マイナンバーカードで25%還元!?2020年9月からスタート!

実は来年、政府が10%増税に伴う景気の落ち込み対策を用意しているんです。マイナンバーカード所有者に、25%ポイント還元を行う意向を示しています。消費税増税してからというもの、還元はとってもありがたい対策ですよね。それがスタートするのが2020年、つまり来年の9月からと言われています。「25%ポイント還元」だけを聞くと、すごい還元率で驚いてしまいますが、実際のところ、その中身はどうなっているのでしょうか?まだ、分からない部分が多いのですが、現時点で分かっていることをまとめてみました!

  1. マイナンバーカード
  2. マイナポイント
  3. 還元

最大5,000円分付与される「マイナポイント」ってなに?

マイナンバーカードによるポイント還元制度とは、いったいどういったものなのでしょうか?
では早速解説していきましょう。

この制度は、マイナンバーカード所有者がキャッシュレス決済のチャージや決済をしたときに、「マイナポイント」というポイントが上乗せされるというものです。
上乗せされたマイナポイントは、お金や他のポイントと同じように、キャッシュレス決済での買い物で使うことができちゃいます。

どれぐらい上乗せされるの?

上乗せされるマイナポイントは、1人あたり最大2万円までのチャージ・決済に対して、5,000円分となる予定です。
つまり、還元率でいうと25%ということになります。

5,000円分という上限があるとはいえ、今までのキャッシュレス決済の還元率から考えても、高い還元率と言えるでしょう。

申請期間はいつから?

申請期間は、2020年9月から2021年3月までの7ヶ月となっています。
東京オリンピック・パラリンピックが開催されるのが、ちょうど2020年7月下旬から9月上旬ですから、オリンピックが終わる頃にマイナポイントによる還元がスタートすることになりそうですね!

受け取り方が違う!「電子マネー」と「スマホ決済」

マイナポイントが付与されるキャッシュレス決済は、「Suica」や「WAON」といった電子マネーか、「PayPay」や「LINE Pay」といったスマホ決済となる予定です。
対象となるキャッシュレス決済の手段の中から、マイナポイントを受け取りたい手段を1つ選び、そこにポイントを付与してもらう形になるようです。

手続きの方法を簡単に説明しておきます!

電子マネーの場合

①マイナポイント申し込みページにログインして、利用する電子マネーを選択する。
②①で選択した電子マネーにチャージする。
③マイナポイントが付与される。

スマホ決済の場合

①アプリ上からマイナポイントを申し込む。
②申し込みをしたアプリで買い物をする。
③利用金額に応じてマイナポイントが付与される。

これらは一例なので、実際にこの流れになるかはまだ決定していません。
しかしながら、もし、この流れになった場合、電子マネーのマイナポイントはチャージすることで受け取れることになります。

なので、電子マネーの場合は先に買い物に使え、スマホ決済の場合は先に買い物してから受け取るため、使えるのはその次の買い物からということです。
このようにわずかな違いが生まれそうですね。

「マイナンバーカード」と「マイキーID」が必要!

マイナポイントの還元はとってもありがたく、嬉しい制度なのですが、そこにたどり着くまでが少し大変かもしれません。
というのも、マイナポイントを受け取れるのは、マイナンバーカードを取得したあと、そのマイナンバーカードを使って「マイキーID」と呼ばれるIDを設定しなければいけないからです。

マイナンバーカードの申請

マイナンバーカードは、郵送・パソコン・スマホ・街中の証明写真機で申請できます。
申込書(申し込みフォーム)に必要事項を記載し、顔写真を添えて申し込めばOK!
申請内容に特に問題がなければ、自宅に交付通知書が届きます。

その後、届いた「交付通知書」、「マイナンバーの通知カード」、「本人確認書類」を持って期限内に交付場所に行けば、その場で暗証番号を設定し、直接受け取れます。

マイキーIDの設定

マイキーIDは、対応するパソコンのカードリーダーやスマホを使ってマイナンバーカードを読み込み設定できます。
各自治体で設定できる場合を設けています。

今後、マイキーIDを簡単に設定するアプリが登場する予定にもなっています。

まとめ マイナポイント還元はお得な政策!

説明したように、ちょっと手間がかかりそうな気もします。
手続きが面倒だからやらないという方も多いと思いますが、今後、簡単に手続きのできるアプリが登場すれば、利用者も増える可能性が高くなるでしょう。
面倒な手続きなく5,000円もらえたら、嬉しいので早くアプリが登場してくれることを願うばかりです。

また、5,000円の為なら苦なく手続きできるという方は、早めにやっておいた方が良いでしょう。
というのもマイナンバーカードの交付には、通常1ヶ月ほどかかりますからね。
もし、今回のマイナポイントで申請が増えてしまうと、今まで以上に交付までに時間がかかる可能性があります。

お得になることは間違いないので気になる方は、お早めに!