デートDVに要注意!こんなことする男には気を付けて!!

「デートDV」という言葉ご存知ですか?実はこのデートDV、中高生のカップルの間でも深刻化している問題なのです。デートDVは気付きにくいということもあり、何事もなく過ごしているカップルも多いのですが、実はデートDVを受けていたり、あるいは自分が加害者になってしまったりすることもあるのです…。「え?私は大丈夫かな…?」なんて心配になる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、近年急増するデートDVについて探っていこうと思います!みんな誰しも大好きなパートナーを傷つけたくないし、傷つけられたくないのが本音だと思うので、この機会に、自分は大丈夫かどうか一度確かめてみてください。

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そもそも「デートDV」って何?

「DV=家庭内暴力」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
一般的に、「殴る」「蹴る」などの行為が暴力に該当し、DVと理解している方がほとんどではないでしょうか?
これは結婚した夫婦の間の暴力のことを言います。

一方、「デートDV」とは、「結婚はしていないけれど、デートするくらい親密な間柄の二人の間に起こる暴力」のことを指します。
「暴力」というと、殴る蹴るといったものを想像しまいがちですが、デートDVが暴力と位置づけるものは他にもたくさんあります。

デートDVの種類

①身体的暴力…殴る蹴るなど、肉体に危害を加える暴力
②精神的暴力…暴言を言い続けたり、ケータイを勝手に見るなどの精神的なダメージを与える暴力
(被害者にはダメージの自覚がないことも多いのですが、何かしらの影響は必ずあります)
③経済的暴力…借りたお金を返さなかったり、デート代をいつも全額負担させるなど
(中高生の若いカップルでもこうした深刻な問題が起こっています。さらに、大人になると何百万~何千万円の多額な被害が明らかになるケースもあります)
④性的暴力…避妊に協力しなかったり、嫌がっているのに無理やり性行為をしようとする
⑤行動の制限…勝手に出かけさせず、10分ごとにどこに行ったか報告させるなど…相手の行動を制限させる暴力

デートDVが起こる原因は?

実はデートDVは、誰でも加害者にも被害者にもなる可能性があります。
というのも、加害者は相手が嫌いだから暴力をするわけではないからです。
相手のことが好きすぎて、失いたくなくて、近くに置いておこうとする気持ちから、暴力で相手を支配しようとするのです。

デートDVは、外から見ているだけでは分かりにくいという特徴があります。
加害者は、被害者以外に対しては温厚で、本当に良い人であることも多いのです。
なので、被害者が共通の友達に、自分の置かれている状況を相談したとしても、「あの人がそんなことするわけない」と信じてもらえなかったり、「それだけあなたを心配しているんだよ」となだめられてしまうことも多いのです。

そんなこともあり、「やっぱり自分は被害を受けていない」なんて、納得してしまうことがあるのです。

デートDVに気付かずに過ごしているカップルも多い

デートDVは、本人でも気づかないということが多々あります。
加害者が危害を加えていることに気づかないこともあるし、被害を受けている側が、「自分に悪いところがあるから、相手を怒らせてしまっている」と思って、自分のせいだと考えている場合があります。

また、男性が加害者で女性が被害者という構図が最も多いのですが、女性が加害者で男性が被害者というケースもあり、この場合さらに気付きにくくなります。

もし、自分がデートDVに関わっていたとしたら…

もしも、自分が加害者だったら…

残念ながら、自分が加害者かどうかは自分だけでは判断しにくいものです…。
もし、自分が危害を加えているかもしれないと不安になった場合、時々自分の行動を振り返ってみたり、パートナーの様子を見て、自分の行動を見つめ直す必要があるでしょう。

ちゃんとパートナーを見つめれば、自ずと答えは見えてくるものです。
過度にパートナーを縛りつけてしまっていた場合や、自分に怯えている様子が見えた場合は、今までの行いをしっかり反省し、関係性を修正するよう努めましょう。

もしも、自分が被害者だったら…

では、もし自分が被害に遭ってしまっていたら…身体的な暴力を受けていない場合、これも自分ではわかりにくい場合がほとんどですが、相手のことを「なんか怖い」と思ったら、それはもう被害に遭っている証拠です。
自分に何かよくない点があると思うなら、それは直すに越したことはありませんが、自分によくない点があったとしても、それが暴力を受けていい理由にはならないということをお忘れなく!

もしも、身近な人が加害者だったら…

もし、あなたの身近な人間が加害者だった場合、自覚がない可能性もあるため、かなり繊細で、難しい問題ですよね…。
でもまず、「あなたのやっていることは、あなたが大好きなパートナーのためになっているの?」などと聞いて諭すのが良いかもしれません…。

また、エスカレートしている場合は、素人では解決できないこともあるので、場合によっては、デートDVの相談電話などに相談してみるのをおすすめします。

もしも、身近な人が被害者だったら…

では、身近な人が被害に遭っていた場合を考えてみましょう。
安易に「別れたほうがいい」などと伝えるのは逆効果の場合がほとんど。

デートDVを受けている人は、たとえ暴力を受けていたとしても、相手のことが好きで、一番は相手が変わることを願っています。
なので、「別れたほうがいい」と言ってしまうと、相手を守ろうとしたりして、何も相談してこなくなってしまう可能性もあります。

そこで、それはデートDVであるという事実と、あなたは悪くないということを伝えてあげましょう
そして、何があっても、どんな理由があっても、それが暴力を受けていい理由にはならないんだよ!ということも。

最後に、「相談窓口があること」も教えてあげましょう。

まとめ 幸せになるために暴力は必要ない!

大人になったら、自分で考え、決断・行動していくしかありません。
自分の身は自分で守るしかありません。

ただ、寄り添ってくれる方はいるはずです。
親身になってくれる友人や家族がいます。
もし、困ったことがあったなら頼っていいんです。
相談窓口でもいいんです。

辛く苦しい状況が続く場合は、そのままにしないでくださいね!
あなたの大切な時間、大切な命を無駄にしないでくださいね!

幸せは自分で決めて良いと思いますが、あまりに一般とかけ離れすぎている場合は、一度よく考えて周りの意見も聞いてみてくださいね。
幸せになるまでの日々には、時には辛く悲しいこともありますが、暴力は無くていいはずです。

最終的に決定するのはあなたですから、あなたが最も幸せになれる道を選んでいきましょう!

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