あなたは「隠れDV被害者」になっていませんか? 今すぐチェックしましょう

カレとの関係で感じるモヤモヤが、実はDVだったとしたら……? DVとは、直接的な暴力だけではないのですよ。「男女の間ではよくあること」と片づけるのではなく、隠れDV被害者になっていないか、チェックリストで確認してみてください。そして、もし隠れDV被害者になっていたら、その解決方法も考えていきたいと思います。

  1. DV
  2. 被害者
  3. チェック
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無視する・バカにするは立派なDVです!

まずは、隠れDV被害者になっていないか、下記の質問に答えてください。
こんなふうに感じること、ありませんか?


1つでも当てはまっていると、隠れDV被害者の可能性があります。
被害者になりやすいのは、「自分には価値がないのではないか」と思っている女性です。

本人に学歴やキャリアがあっても、自己評価が低いと陥りやすいのが恐ろしいところです。
カレに対する要求の水準が低いことが多く、「こんなことを言ってくれた人を初めて」「親にもされたことがないことをしてくれた」と、DVの罠にはまってしまうのです。

カレから、次のようなことをされた経験はありませんか?

●話を無視してテレビの音量を上げる
●機嫌が悪くなると口をきかなくなる
●「教えてほしい」と伝えても収入を明かさない
●結婚の話をしたがらない
●ケンカをするたびに「もう別れる」と言う
●「おばさん」などイヤなあだ名をつけてあなたを呼ぶ
●あなたの友人や家族、仕事をバカにする

これらは、じつはもう立派なDVです。
結婚などの重要なことを決断せず、関係を引き延ばすという態度も、出産のタイムリミットがある女性に対して優位に立つという意味で悪質です。

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自分の優位性を保つためにDVが起きる

DVは、なぜ起こってしまうのでしょうか。
パートナー間において、「自分の優位性が脅かされている」と感じた時に、相手を支配するために加害者となるのです。

DVの背景にあるのは、「自分の優位性を譲りたくない」という暗黙の支配構造です。
表向きは対等でいるつもりでも、根深いジェンダー意識があったりすると、自分の優位性が脅かされた時に「自分を脅かす女性に問題があり、それを正すための正義だ」として、相手を自分より下の位置に置こうとするためにDVが起こるのです。

今はモラハラという言葉も広まり、「殴る蹴る」だけがDVではないと理解されてきています。
たとえば実際に身体に触れる暴力がなくても、パートナー女性を脅したり、怖がらせたりすることはもちろん、パートナー女性が大事にしているものを貶めることもDVの入口です。

これは、相手の領域のことを悪く言う=委縮させて支配する、という構図につながるからです。
DVは、日常生活の中で行われて定着していきます。

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カレからDVを受けている場合の改善方法

もし、あなたがカレからDVを受けている場合、その関係を変えるにはどうしたら良いでしょうか。

ズバッと言うなら、別れたほうが良いです。
そんなDVをしてくるカレとは、将来を考えられないですよね。

でも、「すぐに別れられない……」というあなたのためにアドバイスするなら、相談できる第三者を持つことです。
その人にこっそり話を聞いてもらって、カレに秘密を作りましょう。
相手のことをすべて把握して、束縛しようとするカレの思い通りにならないことです。

また、カレと知り合う前のあなたは、どんな女性でしたか?
DVが続くと、元気も自信も失ってしまいます。
変えるべき自分を持つことが大切です。夢もあり、将来に希望を持っていた時のあなたを絶対に忘れないでください。

次に、カレから何か文句などを言われたら、勇気を出してカレに言い返してみてください。
カレから言われっ放しでは、DVを助長させるだけです。
勇気を出して言い返すだけでも、カレは「あれ?」と調子が狂います。
カレに「怒らせたらやばいな」と思わせるくらいのあなたになれれば、カレの言動も変わってくるでしょう。

そして、「この人と結婚できなかったら、私はどうなっちゃうんだろう」と思うより、「私は全然1人で生けていける」と思える自分を育てることが、DVをはねつける第一歩になると思います。

最後に、何も言わなくても上手くいく理想の王子様は、どこにもいません。
結婚も恋愛も、言いたいことを言わない側がどんどん劣勢になっていくものです。
自分の意見を伝えて、カレと対話できる関係を構築しましょう。

まとめ

カレと対等な関係を築けますように

パートナーであるカレとの関係は対等であるべきですから、あなたが二歩も三歩も下がる必要はありません。

自分がおかしいと思うことはきちんと伝えるなど、あなたの意見をはっきりとカレに伝えることが大切です。

カレと対等な関係を築いて、素敵なパートナーになれると良いですね。

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