水筒・タンブラーがなんだか臭う……簡単に臭いをとる方法がありますよ!

職場や学校に水筒・タンブラーを持って行っている女性も多いことでしょう。毎日洗っているのに、水筒の臭いが気になることはありませんか。特にコーヒーや紅茶など、香りの強いものを入れている場合は、飲み物の臭いが付きやすくなります。しかし、臭いの原因は、飲み物の臭い移りだけではありません。そこで今回は、水筒の臭いの原因を解説し、臭いを取る方法も紹介します。

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水筒が臭ってしまう3つの原因

まずは、水筒の臭いの原因について解説します。
何が原因で嫌な臭いが発生しているのか、確認してみてください。

原因① カビ

水筒は筒状になっていて、洗いにくかったり、パッキンを取り外して洗うのが面倒なため、ついつい簡易的に洗って済ませてしまう場合があると思います。
特にパッキンを取り外さずに洗っている場合は、知らず知らずのうちにカビが繁殖している可能性があります。

原因② 飲み物の臭い移り

飲み物の臭い移りも原因の1つです。特にコーヒーや紅茶・お茶など、香りや風味の強い飲み物を入れている場合に発生しやすくなります。

原因③ 錆(サビ)

錆も臭いを発生させる原因となります。金属製の水筒は、たわしやブラシなどで強く擦ると傷が付き、錆びてしまいます。
急に金属臭がするようになった場合は、錆が原因の可能性が考えられるでしょう。
また、錆びたところに汚れがたまると、菌が繁殖する恐れがあるので、放置せずにすぐに対処してください。

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水筒の臭いをとる5つの方法

それでは、どうすれば水筒から発生する嫌な臭いを取ることができるでしょうか。
5つの方法を紹介しますので、できることから試してみてください。

【お湯を注いで放置する】
この方法が一番手軽で簡単ではないでしょうか。
お湯を注ぐことで、水筒内の手の届かない部分の汚れを浮かすことができ、そこから発生していた臭いを取ることができます。
ただし、熱すぎると水筒が変形してしまう恐れがありますので、ある程度冷まして(目安は65℃以上)から入れるようにしてください。

【重曹とお湯でシェイク】
お湯と重曹を使用して臭いを取る方法もあります。
やり方はとても簡単です。食器用の重曹(お湯200mlに対し小さじ1杯程度)を溶かしたお湯(40~60℃程度)を水筒の1/2ほど入れ、フタをしっかり閉めてからシェイクしてください。
シェイク後は、30分から1時間程度放置しておきましょう。

【お酢とお湯でシェイク】
重曹がないという場合は、お酢でも代用可能です。
お酢:ぬるま湯(30~50℃程度)を10:1の割合で混ぜて、水筒の1/2程度入れてシェイクします。
シェイク後は、1時間から数時間放置しておきましょう。
お酢を使った方法は、紅茶の匂いを取るのにおすすめです。

【クエン酸につけておく】
フタの部分の臭いを取るには、クエン酸を混ぜたお湯につけておくのが効果的です。
方法は、1リットルほどのお湯(40~50℃程度)に、クエン酸を大さじ1〜2杯入れて、数時間つけておくだけ。
クエン酸は、水垢のようなアルカリ性の汚れを落とすのに効果的です。

【酸素系漂白剤につけておく】
酸素系漂白剤を使用する場合は、まず中性洗剤で水筒やパッキン・フタの汚れを落とします。
その後、1リットルのぬるま湯(40℃程度)に酸素系漂白剤を大さじ2杯程度を入れてください。
あとはその中に、分解した水筒本体とパッキン・フタをつけ置きし、1〜2時間放置すればOKです。
最後は、しっかり水とスポンジを使って、洗い流してください。
※塩素系漂白剤は使用せず、必ず酸素系漂白剤を使用してください。

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水筒の臭いをとる上でのNG行為

水筒の臭いをとる場合は、以下の行為は避けるようにしましょう。
水筒が変形したり、錆びたりする原因となります。

×食洗機や乾燥機を使用しない
×塩素系漂白剤は使用しない
×金属たわし、研磨剤入りのたわしは使用しない

食洗機や乾燥機については、水筒やタンブラーによっては使用できるものもあります。
しかし、使用可と記載がない場合は、使用しないことをおすすめします。

また、塩素系漂白剤の使用や金属たわし(研磨剤入りたわし)を使用すると、錆の原因となりますので注意しましょう。

まとめ

臭いのつきにくい水筒・タンブラーもある

水筒の臭いが発生する原因と、臭いをとる方法を紹介しました。
水筒の臭いが気になる方は、ぜひ一度試してみてください。

臭いをとる作業を手間に感じるなら、臭いのつきにくい水筒やタンブラーもありますので、それを使うと良いですね。
機能性が高い水筒・タンブラーも多くありますので、一度お気に入りの製品を探してみてはいかがでしょうか。