クレンジングは美肌づくりの第一歩! 効果的なメイクの落とし方をレクチャー

美しい肌をキープしたいなら、落とすケアと言われるクレンジングがとても大切です。クレンジングには、メイクを落とす以外にも重要な役割がありますからね。そこで、メイク落としのコツやクレンジングの選び方、効果的な使い方をレクチャーします。メイク落としの理解を深めていってくださいね。

  1. クレンジング
  2. メイク
  3. 落とし方
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メイクの濃さや肌タイプによって使い分けましょう

ファンデーションやアイシャドウ、リップといった化粧品は油性成分です。
また、メイクに限らず、スキンケアの油分や皮脂など、肌には水を弾いてしまう油分が付着しています。
クレンジングは、油性の汚れを落とすために使用するものです。
油性の汚れを落とさないと、汚れが残って雑菌が繁殖し、肌トラブルの原因になります。
そのため、肌に付着した脂汚れは、クレンジングで毎日丁寧に洗い流すことが大切だと理解しておきましょう。

クレンジングは、メイクの濃さや肌タイプによって使い分けることをオススメします。
代表的なクレンジングのテクスチャーは、クレンジング・バーム・ジェル・クリーム・ミルク・シートタイプなどと、さまざまです。
自分の肌質に合ったものを選ぶのはもちろん、シーンに合わせて使い分けができるように、いくつか揃えておけばとても便利です。
メイク別やシーン別に、クレンジングの種類と選ぶポイントを解説します。

●ナチュラルメイクの場合

肌への負担が少なく、洗浄力も比較的マイルドなクリームクレンジングかミルククレンジングがおすすめ。
クリームタイプは油性成分と界面活性剤のバランスがよく、しっとりとした洗いあがりが特徴。
ミルクタイプは水分の配合率が高いため、みずみずしく肌にうるおいを残すような洗いあがりになります。乾燥肌の女性にもおすすめ。

●ポイントメイクの場合

目元や口元のメイクオフには専用のクレンジングを選びましょう。
目元や口元は皮膚がうすくデリケートなパーツ。ポイントメイク用のリムーバーを使えば、肌をこすらなくても、するっと落ちやすく肌に負担がかかりません。
余計な摩擦で刺激を与えず、短時間でしっかり落とせます。

●まつエクをしている場合

まつげエクステの接着剤は、油分と相性が良くない物もあるので、オイルクレンジングを使うとエクステが取れやすくなる場合もあります。
オイルフリーと記載のある水性ジェルクレンジングやウォータークレンジングを選びましょう。
目元は別でメイクオフすると、よりエクステに優しいです。

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肌にやさしくメイクを落とす5STEP

メイク落としをすることで、肌の負担となる皮脂やほこり、大気汚染物質も洗い流すことができます。
メイクの落とし方のポイントを解説しますので、遅くとも寝る前までに落とすようにしましょう。

STEP1 手を清潔に洗う

雑菌が手についたまま顔に触れてしまうと、肌トラブルのきっかけになることもあります。
まずは、メイクを落とす前に手を洗って清潔にしましょう。
石けんできれいに洗ったら、手に残った水分をタオルで拭き取って乾かします。
クレンジングは乾いた手で使うものが多いため、濡れた手で使うとメイクを落とす作用が十分に発揮されない場合もあります。

STEP2 ポイントメイクを拭き取る

ベースメイクとポイントメイクを一度ですべてを落とそうとすると、無理にゴシゴシとしてしまい、肌への負担が大きくなることもあります。
落ちにくいアイメイクやリップを先に落としておくと、肌への負担も少なくてすみます。
クレンジングをしみ込ませたコットンで、やさしくオフしましょう。目の際のアイラインは、コットンを四つ折りにして使うときれいに拭き取れます。

STEP3 クレンジングで落とす

パッケージに記載してある使用量を確認して、適量を手のひらに出します。
頬や額の広い範囲からスタートして、顔の中心から外側に向かって、力を抜いて大きく円を描くようにゆっくり優しく広げます。
アイホールや鼻の毛穴はメイクが残りがちになるため、薬指や中指を使って、より優しく、くるくるとしっかりなじませます。
決して力を入れて摩擦しないように注意しましょう。

STEP4 ぬるま湯ですすぐ

すすぎのお湯が熱すぎると、肌に必要な水分や油分まで落として乾燥を招く原因になります。
30~32℃くらいのぬるま湯でなじませるように洗い流します。
手でぬるま湯をすくって肌になじませるという過程を繰り返し、こめかみや生え際、フェイスラインにすすぎ残しがないようにしっかりと流しましょう。
さっぱりした洗いあがりが好みの方は、ダブル洗顔をして、すっきりと洗い流してください。

STEP5 タオルで拭き取る

清潔なタオルで優しく水分を拭き取りましょう。
ゴシゴシとタオルで拭くと、摩擦によって肌に負担をかけてしまう場合があります。
タオルで拭くというよりも、肌にやさしく当てるようにして水気を取るようにしましょう。

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乾いた手でクレンジングを使うこと

「落とすケア」と言われるクレンジングは、スキンケアの要であるにもかかわらず、間違った方法でケアをしている女性もいるではないでしょうか!?
美肌へ近づくためにも、正しいクレンジング方法を極めてください。

クレンジングにおいて、ほとんどのものは乾いた手で使用します。
手の水分とグリセリンが先に反応してしまうため、クレンジングは乾いた手で使うのがポイント。
手が濡れた状態だと、クレンジング効果が弱まり、メイクがきれいに落ちない可能性があります。
濡れた手で使えると表記されているアイテムでも、乾いた状態で使ったほうが洗浄力もアップしますよ。

次に、クレンジングの後に洗顔を行うことをダブル洗顔と言います。
肌質によっては、ダブル洗顔が効果をもたらすこともありますが、デメリットになることも。
特に乾燥肌や敏感肌の方は、肌に必要な皮脂を落とし、摩擦が増えることで肌への負担が大きくなるため、十分に注意してください。

まとめ

今よりも美しい素肌をめざしてください

クレンジングは美肌づくりの第一歩です。 落とすケアこそが、美肌の鍵を握るとも言われているほどです。

その日のメイクや肌の状態に合わせたクレンジングの選び方と正しい使用方法を守れば、美肌への近道となるはず。

今からでも遅くはありません。これを機にクレンジングを見直して、今よりも美しいうる・つや素肌をめざしてくださいね。

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