夏の定番アイテム! 大切なワンピースを上手に洗濯して長持ちさせよう
夏は衣類のベタつき、汗ジミ、黄ばみなどが気になりますよね。涼しげに着ることのできるワンピースを身に着ける機会も多いと思いますので、ワンピースの上手なお洗濯の方法を紹介します。ワンピースの素材に合わせて、正しく洗濯することで、ベタつきや汗ジミなどが気にならず、長持ちさせることができますよ。
家庭で洗えるかどうかをチェック!
ワンピースを洗う前に、必ず「取り扱い絵表示」を見て、家庭で洗えるかどうかを確認してください。
「洗濯機マーク」「手洗いマーク」がある場合は、家庭で洗うことができます。
しかし、「水洗い不可」「ドライマーク」が併記してある場合は、家庭では洗えません。クリーニング店に依頼してください。
また、「取り扱い絵表示」だけでなく、その裏の注意書きも確認して、適切な洗剤を選びます。
大切なワンピースを洗う場合は、「中性」の表示がなくても、色あせや型くずれを防ぐ「おしゃれ着用洗剤」がオススメです。
次に、襟や袖口の汚れ、シミなど、気になる汚れがあれば前処理します。
襟や袖口、脇の下などの汗ジミにはおしゃれ着用洗剤、または液体酸素系漂白剤を直接塗布してください。
食べ物のシミには、液体酸素系漂白剤かシミ用の部分洗い剤をつけておきましょう。
取り扱い絵表示に「中性」と記されている場合、襟や袖口、脇の下などの汚れにも、おしゃれ着用洗剤の原液をつけて処理しましょう。
素材によっては、酸素系漂白剤が使用できないワンピースもあるので、使用できるかどうか、事前に取り扱い絵表示で確認しておいてください。
洗濯機でワンピースを洗う時は、からまりや傷みを防ぐために、洗濯ネットに入れましょう。
ファスナーやボタンは事前に閉じておき、ビーズやスパンコール、コサージュなど、デリケートな装飾がついている場合は、裏返してから洗濯ネットへ入れてください。
やさしく洗って短めに脱水
それでは、いよいよ洗う時の手順を紹介します。
ワンピースの取り扱い絵表示に従い、やさしく洗います。
「洗濯機弱水流マーク」の場合は、「手洗いコース」または「ドライコース」で洗ってください。
「手洗いマーク」の場合は、手でやさしく押し洗いをします。
柔軟剤は、衣類をやわらかくするほか、静電気防止効果もあるので、裾や裏地のまとわりつきがなくなります。
洗濯じわを減らしたり、香りが長続きして汗のニオイや食べ物のニオイがつくのを抑えたりする効果のある柔軟剤もありますので、ぜひ使っておきたいところです。
注意点として、洗濯じわや型くずれを防ぐために、長時間の脱水は避けてください。
特に薄手の化学繊維のワンピースは、シワがとれにくくなるため、水滴が垂れない程度に短めに脱水します。
また、薄手でなくても、ポリエステルやストレッチ素材はシワになるととれにくいので、脱水時間を短めにしてください。
刺しゅうやビーズなど、デリケートな装飾がある場合は、裏返してから洗います。
ワンピースを両手で持ち、振って洗いましょう。
ある程度洗ったら持つ部分を変えて、同様に洗っていきます。
全部で40回程度振るのが目安です。
大きくてかさばるものの場合は、桶のかわりに洗濯槽を利用すると良いと思います。
デリケートな素材の場合は、すすぎの終わったワンピースを軽く手で絞った後に、タオルでやさしく包んで、タオルで脱水するのも良いですね。
厚みのあるハンガーにかけて干す
脱水まで終わったら、次は「干す」手順ですね。
洗濯じわを防ぐため、脱水後はすぐに取り出してください。
両手でウエスト部分を持って振りさばき、形を整えます。
型くずれを防ぐために、厚みのあるハンガーにかけて干すことがポイントです。
形を整え、日陰に干してください。
ワンピースが乾いた後に、アイロンがけをする場合は、取り扱い絵表示を確認して、素材に合わせて温度を設定して行いましょう。
ポリエステルはドライアイロンでかけてください。
それから、ワンピースをすぐに洗濯しない時は、先に汗ジミの処理を行なっておくと良いでしょう。
帰宅後、汗が乾かないうちに行うのがポイントです。
お手入れ方法は、水で濡らして絞ったタオル2枚を用意し、汗の部分をはさむように生地の表裏両側からおさえて、タオルに汗を移しとります。
まとめ
夏ワンピはヘビロテ♪
ワンピースの上手な洗濯方法を紹介しました。
夏はベタつきや汗ジミ、黄ばみなどができやすいから、洗う前にしっかりと前処理して、洗濯機か手洗いでやさしく洗ってくださいね。
干す時も、きちんと形を整えてから、厚みのあるハンガーにかけて、型くずれを防ぎましょう。
定番の夏ワンピはヘビロテになりますから、上手に洗濯して、きれいな状態をキープしておきたいですね♪
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