姓名判断の基本と歴史を学びましょう 最強の画数はこれだ!

姓名判断は、もっともポピュラーな占いの1つと言えるでしょう。自分の姓名が良い画数なのかどうか、とっても気になりますからね。そこで、誰もが知っている姓名判断の基本について、改めて学んでみたいと思います。基本を学んだ上で、自分の姓名が良い画数かどうか、調べてみてはいかがでしょうか。

  1. 姓名判断
  2. 運勢
  3. 画数
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姓名判断の基本である五格とは

姓名判断では、名字と名前の画数から、「総格」「天格」「人格」「外格」「地格」の五格が算出されます。
この五格によって、その人の運勢や吉凶を鑑定していきます。

●総格
総格は、姓名の画数をすべて足した数字で、人生の全体の運勢を暗示しています。
総格は10~20歳代などの若い時期というより、晩年の運勢を強く表します。
総格は姓名判断において重要視されており、総格が良ければ晩年の生活が安定すると言われています。
一方、総格が悪い場合は、人生の後半でトラブルに巻き込まれてしまったり、苦労することがあると言われています。
女性の場合は、結婚とともに画数が変わりますので、総格よりも「名前」だけで算出する「地格」を重視してみるのも良いでしょう。

●天格
天格は、名字の画数をすべて足した数字で、その人の家系、先祖からの影響を表しています。
同じ名字の人がたくさんいる場合もありますので、個人の運勢を天格で鑑定することはありません。
名字を選ぶことはできませんので、天格の良し悪しはあまり気にする必要はないでしょう。
天格だけをあまり気にする必要はありませんが、人格や外格を計算する際に天格も必要になるので、全体の運勢には少なからず影響を与えていると言えます。

●人格
人格は、名字の最後の文字と名前の頭文字を足した数字で、人格は20~40歳代に大きな影響を与えると言われています。
この時期は、仕事・結婚ともに大事な時期になりますので、人格を大事にする人も多いでしょう。
姓名両方から計算されるため、その人の性格や個性にも影響を与えますが、女性の場合は結婚によって画数が変わることがありますので、名前だけで算出する「地格」を重視してみるのも良いでしょう。

●外格
外格は、総格から人格を引いた数字で、その人の社会性、人間関係などを表しています。
基本的に外的要因、対人関係に影響を与えており、コミュニケーション能力や周囲からの評価など、社会で活躍できる運勢なのかが分かります。
外格が良ければ、順応性や応用力があり、社会で活躍できると言えます。
また、人格にも影響を与えているため、外格の良さによっては、人格での長所を引き出すこととなります。

●地格
地格は、名前の画数をすべて足した数字で、生まれてから成年に至るまでの運勢を表し、成長過程に強い影響を与えると言われています。
また、恋愛運や健康運など、その人の内面的な要素が分かるため、人生の方向性を示す大事な画数です。
女性は名字が変わることがありますが、名前は変わらないので、その人の性格や感情に大きな影響を与える地格を重視することが多いです。

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最強の画数は15・24・31

姓名判断をする上で、どんな画数が一番良いのかと考えますよね。
単純に考えれば、五格のすべてが最大吉になっていればいいわけです。
いわばそれが「最強」になるのでしょう。

ところが、正直なところ、すべての画数を良い画数にするのはなかなか難しいです。
では、どのようにして文字を決めるべきなのかというと、自分が何を一番優先しているのか、五格の優先順位を決めましょう。

五格にはそれぞれの意味、運勢があります。
その中で、「総格は最大吉にしたい」「地格は最大吉にしたい」など、まずは自分の優先したい箇所を決めてみましょう。

基本的には総格を大事にすると良いですが、女性に関しては結婚で名字が変わることもあり、地格を重視する場合も多いです。
なので、まずは総格や地格を優先して考えるのが良いでしょう。

運勢の良い画数はいくつかありますが、「15・24・31」は最強の画数と言って良い画数です。

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姓名判断の歴史と吉凶別画数一覧

姓名判断の起源は、古代中国の五行説・陰陽説にあります。
五行説では、数字が「木・火・土・金・水」の五行に関連づけられており、陰陽説では数字は陰と陽を表します。
姓名の画数を見て、この「木・火・土・金・水」と「陰・陽」のバランスが良いかを見て、吉凶を判断していきます。

日本では、明治時代に国民全員が姓名を持つこととなり、そこから本格的に姓名判断が行われるようになりました。
当初は名前から鑑定を行うことを「姓名学」といい、研究が進められてきました。

日本の姓名判断では、漢字の旧字体・新字体で、その文字の画数が変わる場合があります。
どちらが正しいということではなく、流派によって違うので、どちらの漢字で鑑定をすればよいのか迷う場合は、その鑑定士の流派によって判断をしてみると良いでしょう。

<吉凶別画数一覧>
★最大吉
6, 15, 24, 31, 47, 63
★大吉
1, 3, 5, 11, 13, 16, 21, 23, 29, 32, 33, 37, 39, 41, 45, 52, 65, 67, 68
★吉
7, 8, 17, 18, 25, 35, 38, 48, 57, 58, 61, 71, 73, 75, 77, 78
★凶
14, 22, 26, 27, 28, 30, 42, 43, 46, 49, 50, 51, 55, 56, 59, 72, 74
★大凶
2, 4, 12, 34, 36, 40, 44, 54, 60, 62, 64, 66, 69, 70, 76, 79, 80
★最大凶
9, 10, 19, 20

まとめ

運勢を変えることもできる

あなたの画数はいかがでしたか。
吉であったら嬉しいですが、凶だったら落ち込んでしまいますよね。

運勢を変えるための手段の1つとして、改名があります。
本名を変えるのではなく、例えば名刺だけ漢字を変えるなんてこともありですね。

1文字でも画数が変われば運気は変わり、自らの手で運命を切り拓くことも可能です。

ですから、吉凶だけで判断せずに、あくまでもあなたの運気をアップするための1つのツールと考えて、前向きに捉えていきましょう。