相手を心配させずに、うまく年賀状を送ることをやめる方法をアドバイス!

お正月の風物詩といえば「年賀状」ですが、近年はLINEなどスマホで新年のあいさつをすることが増えてきたので、そろそろ年賀状を出さなくても良いかなとも思ってしまいますよね。かと言って、今までずっと年賀状を出していた相手からは、「急に来なくなった」と残念がられてしまうかもしれません。そこで、うまく年賀状をやめるための方法を考えてみたいと思います。

  1. 年賀状
  2. やめる
  3. 方法
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年賀状を送るのをやめたいと思う理由

皆さんは、なぜ年賀状を送るのをやめようと思っているのでしょうか。
例えば、次のようなケースの場合は、「もう年賀状を送らなくてもいいかな」と思いますよね。

・引っ越しをした

引っ越しをすることで、関わりがなくなる人もいます。
仲良くなった人がいれば別ですが、ただ近所に住んでいるだけの知人、賃貸住宅の大家さんなどは、引っ越ししたら年賀状は送らなくていいかなと思いますよね。

・勤めていた会社を辞めた

そもそも会社の同僚や先輩に、年賀状を送っていないという人も多いでしょうが、暗黙のルールで何となく送らないといけない雰囲気の会社もあることでしょう。
そんな会社を辞めたなら、当然、もう年賀状を送る必要はありませんね。

・メールなどで連絡を取ることが増えた

手紙よりメールで連絡を取るケースも増えています。
例えば、親戚や学生時代の友人とメールでこまめに連絡を取り合っているのであれば、年始のあいさつも年賀状ではなく、メールでしても失礼にはならないでしょう。

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うまく年賀状送付をやめる3つの方法

大前提として、年賀状を送ることは義務ではないので、やめるのも続けるのも自由です。
しかし、今まで年賀状を送っていた相手に急に送らなくなるのは、あまりマナーに適う行為とはいえません。
相手が不審に感じるだけでなく、「何かあったのだろうか」と心配をかける可能性もあります。

そこで、年賀状を送るのをやめるために、次のような方法を検討してみてください。

①年賀状で伝える

来年送る年賀状に、次から年賀状を出さない旨を書いて送るという方法があります。

「年賀状じまい」とも言われますが、やりとりのあるすべての方に伝えられるので、一番確実な方法です。
「今年で新年の挨拶状をご遠慮させていただこうと考えています」など、明確に年賀状を辞退する言葉を書きます。
特に目上の方や、お世話になった方には、この後に丁寧なお詫びの言葉を書きましょう。

年賀状の付き合いのみの相手には、「長い間新年の挨拶をしていただきありがとうございました」などのように、今までの感謝をしっかりと伝えます。
今後も日常生活でのお付き合いを継続したい場合は、その旨を伝えましょう。

最後は、相手の幸せや健康を願う気持ちを書き、年賀状を締めくくります。

②直接宣言する

普段から顔を合わせる機会がある人には、直接「年賀状を送らない」という旨を伝えておく方法もあります。
この方法なら、関係が悪化してしまうようなことや、気まずい思いをすることもないですね。

直接伝える場合は、全員に対して早めに年賀状をやめることを伝える必要があります。
というのも、早めに伝えておかないと、既に相手が年賀状を用意している可能性があるからです。
相手が用意した年賀状が無駄になってしまうことは避けたいものですので、早めに連絡をしましょう。

③基本的に出さない

相手が自分とあまり親しい間柄ではない場合は、何も言わずに年賀状を送るのをやめてしまっても問題ないでしょう。

年賀状は、ある程度の交流がある人ととやり取りをするものですが、積極的に年賀状を送りたい相手ではないと感じる場合は、義務感に駆られて年賀状を送る必要はありません。

ただし、親しい相手ではなかったとしても、直接顔を合わせることがある場合は気まずい思いをしてしまう可能性があります。
何も言わずに辞める方法は、年賀状でしか交流のない相手にだけ使える方法だと思います。

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LINEで年賀状を送ることもできる

INEでつながっている相手なら、郵便局の新サービス「スマートねんが」を使って、LINEで年賀状を送ることもできます。

スマートねんがは、年賀状の購入・作成・送付・受取・保存といった一連の年賀状体験をすべてLINE上で完結できる有料サービスです。

スマートねんがでは、LINE上でデジタル年賀状を編集し、友だちやグループに送信できます。予約送信はできないため、1月1日に送りたい場合はデザインを作成し保存しておき、1日以降に送信をする必要があります。

デザインプレートは「年賀状」だけでなく、「クリスマス」「年末のごあいさつ」「喪中」「寒中見舞い」など100種類以上あり、年賀状以外での用途でも利用できます。

通常パック(6カテゴリー)300円と非常に安価ですので、気軽にLINEで年賀状を送ることができますね。

まとめ

時間的にも精神的にもゆとりが持てる

年末年始は何かと忙しいので、年賀状をやめることで時間的にも精神的にもゆとりを持って過ごせるようになります。

年賀状や口頭、メールなどで「年賀状をやめる」という意思を伝え、年賀状のない生活を始めてみてはいかがでしょうか。

ただし、年賀状を楽しみにしている人もいる可能性があります。
あまり会えていない親戚や恩師などには、特別な事情がない限り、年賀状を続けることも検討してみてくださいね。