「ゆらぎ肌って知ってる?」春のゆらぎ肌対策

3月に入ってから、ポカポカな日が増えてきましたね。お肌の調子はいかがでしょうか? 毎年、春から夏にかけては、陽気が変化しやすく、朝と夜の気温差で、汗ばんだり、肌寒かったり……と体温調節と共に、お肌のコンディションを整えるのも難しい季節となります。「なんで、こんなに肌荒れするんだろう?」とお悩みの方、それはもしかしたら「ゆらぎ肌」かもしれません! 春から夏にかけては、気温差に加え、花粉やほこりなども舞っていますし、乾燥していて、紫外線も強くなるので肌荒れを起こしやすいんです。とはいえ、お花見や、BBQ、ビアガーデンなどの楽しいイベントも盛りだくさんのシーズンでもあるので、お肌の悩みなく、外でも存分に楽しみたいですよね。そこで今回は、このゆらぎ肌の原因を探りながら、改善する方法もお伝えしていこうと思います。毎年この時期に肌トラブルに悩まされるという方は、この記事を参考に対策してみてくださいね♪

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ゆらぎ肌って何?

まずは、「ゆらぎ肌」についてお話していきましょう。ゆらぎ肌とは、普段は敏感肌でなくても、外部環境の変化や精神的なストレスにより、肌が敏感になることを言います。

  • カサつく
  • ヒリヒリする
  • 肌がごわつく
  • 吹き出物が出る
  • 赤みや痒みが出る

などのトラブルが当てはまります。いつもは問題なく使えているスキンケアに刺激を感じたり、肌トラブルを起こしたりしてしまうのです。。

ゆらぎ肌と敏感肌は違うの?

ゆらぎ肌の症状を見ると、敏感肌と共通するところが多いのですが、この2つの肌質の大きな違いは、“慢性的なもの”か、“一時的なものか”です。

敏感肌 生まれつき・元々の肌質によって、普通の人より肌が弱い
ゆらぎ肌 様々な原因によって、一時的に肌トラブルが起きやすく不安定な肌の状態

ゆらぎ肌の場合は、元々敏感肌ではないので、肌トラブルが治まれば、いつもどおりのスキンケアに戻すことが可能です。

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ゆらぎ肌に陥ってしまう原因

乾燥対策として、とろみの強い化粧水を使っている方も多いのではないでしょうか? しかし、このとろみ系の化粧水を使っている方の多くがインナードライ肌になりがちなのです。まず、化粧品はお料理と一緒と考えてみましょう。お料理で考えると、とろみのある化粧水は、水に寒天や片栗粉を入れて、とろみをつけているようなイメージです。もちろん使えばしっとりするので、少量だけでも満足感が出てしまうんですよね。そのため、水分を肌に入れ込む前に、とろみで保湿感がごまかされてしまい、肌に水分をいきわたらせるケアになっていないことが多いんです。

①とろみ系の化粧水を使っている

乾燥対策として、とろみの強い化粧水を使っている方も多いのではないでしょうか? しかし、このとろみ系の化粧水を使っている方の多くがインナードライ肌になりがちなのです。まず、化粧品はお料理と一緒と考えてみましょう。お料理で考えると、とろみのある化粧水は、水に寒天や片栗粉を入れて、とろみをつけているようなイメージです。もちろん使えばしっとりするので、少量だけでも満足感が出てしまうんですよね。そのため、水分を肌に入れ込む前に、とろみで保湿感がごまかされてしまい、肌に水分をいきわたらせるケアになっていないことが多いんです。

肌が過敏な時は、界面活性剤の使われていない、サラサラの水のような化粧水を肌に押し込むようにしっかりと使っていくのがベスト。もし、乾燥が強い場合は、ジェルの美容液を後からつけると、水分保持が高まるのでおすすめです♪

②オイルやバームなど、油分の多いケアをしている

乾燥が気になるからと、オイルやバームだけでケアするのも、水分保持が十分できていないことがよくあります。油分は、肌のなめらかさと皮膚の表面を覆いバリアを作ってくれるのですが、とろみ化粧水のジェル成分のように、多くの水分を抱え込むことが難しいです。だからこそ、水分と油分、そしてメーカーによっては、とろみ成分も含まれている乳化された保湿クリームを使用することで、肌をすぐに柔らかくして、保湿バランスを整えてくれます。

ゆらぎ肌になる大きな原因は、とにかく肌の水分不足です。肌に水分を長時間とどまらせるようなスキンケアの組み合わせをしないと、インナードライ肌になってしまうのです。

③ミネラルパウダーファンデを使っている

水分保持を持続するには、ファンデーションの選択も重要! 毎日のように使うファンデーションの選択によって、ゆらぎ肌が改善しにくくなってしまうのです。実は私たちの肌は、日中に保湿を高めた状態を保たなければ、紫外線や外気から肌を守ることができません。乾燥肌になってしまうと、ダメージを引き起こしやすくなり、その結果、炎症と酸化により肌の不調やシミやシワ、たるみなどの老化につながってしまうのです。だからこそ、日中の肌を守るファンデーションの選択はかなり重要となります! さらに日焼け止め効果がついていれば、ベストです♪

パウダーファンデーションは、製品自体は肌に負担が少なくとても良いのですが、クリーム状やリキッド状のファンデーションに比べると、油分と水分の配合がほぼないことから、乾燥ゆらぎ肌の状態の時には向いてません。そんな時は、リキッドファンデーションがおすすめです。ちなみに、スティックファンデ―ションのように、コンシーラーのような重たいテクスチャーの製品もありますが、油脂と粉でできているので、残念ながら、水分を肌に与えることができません。やはり水分が含まれるリキッドタイプが潤いを持続するのです

良かれと思って使っている化粧水や化粧品の選択が、ゆらぎ肌を改善できない原因になってしまっている可能性があるので、なかなか肌トラブルが減らないという方は、使用中のものがこれらに当てはまっていないかチェックしてみてくださいね!

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ゆらぎ肌改善には「保湿のバランス」

化粧品の良し悪しは、一般的に成分の安全性や効能・効果にとらわれがちです。だから、イメージの良さそうな製品を使っても肌が改善しないというのは、実はほかにも大切なことがあるからなのです。その大切なものというのが、これまで上げてきたことからも分かるように、「保湿のバランス」です。成分の効能・効果も大切ではありますが、この保湿のバランスを無視したケアをするのが一番NG。

保湿とは、3大保湿成分で左右されます。それは「水分」 「保湿剤」 「油分」。保湿剤とは、水を抱え込んだり、とどめたりする役割の成分を言います。例えば、「ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、海藻エキス、ベタイン、トレハロース、ハチミツ、グリセリン、シロキクラゲ多糖体」などです。
この3大保湿成分の中でも、水分だけは蒸発する性質を持ちますよね。スキンケアをしたばかりなら肌はしっとりしていますが、時間が経てば乾燥し始めます。だからこそ、水分を重要視したケアは肌をベストな状態に整えるために必要不可欠です。

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ゆらぎ肌を防ぐスキンケアのポイント

肌のコンディションも日々変わっていくので、その時々の状況に合わせたお手入れが必要となります。肌のバリア機能が低下している時には、肌に負担をかけないお手入れが重要となります。

☆調子の悪い時は洗いすぎない

脂っぽさを気にする方が多いようですが、皮脂は外部からの刺激から肌を守る働きもしているので、洗いすぎると必要な皮脂まで落としてしまい、逆に乾燥を引き起こしたりしてしまうのです。必要最低限のケアを目安として、保湿をしっかりとする方が良いでしょう。

まとめ

適切なスキンケアと規則正しい生活でゆらぎ肌改善

いかがでしたか? 一人ずつ肌の状態は違い、ゆらぎ肌と言っても、そのゆらぎ方も個々で全然違ってくるでしょう。だからこそ、自分に一番合ったスキンケアを見つけることが大切です。そして、自分に合ったスキンケアを見つけられたなら、3日坊主にならずに継続してお手入れしていきましょう。それと合わせて、規則正しい生活習慣も重要です。免疫力をアップすることも、ゆらぎ肌を防ぐためのポイントとなります。「質の良い睡眠」と「バランスの良い食事」も必要不可欠です。ゆらぎ肌を改善し、トラブルのない美肌を手に入れるためには、適切なスキンケアと規則正しい生活を心掛けてくださいね♡

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