〝ながら″ケアで小顔になれる! 美顔ローラーの効果的な使い方を伝授
美顔ローラーは、ローラーを顔に転がすだけでさまざまな効果を得られるのが魅力です。何かを作業中でも行える手軽さ、自宅にいる時に誰にも見られずこっそり使える便利さ、エステティックサロンなどで小顔エステを受けるよりも安価であることなどから、小顔や美顔を目指す女性の間で、今なお非常に高い人気を誇る製品です。そこで今回は、美顔ローラーの効果的な使い方を紹介します。
ヘッド部分に使用されている主な素材を紹介
最近は、実に多くの美顔ローラーが販売されています。
どれを選んだら良いか分からない女性のために、まずは美顔ローラーのヘッド部分に使用されている主な素材を紹介します。
私たちの体温は一般的に36度程度と言われていますが、ゲルマニウムには32度以上で通電する性質があり、その反応で肌に当てるとマイナスイオンが生じます。
私たちの身体は、ストレスなどでプラスイオンが増えてくると、酸素が足りなくなり、また肌のターンオーバーが乱れることで、乾燥肌や敏感肌といった肌のトラブルが起こりやすくなります。
ゲルマニウムは、こうした肌に対してイオンバランスを整えたり、酸素を補充してくれる効果があります。
プラチナにもゲルマニウムと同様に、マイナスイオンを発生させて、イオンバランスを整えてくれる効果があります。
そのほかにも活性酸素を除去してくれる効果が期待できるので、イオンバランスを整えつつ、エイジングケアを行うことができます。
チタンは強く・軽く・錆びにくいという特徴を持つ金属です。
その高い耐食性、無毒性、生体適合性から、ロケット部品や深海艇、精密機器などから、人工骨やカテーテルといった医療まで幅広く使用されています。
アレルギーが起こりにくい金属でもありますので、敏感肌の方や肌が弱い方に向いている素材です。入浴中に使用できることも、人気がある理由の1つです。
セラミックは、遠赤外線を発する天然鉱物です。
肌を温め、血行を促進する効果がありますので、肌のターンオーバーを促進したり、くすみの改善に効果があると言われています。
身体が温まっている状態で使用すると効果的
美顔ローラーは、「ただ転がせば良い」というわけではなく、正しく使用しなければ逆効果となってしまい、たるみやシミの原因になってしまうこともあります。
効果的な使い方の基本を知っておきましょう。
美顔ローラーは、血行が良く、肌が潤っている状態で使用することで、より高い効果が期待できます。
特に耐水性がある製品の場合は、蒸気などで肌が充分に潤っていて、血行も促進されている入浴中が最も効果があると言われています。
入浴後でも、身体が充分に温まっている状態であれば、乳液などを塗って保湿してから行うと良いでしょう。
それ以外に使用する場合は、ホットタオルなどで顔や首筋などを温め、血行が良くなってから、乳液などを塗った状態で使うことで、より高い効果を期待できます。
美顔ローラーを顔に当てる前に、まずは顔周辺のリンパの流れを促進するために、あごの先端から耳の下に向かって上へと転がします。
目安として50回程度転がした後に、次は耳の下から首筋を通って、鎖骨に向かって下へと転がします。
同様に50回程度を目安に行いましょう。
続いて、下記のケアをそれぞれ50回程度を目安に行いましょう。
・口元から耳へ向かって、斜め上に転がすイメージで頬をリフトアップさせます。
・目元から耳の方へ向かって横に転がします。
・眉間から髪の生え際に向かって上へ転がします。
美顔ローラーを使う時は、基本的にあごの先端からフェイスラインに沿って上へ、口元から頬へ、目元から耳へ、といったように「下から上」「内から外」という流れで転がすように心がけましょう。
美顔ローラーを使用する際に気をつけるべきポイント
顔の肌は、少しガサついたタオルやコットンなどにも反応してしまうほど繊細です。
肌のたるみやシミなどのトラブルを避けるためにも、美顔ローラーを使用する際に気をつけるべきポイントを紹介します。
ついつい無意識のうちに力が入りすぎて、ゴリゴリと転がしてしまいそうになりますが、強い力で転がし続けると、当然肌はダメージを受けてしまいます。
それによって防御機能が働き、メラニン色素が生成されてしまうと、シミの原因になってしまうことがあります。
また、力の入れ過ぎは肌内部の細胞やコラーゲンなどを破壊してしまう恐れがあり、弾力性やハリがなくなり、たるみの原因にもなってしまいますので、優しく転がすように心がけましょう。
また、長時間の使用も、肌へのダメージが非常に大きなものとなってしまいます。
手軽さのあまり、ついつい暇を見つけては転がしたくなってしまいますが、メーカーが推奨している使用時間を守って、長時間よりも短時間のケアを毎日コツコツ続けるようにしましょう。
たとえ短時間であっても、使用中に痛みや赤みなど異常を感じた場合は、すぐに使用を中止してください。
それから、月経中やそのほか体調が優れない時、生活リズムが乱れているなどで肌が弱っている時、ニキビなどの肌トラブルがある時に使用してしまうと、たとえ優しい力加減であってもダメージを受け、炎症や赤みを招いたり、乾燥肌を助長してしまう可能性がありますので注意してください。
次に、肌が乾燥している状態で美顔ローラーを使用してしまうと、摩擦が起こりやすくなります。
それによってシミやたるみを招いてしまう可能性が高くなりますので、美顔ローラーを使用する際は、肌を保湿してからにしましょう。
また金属製の美顔ローラーは、肌に触れるヘッド部分を人肌程度に温めてから使用することをオススメします。
最後に、ローラーのヘッド部分は肌の上を転がりますので、皮脂や微生物、あるいはゴミなどが付着していることもあります。
その状態で続けて使用してしまうと、最悪の場合、肌荒れなどを招いてしまう可能性もありますので、使用後は綺麗な布などで拭き取り、清潔に保つようにしましょう。
まとめ
美しい小顔をめざしましょう
美顔ローラーは、手軽に使えて、小顔になることが期待できる優れものです。
効果を実感できるようになるためにも、正しく使ってくださいね。
毎日のケアに美顔ローラーを活用して、美しい小顔をめざしていきましょう。
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