失恋から立ち直れない……そんなあなたは「失恋うつ」かもしれません

好きな人への想いが強いほど、失恋した時の反動は辛く苦しく、うつ状態となってしまうことも珍しくありません。そんな「失恋うつ」になりやすい人の特徴を紹介しますので、自分が当てはまっていないかチェックしてみてください。失恋うつから立ち直る方法もアドバイスします。

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失恋うつになりやすい人の特徴

好きな人から振られた直後の悲しい気持ちは、ごく自然な感情です。

ところが失恋から立ち直れず、いつまでも振られた相手に気持ちが執着している場合、「失恋うつ」である可能性が大きいです。

不安やイライラなど、精神が安定しない状態になるため、基本的には一般的な「うつ」と同じ症状が出ます。

実らない恋に対する悲しみや絶望の度合いは人それぞれ異なりますが、失恋が原因で引き起こされる「うつ状態」を総称して「失恋うつ」と言います。

失恋うつは「うつ病」の一種であるため、失恋した結果、仕事が手につかず職場でも浮いてしまい、退職にまで至ってしまうというケースも珍しくありません。

失恋うつになりやすい人には特徴があります。
自分が持つ価値観や物事への考え方で簡易チェックができますので、あなたが失恋うつになりやすいタイプか確認してみてください。

<失恋うつチェックリスト>

あなたは、いくつ当てはまりましたか?
5つ以上当てはまる場合は、失恋うつになりやすいので、注意が必要です。

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失恋うつになると現れる症状

失恋うつは、決して他人ごとではありません。
身近な人間関係が原因で起きるため、ちょっとしたきっかけで失恋うつに陥る可能性も否定できないのです。

失恋うつの症状を挙げますので、あなたが当てはまっていないか、確認してみてください。

<失恋うつの症状>

●身体が怠く、仕事やプライベートすべてに対してやる気が出ない
●何を食べても美味しいと思えない
●拒食または過食と、食生活が極端
●眠りが浅い、または眠れない
●極端に落ち込み憂鬱になる、またはイライラする
●月経不順などホルモンバランスが乱れている
●性欲が減った
●頭痛や胃腸の具合が悪い

これらの症状が実際にある女性は、自分の感情をコントロールできず、心のバランスが崩れた状態であり、「失恋うつ」である可能性が高いと言えます。

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失恋うつから立ち直る方法

失恋うつかもしれないと感じた時、そこから立ち直る方法はあるのでしょうか?

まず心得ておきたいのが、「失恋うつ」は繊細な心の問題であると認識すること。
すぐに回復できるものではないので、立ち直るために時間をかけて治すものだと自覚しましょう。

■うつ病専門の医療機関へ行く
うつ病のサインに気づいた時点で、すぐに専門の医師に相談してください。
「失恋うつ」も含め「うつ病」は、決して甘えからくるものでもなく、珍しい病気ではありません。
早めに対処することで、元の状態に戻るスピードも変わります。

■想い人以外に目を向ける
「失恋うつ」の原因は、好きな人に執着してしまう精神状況からくるものです。
家から一歩も出ずに引きこもっていれば、考えることは必然的に好きな人に限定されて、悪循環になるだけ。
外へ出て「楽しい」と思える人やモノに触れて、少しずつ心を正常な状態にシフトしていきましょう。
何をしたらいいのか分からないという人は、スポーツなどアクティブに体を動かすと良いですよ。
別のことに集中すれば、悩む時間も減ります。
「恋」について考える暇がないくらい、忙しい生活を送ってみてください。

■適度な運動
適度に運動することで、失恋うつで塞ぎ込んでいた気分が徐々に晴れていく実感が得られます。
運動の習慣化によって、代謝が上がったり、体が引き絞られたりといった美容効果も見込めます。
そうなると、自分に自信がついて、失恋うつから脱却しやすくなるでしょう。

■占いに行く
占いを活用してみるのもオススメです。
経験豊富な占い師さんは、いろんな悩みを持つ相談者の気持ちに寄り添って、悩みを解決してきた実績があります。
あなたに合った解決策や気持ちの持ちようを、あなたと相性の良い占いで導き出してくれるので、具体的な対策法をアドバイスしてくれることも多いでしょう。

まとめ

やせ我慢をせず相談しましょう

もし、失恋うつかもしれないと感じたら、自分1人で解決しようとせず、できる限り周りの力を借りてください。

今回のコラムで挙げた危険信号は、あなたの身体からのSOSです。
少しでも怪しいと感じたら「私は大丈夫」とやせ我慢をせず、専門病院を調べたり、信頼できる家族や友人に相談してみましょう。