経営者はよく占いを活用している! なぜ占いを信じるのか?
会社を経営しているオーナーや社長に話を聞くと、定期的に神社仏閣へ参拝したり、意外にも占いを活用したりしている人が多いように感じます。なぜ、経営者は参拝や占いを信じるのでしょうか。その理由を考察してみましたので、ぜひご覧ください。成功している経営者が占いを活用しているなら、私たちもあやかりたいですよね♪
経営者が神社仏閣に参拝する理由
年末年始や会社の創業記念日になると、神社仏閣に参拝する経営者は、非常に多いです。
これは私たちが神社仏閣に参拝する理由と同じで、神様にお願いをするためです。
「経営者が神頼み?」と思うかも知れませんが、そもそも神社に参拝するのは、頼み事をすることと感謝することがセットになっているのです。
つまり「今年も1年、無事に過ごせました。ありがとうございます。来年も無事に過ごせますように」とお礼を兼ねて、参拝しているのです。
このとき、感謝のみの気持ちで参拝するのはOKですが、「来年も無事に過ごせますように」などと頼み事だけをするのはNGです。
また、自分たちがどのように行動してきたのかを振り返る儀式でもあります。
例えばこの1年間、努力を続けてきた軌跡を振り返るとともに、「これだけ頑張ってきたんだな」と自己承認するのです。
しっかりと自分の務めを果たしているからこそ、神社に足が向くのです。
皆さんは、神社に参拝するとき、お願い事ばかりしていませんか?
このように、黄金循環があることを理解してほしいと思います。
スタッフの運勢をみるケースが多い
経営者の中には、経営に占いを活用している人もけっこういます。
私たちが占いをする場合、今後の運勢や恋愛運を知りたいというケースが多いのではないでしょうか?
もちろん、経営者も知りたいのは運勢です。
恋愛運を知りたいという経営者は少ないでしょうが……。
でも、その内容は経営者個人の運勢というよりも、会社スタッフの運勢をみているという人が多いようです。
会社スタッフを運勢で判断するのか! と思うかも知れませんが、そうではありません。
あくまでもスタッフの能力や適性は、経営者が見極めますが、会社の業務は能力や適性だけで測れるほど単純ではないですからね。
人と人との相性や運といった要素も十分にありますから、それを占いでみてもらうというわけです。
会社には派閥があったりして、いろいろなしがらみがあったりしますからね。
スタッフに相談したくても、派閥などの兼ね合いがあって、なかなか相談できないことも多いのです。
経営者は孤独なのですね……。
決して占いに頼って人事を決めるわけではありませんが、占いの結果を参考にしながら、人事を決めるケースは少なくないようです。
結果の良し悪しに関わらずプラスに活用
ビジョンや今後の経営戦略は、経営者を中心に会社として策定していくものです。
経営者は、スタッフの運気や運勢を占いでみた上で、どのような点に注意すればいいか、問題を解決するにはどのようにすればいいか、などを判断しています。
私たちは、占いで良い結果が出ると満足して、悪い結果が出るとがっかりすることが多いですよね。
しかし、経営者は単純に占いの結果を良い・悪いで判断しているわけではありません。
良い結果が出ても、悪い結果が出ても、どちらにしてもビジネスをプラスにしていくための判断材料にしているのです。
例えば「今月は動かないほうが良い」という結果が出た場合には、「なんだよ~、動いちゃダメなのかよ~」とは思いません。
動かないほうが良いと分かれば、ビジネスの基礎固めや事業の見直しを図る期間にあてるのです。
また「多くの人と交流すると良い」という結果であれば、その通りにもちろん交流を楽しむのですが、「どのグループの人たちと交流するか」「どんなテーマで話すべきか」などを戦略的に考えながら、実行に移していくのです。
占いの結果を良し悪しとして捉えるのではなく、会社をどのように成長・発展させられるかという視点で活用しているのです。
どんな結果であっても、常にポジティブに活動しているのですから、成功しないはずはありませんね。
まとめ
経営者に学ぶべき点は多い!
経営者が、なぜ占いを活用するかがよく分かりましたね。
これは、娯楽として占いを活用している私たちにも、大いに学ぶべき点があります。
私たちはついつい、占いの結果が悪いと「なんでこんな結果なの~」とがっかりしてしまいがちです。
そうではなく、悪い結果であれば悪い結果なりに、「それなら今月はこういうことに力を入れてみよう」というふうに、ポジティブに行動することが大切なのです。
そうすれば、仮に占いで悪い結果が出たとしても、それをもとに良くなるように改善する行動をとることができるので、しっかり良い結果が産まれるのです。
経営者のように占いを上手に生活に取り入れて、成功者のマインドを養っていきましょう☆