「誠実」こそ真の美しさ♡誠実な人になるためのレッスン

皆さんの周りに、信頼が厚く、いつも仲間や友人に頼られている方っていませんか?常に向上心を持ち、相手のことを気遣って、コミュニケーションをとってくれる…そう、「誠実な人」です。そんな誠実さのある人物に憧れる方も多いと思いますが、「私はあんな風にはなれない…」と諦めてしまってはいませんか?でも、「誠実な人」になるのに、特別なスキルや学歴などは一切必要ありません。日々のちょっとした心がけだけで、誰でも誠実な人になれるんですよ!そこで今回は、誠実な人になるためのヒントをお教えしましょう。これを読めば、あなたも憧れの誠実な人に近づけるかも♡

  1. 誠実
  2. 生き方
  3. 人間関係
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「誠実な人」ってどんな人?

世の中には色々な人がいます。自分の欲のために平気で嘘をついたり、相手を傷つけたりする「不実」な人もいるでしょう。「誠実」はその反対語で、私利私欲がなく、人や物事に対して真心があり、そして嘘などついたりしない、真面目さがあるという意味があります。では、「誠実な人」とはどんな人のことを言うのでしょうか?誠実の意味はだいたいわかったけれど、まだ「誠実な人」って具体的にどんな人なのかがわかりにくいですよね。では早速、「誠実な人」とはズバリどんな人か、詳しくご紹介していきましょう。

①相手に嫌な思いをさせる嘘をつかない

誠実な人はまず、嘘をつきません。それは相手に対しても自分自身に対してもです。「嘘つかない人なんているの?」と思ってしまいますよね。世の中には、相手のことを思ってつく優しい嘘もあります。「誠実な人」がつく嘘は、そんな相手を嫌な思いにさせないための嘘です。自分の保身のための相手の事を考えない嘘や、相手を陥れるような悪意ある嘘を誠実な人はつきません。

②私利私欲のために行動しない

「相手のため」と口では言いながら、自分の利益のために行動してしまう人もまた、誠実な人とは言えません。誠実な人は、自分目線からの思いやりや気遣いではなく、相手目線に立って、相手の気持ちを考えて行動出来る想像力の豊かな人でもあります。親切心の押し売りや、良い人に見られようという偽善的な行為も一切しません。

③相手の目を見て話し、聞くことができる

誠実な人は、自分の話を一方的にするのではなく、ちゃんと相手の話にも耳を傾けることが出来る人です。また「目を見て話す」という姿勢も多く見られ、「相手への信頼感」や「話すことに嘘偽りはない」という安心感も与えてくれます。誠実な人は、相手に不安や不快な思いをさせないように、自分だけではなく「相手はどう思うか、何か話したいことはないか」と気遣える心の余裕が常にあります。

④常に向上心を持っている

誠実な人は、いつも自分に足りないスキルや知識を伸ばそうと努力を惜しみません。素敵な人を見て妬んだりせず、「自分もあんな人になろう!」とポジティブに捉えることの出来る人ばかりです。ですので、自分磨きに余念がない人が多かったりします。

⑤スケジュール管理ができていて、時間を守る

誠実な人は、相手の立場になってあれこれ考えることが出来るので、まず相手を待たせないようスケジュール管理を徹底しているはずです。万が一、何かしらの理由で遅れることになったとしても、誠実な人は嘘をつかないので、素直に気持ちよく謝ってくれるでしょう。

⑥言葉や行動、外見すべてに上品さがある

誠実な人は、冗談を言うことはあっても、相手を不快にさせるような下品な言葉は口にしません。またトイレやパウダールームを利用する時は、必ず次の人のことを考えて綺麗に使います。そういった気持ちは自然と行動にも現れ、見た目の上品さに繋がっているものです。

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誠実な人の長所と短所

誠実な人の真面目さやその気遣いの姿勢から、じわじわと人の信頼を得やすいという長所があります。ですので、長期的に見たときに仕事で昇進する人が多いのもこのタイプです。そして友人・仲間からの信頼も厚いので、孤立感とは無縁の安定した人間関係を築ける人です。

短所で言えば、向上心の高さから「完璧主義」と見られてしまう時があります。人に押し付けないと言っても、人によっては「ついて行けない」と受け取られてしまうこともあるでしょう。

また、仲間や友人からの支持の高さを、“よしを思わない人”に妬まれやすいというマイナス面も…。誠実な人は人に好かれやすい反面、敵を作りやすいというデメリットもあります。世の中には相手の長所を素直に受け入れられない人もいるのです。

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要注意!「誠実な人」と「不実な人」は紙一重

「誠実ではない人」、つまり「不実な人」は、今まで話してきた内容の逆のことをする人だと言えるでしょう。誠意がなく、情愛に欠け、嘘をつく人は周囲からの信用を得られていないはず。

たとえ悪気がなかったとしても、毎回待ち合わせの時間に遅れてしまう人は相手の気持ちを考えられない人と思われてしまいます。また、素直に謝れることが出来ず、「自分は悪くないんだ!」と真っ先に自己弁護に走ってしまうのもまた、「不実な人」に多く見られる悪い傾向の1つです。相手に不快な思いをさせてしまい、なおかつ素直に謝れない…となると、だんだん疎遠になっていくのは当然のことではないでしょうか。

誠実な人になるためには、今までの習慣を変えていく意味でも時間が必要です。誠実であり続けようと、日々コツコツと努力を積み重ねていけば、その姿勢は周囲にも伝わり、あなたへの信頼は日に日に厚くなっていくはずです。しかし、誠実な人になることを途中で辞めてしまった瞬間、それまでの頑張りはいとも簡単に「不実な人」というレッテルに塗り替えられてしまうでしょう。信用を失うのは一瞬です。そして、一度失った信用を取り戻すことは非常に難しいことです。「誠実な人」と「不実な人」は本当に紙一重。誠実な人になるためには、「日々の積み重ね」+「習慣化」だと言えるでしょう。

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誠実な人になるための6つのレッスン

①人をステイタスや損得勘定で見ない

「相手はどれくらいのキャリアの持ち主か?」「この人と一緒にいることで自分に利益はあるのか?」など、相手を自分本位にジャッジするのはやめましょう。誠実な人は、私利私欲・損得勘定で人と付き合ったり、物事を見極めたりしません。誠実な人は相手の中身を、つまり心のあり方を見つめることのできる人ですからね。

②相手を尊重する気持ちを忘れない

誠実な人は、自分より弱い立場の人を見下したりするのはもちろん、物を乱暴に扱ったりもしません。いつも相手や物を作ってくれた人に対して、感謝の気持ちを抱き、相手の立場をていねいに思いやれる人です。こういう気持ちを持っていたら、自然と人の悪口を言ったり、相手を陥れようという気持ちにはならないでしょう。誠実な人は、いつも相手や物事の良い面を見つける名人でもありますからね。

③公平なコミュニケーションを心がける

誠実な人は、「この人にはこう、あの人にはこう」といったように相手によって態度をコロコロ変えたり、「人に優先順位をつける」ということをせず、誰に対しても、平等にコミュニケーションを取ろうとします。公平なコミュニケーションを心がければ、誰かを傷つける自分本位な立ち居振る舞いから、遠ざかることが出来ますよ。

④素直な気持ちを忘れない

相手に悪いなと思うことをしてしまったら、言い訳せずに素直に謝りましょう。それは仕事で失敗してしまった時も同じ。誠実な人は自分を守るような嘘はつきません。時に相手を傷つけたくないという思いから嘘をついてしまう場合もありますが、それは相手を思ってのこと。相手を傷つけたり、悲しませる嘘をつくのはやめましょう。

⑤何事にも最後まで責任感を持つ

仕事でも約束でも、任されたことは最後まで責任を持ってやり遂げましょう。万が一、期限に間に合わない場合や、約束がどうしても果たせない状況になってしまったら、早めに報告するように心がけましょう。その正直さと相手を思っての誠意ある行為によって、より責任感がある人と判断される場合がほとんどです。

⑥ルールやマナーは守る

誠実な人は自分勝手に行動して相手を困らせたり、仲間に迷惑をかけたりしません。ルールやマナーの範囲内で物事を考え、より円滑に仕事を進められるように配慮したり、相手に不快な思いをさせずに、みんなを楽しませることが出来る人です。「自分の意見が正しい!」と押し切って、傲慢な人・ワガママな人と思われてしまわないように気をつけましょうね。

まとめ

“誠実さ”があなたを強く、美しく輝かせてくれる♪

誠実であることは、相手を思いやれるという心の余裕や、どんな人にも公平に対応出来る心の優しさと強さをあわせ持つことが必要になってきます。誠実な人は自分中心に物事を考えず、いつも相手のことを考えています。そういう心の在り方が、女性としての美しさを磨いてくれるはずです。世の中には様々な人がいますが、どんなに苦しいことや傷つくことがあったとしても、最終的に人間関係がうまくいくのは誠実な人なんです。だからこそ、たとえ自分が裏切られることがあっても、決して自分から相手を裏切るような行為はしないようにしてください。誠実な人を目指す美しい努力は必ず最後には報われますよ♪