「シャンプーって毎日するべきなの?」髪や頭皮を守る正しいシャンプーの知識

多くの日本人にとって、シャンプーは毎日のルーティーンになっていますよね。しかしながら、シャンプーは、自分の髪の状態によっては毎日しないほうが良いんですよ。髪や頭皮のことを考えたら、洗いすぎな方もいます。そこで今回は、適切なシャンプーの頻度についてご説明したいと思います。髪や頭皮を大切にしたいという方は、要チェックです!

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毎日のシャンプーで起こること

シャンプーは毎日の習慣という方も多いのではないでしょうか?しかし、シャンプーは自分の頭皮の状態や髪質によっては毎日する必要がないと言えます。まずは、毎日シャンプーすることによるメリットとデメリットについて確認していきましょう!

♥ 毎日シャンプーのメリット
毎日シャンプーをすることによって得られるメリットとしては、一日の頭皮の汚れを落とすことが挙げられます。頭皮を清潔にキープすることで、健康的な髪の毛を育てることもできるでしょう。また、頭皮の匂いやベタつきを毎日のシャンプーで綺麗にすることができます。

♥ 毎日シャンプーのデメリット
毎日シャンプーすることで起きるデメリットとしては、余分な頭皮の皮脂まで落としてしまうことが挙げられます。そのため、髪が乾燥しダメージヘアになる恐れがあるでしょう。経済面で考えると、水道代やシャンプー代の費用が掛かることが懸念されます。

※ 毎日シャンプーするなら回数は1回のみ
朝の出勤・通勤前にシャンプーをして出かける方も多いのではないでしょうか?しかし、シャンプーするのであれば、基本的に回数は1回のみに留めておきましょう。なぜならシャンプーのし過ぎは、頭皮を守る良質な皮脂まで洗い流してしまう恐れがあるからです。その結果、刺激に弱くなり頭皮トラブルから髪が傷む原因になるのです。

また、シャンプーのタイミングとしては朝よりも夜がおすすめです。夜には髪の毛の成長に良い「成長ホルモン」という脳内物質が分泌されます。それに伴い、栄養分が十分に頭皮へ行き渡るには頭皮を清潔にしておく必要があるのです。

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毎日シャンプーしたほうがよい人

それではシャンプーはどれぐらいの頻度が良いのか解説していきます。毎日シャンプーがおすすめな人にはどのような特徴があるのでしょうか?以下の特徴が当てはまる人は毎日のシャンプーがおすすめです。

・頭皮がオイリータイプで、ベタつきが気になる人
・スポーツをして汗をよくかく人
・ホコリっぽい環境にいる人

頭皮がオイリータイプの方は、頭皮の皮脂が原因で頭皮トラブルに繋がる恐れがあります。皮脂詰まりが原因で髪がベタつき、髪の毛の成長に影響が出る可能性が出てくるでしょう。

また、スポーツをする習慣があり、汗を毎日かくのであればシャンプーで汗を洗い流すことをおすすめします。特にプールに入る機会が多い方は毎日のシャンプーが必要です。プールには塩素が入っているので、髪に付着した塩素は洗い流しましょう。塩素は髪の毛にとって、良い成分とは言えません。スポーツ後はシャンプーを毎日することで頭皮を清潔に保ちましょう。

最後にホコリがある環境で一日過ごしている方は、髪に付着しているホコリなどの汚れをシャンプーで洗い流すことが重要です。ホコリやチリなどの汚れは髪が絡まる原因になります。

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毎日シャンプーしないほうがよい人

毎日のシャンプーがおすすめできない人とはどんな特徴があるのでしょうか?以下で具体的な特徴について確認していきましょう。

・髪の毛の細い猫っ毛タイプの人
・頭皮がドライタイプの人

基本的に、髪が細く乾燥しやすい髪質の方はシャンプーを毎日しなくとも問題ないと言われています。どうしても匂いが気になる場合は、湯シャンのみですませ頭皮の皮脂を落としすぎないよう注意しましょう。

※ 髪や頭皮の状態で判断しよう
毎日シャンプーが必要かどうかは、髪や頭皮の状態で判断しましょう。例えば、季節によってシャンプーの頻度を調節することが可能です。夏場は汗をかくことが多く、匂いも気になることも多いでしょう。この場合、シャンプーを毎日するのが適していると言えます。

また、髪質によってもシャンプーの頻度を見極められます。一般的に女性よりも男性の方が皮脂の分泌が多いと言われているので、大半の男性の方は毎日シャンプーをしても問題ないと言えます。

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正しいシャンプーのポイント

シャンプーは髪の毛にとって必要であると共に、ダメージにもなり得ることが分かりました。シャンプーで髪を傷つけないためにも、正しいシャンプーのやり方を知る必要があります。そこで今回は、髪を傷つけない正しいシャンプーの仕方を確認していきましょう。

①洗浄力の強すぎるシャンプーを避ける

洗浄力の強いシャンプーは、必要以上に頭皮の皮脂を洗い流してしまうことがあります。頭皮の皮脂は頭皮を刺激から守ってくれるバリアの役割もあります。そのため、必要な皮脂は残しておく必要があるでしょう。適度に頭皮の皮脂を洗い流すことができる「アミノ酸系」や「ベタイン系」の成分配合のシャンプーがおすすめです。

②予洗いやすすぎはしっかりとする

予洗いとは、シャンプーをつけて頭皮と髪の毛を洗う前にお湯のみで洗うことを言います。お湯でしっかり洗うことで頭皮の汚れを8割ほど洗い流すことができるとされており、シャンプーをつけて洗った際も泡立ちがよく、必要以上に洗いすぎることがありません。ポイントとしては、お湯の温度は38度で1分間ほど予洗いすることです。

③頭皮に直接つけない

シャンプーはしっかりと泡だててから、頭皮を洗うようにしましょう。頭皮に直接シャンプーつけると泡立ちが悪いです。手のひらにシャンプーを溜めて、掻き立てるように泡を作りましょう。

④ドライヤーで髪を乾かす

ドライヤーをする前に、まずはタオルで髪の毛の水分をしっかりと拭き取りましょう。その後ドライヤーで乾かすことをおすすめします。濡れたまま寝てしまうと、髪のキューティクルを傷つけてしまいます。また、頭皮をしっかりと乾かしてあげる事で匂いの発生も抑制できます。

⑤朝シャンだけではダメ

朝シャンのみで済ましてしまう方は要注意です。頭皮の皮脂はシャンプー後、5時間以降からはシャンプー前の状態に元どおりになると言われています。そのため一日の終わりには皮脂や汚れが溜まった状態に。

また、朝シャン時は忙しい時間帯のため十分に洗えていない可能性が高いです。頭皮環境が悪い状態で過ごすのは、髪の毛のダメージの原因にもなり得ます。できるだけ、忙しい朝は避けて夜にシャンプーをするようにしましょう。

⑥お湯の温度に注意

お湯の温度は38度がベストと言われています。それ以下の温度であると、体温の温度と同じになるため十分に頭皮の皮脂を洗い流すことができません。逆に38度以上になると、過剰に皮脂が洗い流され乾燥の原因になります。38度の温度で洗い流すことをおすすめします。

まとめ

自分の髪質や頭皮に合わせてシャンプーの頻度を調節しよう!

いかがでしたか?毎日シャンプーするのが良いと思い込んでいた方にとって、目から鱗の情報だったのではないでしょうか。今回の記事を参考に、自分の髪質や頭皮に合わせてシャンプーの頻度を調節してみてくださいね!

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