サ活デビューをめざす超初心者向け! サウナの楽しみ方を教えます
このところよく耳にするサウナブーム。でも、実際のところ、サウナは熱いし、水風呂は冷たすぎて、どっちも無理……と思っている女性は結構多いですよね。とはいえ、いろいろなインフルエンサーがあれだけいいと言っているし、実は“ととのう”にも興味がある、というの女性も多いのではないでしょうか。そんな女性のために、超初心者向けのサウナの楽しみ方を紹介します。
初心者にはスーパー銭湯のサウナがおすすめ
昔はカプセルホテルなどに併設されていて、男性が通う施設という印象でしたが、最近では女性専用サウナや、1人もしくは少人数で楽しむ個室サウナなど、いろいろな施設が登場しています。
ですが、そうした施設は値段もそれなりに高く、入り方が分からないと、初心者にはややハードル高めです。
街なかの銭湯にもサウナがあったりしますが、常連さんが多く、定員も少ないので、初心者には入りにくい場合もありますね。
そこで、おすすめしたいのがスーパー銭湯のような温浴施設です。
スーパー銭湯なら、幅広い層が利用しているので、初心者でも気軽に利用できます。
それでは、いよいよサウナの入り方について。
今やサウナブームで、サウナーと呼ばれるサウナ愛好家の方々に変に思われるかも……なんて気にする必要はまったくありません。
サウナには「何分入らなきゃいけない」「水風呂に入らなきゃいけない」などという“決まり事
”は、まったくないのです。
一番大切なのは無理をしないこと。
サウナ周辺に「入り方」が掲示されていることもありますが、あくまで目安です。
自分の体調に合わせて入るのが、唯一の“ルール”です。
熱いと思ったら、遠慮せず出てOKですよ。
サウナ内には時計がありますが、気にすることはありません。
施設によって設定温度は違いますし、体調や気温によって熱く感じたり、意外と平気だったりします。
とにかく自分の感覚を信じましょう。
ただし、熱いのが当たり前のサウナ。あまりにすぐに出たり入ったりを繰り返すと、ほかのお客さんの迷惑になるので、気をつけてください。
サウナでしっかり身体を温めてから水風呂へ
サウナ室に入ったら、まずはサウナストーブから離れた位置の下段に座りましょう。
サウナストーブの近くは当然熱いですし、熱い空気は上部に溜まりますから、上段は慣れている人向けです。
初心者は、サウナストーブから遠い下段がおすすめです。
それでも熱いと感じる時は、絞ったタオルで顔と耳を覆うのをおすすめします。
そうすると、熱さが少し和らぎ、呼吸も楽になります。
また、冷え性で手足が冷たく、汗をかきにくいという女性が多いと思います。
そのような女性は、サウナでも手足はなかなか温まりません。
でも、顔は火照って熱くなるから、耐えられずに出てしまう。
そして、一番温まっていない足先を水風呂に浸けて、冷たくて断念する……。
それで結局、「サウナは苦手」「水風呂は無理」と、“負のループ”になっている気がします。
サウナで身体が温まるまで時間がかかる場合は、サウナに入る前に湯船で少し身体を温めてから入ると良いでしょう。
また、サウナ内が混んでいなければ、ほかの人の迷惑にならないように、あぐらをかいたり、体育座りをしたりして、足の位置を身体と同じ高さ(温かい位置)にするのもポイントです。
また、無理して1回で温まろうとしないことも大切ですよ。
そして、サウナを出たら、汗を流すことがマナーです。
汗をかいたまま、水風呂に入るのは絶対にNGです。
汗を流すために、水風呂の水を浴びる人もいますが、いきなり冷たい水をかけるのは慣れていない女性には負担なので、温水シャワーがおすすめ。
水風呂が苦手という人は、身体が十分に温まっていないことが多いので、サウナでしっかり身体を温めることが肝心です。
また、水風呂にはゆっくり入りますが、多いのが足先を入れて、「冷たいから無理」とあきらめてしまう女性です。
我慢や無理をする必要はないですが、できれば途中でやめてしまわず、ひざまで、腰までと少しずつ入り、浸かっているのは一瞬でもいいので、肩~胸ぐらいまで入りたいところ。
足だけだと冷たく感じても、意外と肩まで浸かると、大丈夫だったりします。腕(手首から先でも)を水から出すと、冷たさもやわらぎます。
水風呂から出たら、身体をよく拭いて、外気浴(休憩)へ。
サウナと水風呂を往復する人を見かけますが、この外気浴(休憩)がないと、「ととのう」ことはできません。
また、濡れたままだと身体が冷えてしまうので、水風呂を出たらタオルで身体を拭きます。
スーパー銭湯では、浴室内や露天エリアに休憩用のイスが置かれていることが多いので、イスに座ってゆっくり休憩しましょう。
最近よく聞く「ととのう」ってどんな感覚?
ここで、最近よく聞く「ととのう」について。
サウナの入り方は、サウナ→水風呂→外気浴(休憩)で1セット。
これが基本です。
サウナの熱さで、交感神経が活発(興奮状態)になり、血中のアドレナリン(興奮物質)濃度も上がります。
そこから今度は水風呂に入ると、さらに交感神経が活発になります。
そこで外気浴をすると、今度は副交感神経が優位(リラックス状態)になるのです。
血中アドレナリンは下がるのに時間がかかるので、副交感神経が優位になってリラックスしているのに、血中アドレナリンは興奮状態という、“リラックスと興奮が共存”した日常では起こりえない状況になります。
これが「ととのう」ことだと、言われているのです。
「ととのう」ためには、サウナでしっかり温まる→水風呂で冷やす→(外気浴で)休憩する、という工程を経る必要があるわけです。
「サウナには入ったことがあるけれど、ととのうが分からない」という女性は、この工程が不十分なのかもしれません。
ただ、「ととのう」という言葉にとらわれる必要もなく、休憩しているときに“なんだか気持ちいいなぁ”と思えれば、それがサウナの醍醐味ですよね。
まとめ
サウナ後のご飯も美味しく感じる!
初心者さん向けにサウナの楽しみ方を紹介しましたが、いかがでしたか?
サウナに入ってみたいと思いましたか?
最初は、熱い!冷たい!としか感じられなくても、2回目、3回目と繰り返すと、だんだん身体が慣れてきて、サウナ→水風呂→外気浴ができるようになります。
結構身近で、手軽なリフレッシュ体験ができるサウナ。
サウナ後は、ご飯も美味しく感じるんですよ。
いきなりは無理でも、ぜひサウナの楽しみを知ってみてください!