スイーツ大好き女子は要注意! 糖質依存になっていないかチェック!

「甘いものを食べることを我慢できない」「甘いものを食べないとイライラしてしまう」……そんなふうに感じている女性はいませんか? 甘いものが手放せなくなっているというなら、もしかしたら“糖質依存”になっているかもしれません。チェックリストで糖質依存かどうか確認した上で、対処法についても見ていきましょう。

  1. 糖質依存
  2. チェックリスト
  3. 改善
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2個以上当てはまる女性は要注意

まずは、次の質問に回答してみてください。

<糖質依存チェックリスト>

✔︎ お腹がすいていないのに、つい甘い物を食べてしまう
✔︎ 甘いものの摂取量が、以前よりも増えてきている
✔︎ 清涼飲料水を飲む機会が多い
✔︎ 周りの人から甘いものの食べ過ぎ、飲み過ぎを注意されたことがある
✔︎ 少量に留めようと思っていても、目の前の甘いものを食べ切ってしまう
✔︎ コーヒーや紅茶に必ず砂糖を入れて飲む
✔︎ 甘いお菓子や甘い飲み物を常に身近に置いている
✔︎ 買い物に出かけた時、必ず甘いものを買ってしまう
✔︎ □甘いものを食べたり飲んだりしないと、イライラしてしまう
✔︎ ストレスを感じた時、甘いものを食べたり飲んだりしてしまう

上記のチェックリストに2個以上当てはまっているなら、糖質依存の疑いがあります。
さらに、3個以上当てはまる場合は、すでに糖質依存になっていると言えるため、すぐにでも改善する必要があります。

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糖質依存が起きてしまう原因とは

糖質依存とは、低血糖を引き起こす要因となるものです。
低血糖とはどんな状態を指すのでしょうか。

私たちが炭水化物を摂取すると、約2時間後にはブドウ糖に変換します。
この時、血中のブドウ糖が一気に上昇しすぎると、脳が慌ててインスリンを分泌し、血糖の調整が行われます。

血糖値は通常100以下が望ましいと言われていますが、白米や白砂糖といった精製された糖分を摂取すると、一気に血糖値が150ほどまで上がります。
そしてその分、インスリンが分泌されて一気に上がった血糖値は、みるみる下がって低血糖になってしまいます。

低血糖に陥ると、自律神経に影響が出てしまい、甘いものや炭水化物が繰り返し欲しくなる中毒症状を引き起こしてしまいます。

また、空腹の状態で食事を済ませた後、身体がだるくなり、眠気を感じるほどの疲労感を感じたという経験はありませんか?

これは糖質依存による血糖値スパイクに陥っている可能性が高いです。

空腹状態でいきなり甘いものを摂取すると、一気に血糖値が跳ね上がります。
これに対処すべくインスリンがたくさん出て、今度は一気に低血糖となりますが、これを血糖値スパイクと呼びます。

放置しておくと、動脈硬化が進行し、血管が傷つきやすくなります。
このほかにも、炎症や酸化ストレスを引き起こしやすくなるだけでなく、最近では認知症の進展にも関連があることが分かってきました。

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糖質依存から脱却するためのポイント

糖質依存の疑いがある場合は、まずは自分が中毒になっていることを自覚し、そこから脱却する努力をしていきましょう。

いきなり糖質をカットすると、ストレスの反動で余計に糖質を摂ってしまいますから、無理のない範囲で少しずつ、減らしていくことがポイントです。

まず、自宅にスイーツを常備しているなら、それは廃棄してください。
すぐ手の届く範囲に甘いものがあるから、手を伸ばしてしまうのです。

スーパーやコンビニに行く時も、あらかじめ何を買うか決めてから行くようにしましょう。
何も決めずに行くと、無意識のうちに甘い食べ物に手を出してしまうからです。

甘いものが食べたくなったら、フルーツやドライフルーツで代用すると良いですね。
ナッツ類やさつまいも、栗なども腹持ちが良いので、お勧めです。

飲み物にも気をつけてくださいね。
砂糖のたくさん入った清涼飲料水を避け、コーヒーや紅茶もシュガーレスにするように心がけてください。

疲れた時に甘いものを食べてしまう女性は、食べ物に頼るのではなく、ゆっくりと休むことで疲れを取るようにしましょう。
それで甘いものを食べないと、イライラすることが続くようなら、ウォーキングやストレッチなどをして、身体を動かすことも良いと思います。

その他、深夜は甘いものが欲しくなるので、夜更かしをやめて十分な睡眠を取ったり、食事の栄養バランスを見直したり、規則正しい生活を送ったりすることで、糖質依存は軽減されていきます。

まとめ

無理せずに少しずつ減らす努力を

糖質依存になると、病気のリスクが高まってしまいます。
チェックリストで糖質依存の疑いがあった女性は、無理しない程度に少しずつ糖質を減らす努力をしましょう。

大丈夫です。きっと改善できますから、前向きにコツコツと取り組んでみてくださいね。