下や空気の乾燥なんですよ。秋冬の気候は皮膚から皮脂を剥ぎ取るので、皮膚の自然な保湿バリアが弱くなり、カサつきやかゆみが生じてしまうんです。夏は唇が潤ってスベスベでも、冬になるとカサカサしてヒビ割れるのと同じです。

また、湿疹や皮膚炎を引き起こすアレルゲンや刺激物が、まぶたを乾燥させることもあります。メイクはもちろん、他にも香水や花粉、マニキュアなどが引き金になることもあります。なので、新しい化粧品を購入した際は、顔以外の皮膚でパッチテストをしてからの使用をおすすめします。そうすれば、特定の成分に対する肌の反応が確かめられますよ!

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ドライまぶたの対処法

まずは、まぶたのメイクをやめましょう。アイクリームやアイメイクは症状を悪化させることがあるので、一時的に控えるべきです。また、いつものアイテムを肌にやさしく保湿性の高いアイテムに変えるだけでも大きく変わってきます。“低刺激”“低アレルギー性”“無香料”などと書かれた敏感肌用の製品を選んでくださいね!

それでも炎症が治まらないようなら、市販のヒドロコルチゾン1%クリームを1日2回塗ってみることをおすすめします。このクリームが頻繁に必要な場合は、皮膚科でステロイドが含まれていない処方薬を出してもらい、必要な検査を受けたほうがよいでしょう。

もし、上記の方法でドライまぶたが実際に改善しても、以前のスキンケア習慣に戻らないでほしいです。肌にやさしい敏感肌用の製品で、目の周りのデリケートな肌をいたわり続け、今後の炎症を抑えていきましょう!ヒアルロン酸、グリセリン、ビタミンE、ナイアシンアミド、スクアレン、セラミドは、乾燥肌の強い味方です♡反対に、オイルやワックスのような閉塞性成分(石油、ビーワックス、ミネラルオイル、シリコン、ラノリン、酸化亜鉛など)は、皮膚に不活性な層を作り、皮の水分喪失を物理的にブロックしてしまうので避けましょう!

まとめ

低刺激の肌にやさしいアイテムを選ぼう!

いかがでしたか?まぶたに異常が出るたびに、一生この悩みと付き合っていかなきゃなのかな…と思ってしまいますよね。でも絶対に治るので大丈夫です◎ドライまぶたには、刺激物が使われていない、シンプルで肌にやさしい製品を使いましょう。炎症を抑え、乾燥した肌を潤してくれる低刺激のアイテムを使っていれば、再発は防げるはずですよ!もし、それでも症状が治まらないときは、皮膚科でご相談してみてくださいね。

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