「ライバーになりたい!」そんな女性に贈るライバー事務所の選び方

最近はライブ配信アプリが普及しており、「ライブ配信でお金を稼ぎたい」と考える人が非常に増えてきています。しかし、ライバーとはどんな仕事で、どうやったらライバーになれるのか分からないという人も多いでしょう。そこで今回は、ライバーの仕事内容や、ライバーになるための方法や事務所の選び方についてまとめてみました。

  1. ライバー
  2. 事務所
  3. 選び方
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ライバー事務所とスカウトについて

ライバーとは、ライブ配信アプリ・サイトを利用してライブ配信をし、視聴者からの投げ銭で稼ぐ人たちのことをいいます。

メジャーになってきたYouTuberのように、それぞれの特技や趣味、トークなどで視聴者を楽しませ、ファンを獲得していくのがメインの仕事内容です。

YouTuberとライバーは似ているようですが、動画配信かライブで生配信するかの違いや、広告収入で稼ぐか投げ銭で稼ぐかの違いがあります。

そして、ライバーたちのライブ配信活動を支え、より多くの視聴者に見てもらえるようにサポート、プロモーションしてくれるのがライバー事務所です。
芸能人が芸能活動をスムーズにするために、芸能事務所に所属するのと同じような感覚でライバー事務所に所属することができます。
ライバー事務所に所属すると、報酬面が安定したり、配信用の撮影機材を貸してもらえたり、同じライバーの仲間と出会うこともできます。

また、ライブ配信活動の専門知識をレクチャーしてもらうことができ、視聴数をアップさせて人気ライバーになるためのフォローをしてもらえるというメリットもあります。

現在、ライバー事務所は大小合わせて数百社以上あると言われています。
InstagramやTwitterなどのSNSなどでフォロワーの多い人は、ライバー事務所からいきなりDMでスカウトがくることもあります。

SNSなどでフォロワーが多い人は、それだけ世間への影響や認知度は高く、ライブ配信することで視聴者を獲得しやすいため、優先的に声がかかるというわけです。

ライバーをめざす人は、ライバー事務所に入ることのメリットは大きいですが、中には怪しい会社もあるのでよく調べる必要があります。

17Live(イチナナ)・ミクチャ・ポコチャなど、有名どころのライブ配信サイトからの直接オファーであればライバーとして活躍するチャンスになるかもしれません。
ただし、スカウトしてくるライバー事務所のすべてが公式や正規の事務所だとは限らないので、注意してください。

公式ライバーになりたいけれど、スカウトがこない場合は自分でライバー事務所やライブ配信サービスに応募することもできます。

同じライブ配信アプリでも、公式ライバーと一般ライバーでは収入面やプロモーション面の優遇度が変わります。

ライバーで稼いでいきたいのであれば、公式ライバー募集に申し込み、審査に受かれば、晴れて公式ライバーとしてデビューすることができます。

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ライバー事務所を選ぶ時のポイント

ライバーがライブ事務所に入ろうと検討しているのであれば、事務所選びもかなり重要です。
所属する事務所を間違えると、さまざまなトラブルを引き起こす可能性がありますからね。

ここでは、ライバー事務所のデメリット面について触れながら、ライバー事務所選びのポイントを紹介していきます。

①金銭トラブル回避
ライバー事務所に所属することで、金銭トラブルに巻き込まれることがあります。
契約時に報酬面や必要経費、振込日などをしっかり確認してから契約をするようにしてください。
しっかりしたライバー事務所であれば、金銭に関わる内容はすべてしっかり説明をしてくれるはずです。
反対に、「まずはやってみて決めていこう」のようなニュアンスで契約を進めるような事務所は、後から細かいトラブルが起きやすいので警戒してください。

②契約内容で活動の幅が狭まる可能性も
ライバー事務所との契約時には、契約の活動内容などについてもしっかり確認しておきましょう。
ライバー事務所によっては、ライバーの活動だけでなく、他の媒体での活動などを制限していることもあります。
ライバー事務所に入ることによって、「やりたいことができなくなってしまった」と後悔してしまうパターンもあります。

③お金がかかる場合も
所属するライバー事務所との契約内容によっては、ノルマや退社時の違約金を請求してくることもあります。
本来、ライバー事務所というのは、活躍するライバーをサポート&フォローするのが役割です。
上記のように、ライバーの負担を増やすような事務所は悪質だといえます。
軽い気持ちで契約してしまった場合、あとで後悔しないように契約内容や金銭的な負担の可能性がある場合のことも、しっかり聞いておくようにしましょう。

④収入面に差が出てくる
芸能人が所属する芸能事務所によって、ギャラに大きな差があるように、ライバーも選ぶライバー事務所によって、収入面に大きな差が出ることもあります。
そのため、めぼしいライバー事務所を見つけたら、いくつかのライバー事務所でしっかり話を聞いて、ギャラの還元率なども比較するようにしてください。
契約内容・報酬面などすべての条件を聞いたうえで、「自分にとって一番良いライバー事務所」を選びましょう。

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悪質なライバー事務所にご注意を

ライバー事務所のなかには、有名になって活躍することを夢見るライバーから搾取している悪質な会社もあります。
そんな悪徳ライバー事務所に引っかからないようにするためには、とにかく自分でしっかり調べて、見極める目を持つしかありません。

リサーチしてみた結果、以下のようなライバー事務所は「怪しい会社」の可能性が高いので、注意してください。

まず、いくら調べても「良い口コミ」しか見つからないライバー事務所には注意が必要です。
良い口コミだけなら「安心なんじゃないか?」と思いがちですが、人は十人十色であり、同じ条件でもいろんな感想を持つのが普通です。

良い口コミしか見つからない場合は、意図的にいい口コミだけをお金を払って書き込ませているステマである可能性も否めません。
「いろんな意見」のあるライバー事務所のほうが、信憑度が高いといえます。

次に、契約書や公式サイト情報に、好条件の記載しかない場合も注意してください。
ライバー事務所はライバーを守り、フォローする立場とはいえども、ビジネスであることには変わりありません。
好条件の部分もありますが、デメリットになる条件も必ずあるはずです。

好条件のみ記載している場合は、むしろ何かしら後から悪い条件が出てくる可能性もあるので、契約前に聞き出しましょう。

また、基本的にライバー事務所との契約は、書類や電子書面で契約をかわすのが一般的です。
しかし、体制がしっかりしていなかったり、個人でマネジメントをしようとしているような事務所の場合は、SNSのDMやチャットなどで口頭で契約を済ませることすらあります。

契約書を準備してくれても、ちゃんと契約内容について明記されていないこともあります。
契約内容や、解約時の条件などについてしっかり明記していない契約書を掲示してくる事務所は、あとでトラブルになりかねませんので注意してください。

まとめ

必ずしも事務所に所属する必要がある訳ではない

数あるライバー事務所の中で、自分に合う事務所を選ぶことが、ライバーとして成功する第一歩です。
契約前に、しっかり話を聞いて書面に残してもらうことは徹底しましょう。

また、実際にライバー活動をするためには、必ずしもライバー事務所に所属する必要があるわけではありません。
わざわざ事務所に所属しなくても、イチナナやミクチャのような有名ライブ配信サービスの公式ライバーに直接契約してもらうという方法もあります。
事務所に所属するよりも直契約の方が取り分が増えるため、戦略次第では事務所に所属しないという選択もあります。

自分の活動スタンスや将来的なビジョンを明確にして、自分にとって最適な方法でライバー活動をめざしましょう。