“知ってるの何個あるかな?”占い入門編 その1

「占ってもらいたいな…」と思っても、自分が占って欲しいことは、どんな占い方が適しているのかが分からないと、なかなか手を出しにくいと思います。そこで、今回は占いについて、ちょっと詳しく説明させていただきます。占いに詳しくなって、自分に合う占い方や、占い師さん選びの参考にしてみてください。

  1. 占い
  2. 運命
  3. タイミング

実は奥が深い、占いの分類

占いは大きく分けて、「命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)、霊(れい)」の4つの種類に分けることが出来ます。
命と相は、学問として誰でも学べますが、卜と霊に関しては、占い師の経験や能力に大きく影響されるので、誰でも占えるようになる訳ではありません。
では命、卜、相、霊について、細かく解説していきます。

人の運命や宿命を占う「命(めい)」

命(めい)の占いは、生年月日や生まれた時の時間や場所、星の動きなどを見て診断するものです。
人は色々なものを持って生まれてきます。
運命、宿命、運勢、性格、才能…など、そういった生まれながらに持っているものを見るのに向いているのが、命(めい)の占いです。

先天的に身についているものを見るのに適していますが、後天的に身についたものも、ある程度は分かります。
また、相性占いに用いられることも多いです。

しかし、生まれ持った生年月日など、時が経っても変わらないものとは逆に、人の気持ちなど、日々変わってしまうものを占う時には適していません

命(めい)の占い、代表的なもの

四柱推命、九星気学、開運気学、六占星術、星座占い、数秘術(カバラ)、動物占い、365日占い、0学、ホロスコープ、アカシックレコード、など

タイミングを見て占う「卜(ぼく)」

卜(ぼく)の占いは、タイミングや運などを見て判断する占いです。
この占いの根本には、「占ったタイミングに意味がある」とされています。
「物事は全て偶然ではなく、必然で起きる」という考えから来ているのです。

その為、卜(ぼく)の占いは、占うたびに違う結果が出るのが特徴です。
しかし、占い結果が変わるからといって、何度も繰り返し占うのが正しい占い方ではありません。
占いたいとちょうど思ったそのタイミングに出た答えが、最もふさわしい答えとなります。

卜(ぼく)の占いは、日々移り変わる人の気持ちなどを占うのに1番適しています。
また、自分の行動、選択肢によって将来が大きく変化する、近い未来を占うことにも適しています

卜(ぼく)の占い、代表的なもの

タロット、ルーン占い、易学、おみくじ、花占い、ダウンジング、など

姿や形をもとに占う「相(そう)」

相(そう)の占いは、顔や手相、家の配置、名前など、見た目で分かる状況から占い結果を出すものです。
相(そう)の占いは、ちょうど、命(めい)と卜(ぼく)の中間のような占いです。

命(めい)が、生年月日などの変わらないものをもとに占うのに対して、卜(ぼく)は、人の気持ちなどの移り変わっていくものを診断します。
相(そう)は、今は確かだけど、いつか変わるものから診断します。

また、相(そう)の占いは、形による占いの為、顔なら化粧、家なら模様替えといったように、自ら運気を良い方向へ持っていくことが出来るという特徴があります。
命(めい)、卜(ぼく)よりも、普段の生活に取り込みやすいので、開運の手法として用いられることが多いです。

相(そう)の占い、代表的なもの

人相、手相、家相、風水、姓名判断、など

霊的な力を利用して占う「霊(れい)」

霊(れい)の占いは、その名の通り、霊的な力を利用して占うものです。
卜(ぼく)の占いとミックスして行われることも多いです。

霊の扱いは難しいため、霊を操るはずの占い師が、霊に操られて不運を導いてしまうことがあります。
悪い占い師は、相手の不安感をあおって、相談者を破滅へと導く為、気をつけなければいけません。

一般的には、どんな相談でも答えを導き出すことが出来ますが、その的中率は占い師の能力によって大きく左右されてしまうのが、ちょっと厄介な点です。

霊(れい)の占い、代表的なもの

霊感、霊視、霊聴、透視、神通力、ヒーリング、予言、霊鑑定、など

まとめ 気になる占いはどんどん試してみよう!

私たちの生活で、触れる機会のある星座占いやおみくじは、皆さん良く知っていると思いますが、今回初めて聞いたという占いも多かったのではないでしょうか?
普通の生活を送っていても、出逢わない占いは数多くあって、とっても奥が深いです。

占いについて、詳しく知るのも楽しいですよ!
気になったものは試してみてもいいですね♪

この記事を読んでる人はこちらの記事も読んでます