“盛り塩”で運気UP♪盛り塩の意味と正しいやり方

あなたは盛り塩をしたことがありますか?商売を営んでいるお店の入り口や、歌舞伎俳優など…伝統芸能に関連する方々などの映像で塩を持っているのを見たことがある方は多いのではないでしょうか?日本ではお清めとイメージしたとき、火・水・塩は非常に身近にあるものと言えると思います。ただ、実際に自分でやったことのある方は少なく、いざやってみようと思っても、どのように行えばいいのか全くわからないものなのです。そこで今回は、運気を上げたい方向けに、より効果の出やすい盛り塩の方法について説明していこうと思います。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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盛り塩の由来

私たちが盛り塩を置くのは、お浄めを行なったり、邪気を払うことが理由であると思います。しかしながら、もともとの盛り塩の由来は全く異なるところにあったと考えられているのです。

それは中国の故事からきているというもの。盛り塩の起源は諸説ありますが、中国の秦の始皇帝や晋の時代の皇帝の行動にあったといわれています。その一つの例をとってみると、当時の皇帝には多くの妻がおり、毎夜牛車で彼女たちのもとへ通っていました。しかしながらどの女性(妻)を選ぶかは悩みどころ。そのため、皇帝は牛が止まった場所を毎夜の泊り場所としていたのです。

そこである女性は、皇帝を乗せた牛車が自分の家の目の前で止まるように、牛の好きな塩を戸口に置きました。その結果、牛が塩をなめ続け、彼女は皇帝の寵愛を独り占めにできたといわれています。このように、盛り塩はチャンスを与える、福を与えるといったところからスタートしているのです。それが日本に伝わり、縁起を担ぐ意味で塩を盛ったり、お浄めへと用途が変わっていったといえます。

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盛り塩の効果

塩にはすべてのバランスを整えるという効果があります。厄を祓い清めるという効果、新しい力を生み出す作用があるとされます。神事であった相撲でも塩を使って土俵を清めるのを見たことがあるでしょう。あれは清めるのと同時に力士に力を発揮させるように行っているものです。

使う用途としては悪い方位に引越しをした、家がなんだか落ち着かない、悪いことが続くなどの時に盛り塩をすると厄祓いになります。また、パワーが落ちている場所に盛塩をすることで新しい力が宿るともされます。お塩は大地の恵みです。建物に感謝する気持ちで盛塩をすれば元気と幸運がやってくるでしょう。

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盛り塩を置く場所と意味

<玄関>

盛塩の効果として期待されているのは、厄払いと開運であるとされます。玄関は幸運の入り口とされ、外から持ち帰ったエネルギーを整える効果を期待します。特にマイナスのエネルギーは塩によって厄を落として家の中に持ち込まないようにしています。玄関に盛塩をすることで家全体に幸運の気が流れます。玄関の扉の外でも良いですし、中においても良いでしょう。下駄箱の上などの見えない場所においておいても効果はあるのでおすすめです◎

<トイレ>

トイレは健康に大きな影響を与える場所です。盛塩をすることで体調が良くなったり、病気になっている場合にはそのダメージが小さくなるなどの効果が期待できます。また、トイレはどの方角であっても運気に影響が大きいですので、日々掃除をしっかり行い清潔に保つようにしましょう。

<台所>

水と火を扱う台所は、食事による健康づくりの基本となります。家族が食べる食事を作るため、奥さんをはじめ家族の運勢に影響があります。また、水と火の反発する力を浄化するという役割があります。料理屋さんを営む方の場合にはお客さんがいらっしゃる玄関とキッチンの両方に置いておくと、お客様に気持ち良く召し上がっていただけると思います。

<洗面所>

水場に発生しやすいマイナスのエネルギーが溜まりやすい場所のひとつ。洗面所の蛇口や洗濯機の付近など直接水を扱う場所の近くに置いてあげると良いでしょう。洗濯機の近くに置いた場合には、衣類についてしまった厄を落とす効果もあるので効果が持続しやすいです。

まとめ

使い終わったら、感謝とともに送り出そう!

最後に、使い終わった盛塩は、決して口にしないでください!吸収したマイナスを再び体に入れるのは避けましょう。また、トイレにお塩を流すのもNGです。綺麗な川に流すか、キッチンの排水溝から感謝の気持ちを持って送り出すのがベスト◎昔から伝わっている盛塩ですが、なかなか自分でやる機会ってありませんよね。でも実際に行ってみると、空気が変わったと感じる方も多くいるようです。また、よくわからない方でも安心してください。感謝の気持ちをもって、家を清らかにしようとした気持ちは十分な価値があります。それだけで気持ち良いことでしょう♪使っている家に改めてありがたさを感じるためのルーティンとして取り入れてみるのもおすすめです!

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