美容師も愛用するヘアミスト! その効果的な使い方・選び方を教えます

あなたはヘアミストを使っていますか? ヘアミストは、髪へのこだわりが強い美容師でも愛用するほど、ヘアケアに大切なものなんですよ。自分に合っているヘアミストを探すためには、ヘアウォーターとの違いを知っておくこと、ヘアミストの効果をしっかり理解しておくことが大切です。そこで今回は、ヘアミストの選び方のポイントと、朝のお出かけ前、夜の就寝前などの使い方を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. ヘアミスト
  2. 効果
  3. 使い方
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ヘアミストは霧状で髪に浸透しやすい

ヘアウォーターとヘアミストは、髪に使うものであることには変わりありません。
ヘアウォーターは、髪の水分補給に役立ち、うるおいが与えられます。
種類によっては、髪に香りをつけることも可能です。

つまり、ヘアウォーターとヘアミストの基本的な効果は、同じと言えるでしょう。

ヘアウォーターとヘアミストに違いがあるとすれば、液体の分子の大きさで、ヘアミストは霧状、ヘアウォーターは霧状よりも大きい分子です。
そのため、ヘアウォーターよりヘアミストのほうが、髪に浸透しやすいようです。

その分、うるおいやドライヤーなどの熱対策が早くなると言えますね。
また、ヘアミストのほうが、髪全体に均等にかけられて、使いやすいです。

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ヘアミストはフレグランス代わりに気軽に使える

ヘアミストには、主に3つの効果が期待できます。

まず、髪に使うことで、簡単に香りがつけられます。
ヘアミストは霧状のため、髪全体に均等に香りがつけられるので、鼻につくような強い香水にならずに柔らかい香りつけが可能です。

つまり、ヘアミストは髪に良い香りを放つ、フレグランスの代わりに使えます。
ヘアミストをフレグランスの代わりに使うなら、自分が気に入っている香りを選ぶとよいでしょう。

香水などの強い香りが苦手な女性にオススメできますね。
また、強い香りが放てない場所などでも、ヘアミストならほのかに髪へ香りづけができるというメリットもあります。

次に、ヘアミストを使えば、髪のスタイリングが楽です。
髪の形を決める時はもちろんですが、朝起きた時の髪の寝ぐせを整えるスタイリング作りにも使えます。

朝の忙しい時の寝ぐせ直しは大変です。
寝ぐせを早く直そうとして、水などで濡らして整える女性も多いことでしょう。
しかし、水で濡らすより、霧状で浸透が早いヘアミストのほうが簡単に寝ぐせ直しができます。
ヘアミストは絡まった髪にふりかけることで、ほぐされて髪を整えやすくしてくれるからです。

そして、ヘアミストは髪のダメージケアに効果を発揮します。
髪はドライヤーの熱や紫外線によってダメージを受けるので、ドライヤーを使う時にヘアミストを使えば、ドライヤーの熱によるダメージを少なくできます。

また、外で髪に紫外線を受けると、髪の表面にある油成分が失われてしまい、なめらかさがなくなり、パサつき、ごわつきなどの手触りになり、髪にダメージがあります。
ヘアミストを使えば、ダメージの予防ができますよ。

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ヘアミストの効果を上げるならスタイリングの最後に

ヘアミストは、髪に水分補給ができて、うるおいのある髪にできます。
そのため、ヘアブラシなどが入りやすくなり、スタイリングがしやすくなるでしょう。
特に朝忙しい時の寝ぐせ直しが楽です。

ヘアミストの基本的な使い方を解説しましょう。

朝起きた状態の髪は、横に広がったり、ハネたりからんだりして、髪を整えるのに時間がかかります。
髪がうるおいを失うことで、そのような状態になってしまうのです。

そんな時、水で濡らして改善しようとする女性も多いことでしょう。
しかし、水は表面しか濡らせず、失ったうるおいの改善には役立たないこともあります。

ヘアミストなら、髪の内部に水分補給ができます。
ヘアミストを使えば、朝の髪のスタイリングが楽です。
広がりやからみのある部分に多めにふりかけると、よりスタイリングがしやすいと思います。

夜は髪へのトリートメント効果のために、ヘアミストを使いましょう。
昼間に傷んだ髪のケアのためです。
昼間の髪は、直射日光の熱やエアコンなどの影響から水分を失い、乾燥します。

乾燥した状態が続くと、髪の表面を守っているキューティクルが剝がれたり、落ちたりします。

その状態は、髪が外部からの影響を受けやすくなり、ダメージにつながります。
キューティクルを正常な状態にして、髪が外部からの影響を受けにくくするためには、ヘアミストによる水分補給が必要です。

ヘアミストは、髪全体に多くの量をふりかけるのは避けてください。
使う量は2〜3プッシュほどが目安です。
そして、香水を使うように数回に分けて使ってください。

ヘアミストの香りを長く残したいのなら、髪の表面だけではなく、内面にもふりかけると、より香りが長く続きますよ。

それから、ヘアミストは髪をドライヤーで整えた後に使うと、香りが残りやすいです。
ドライヤーを使う前にヘアミストをふりかけると、熱で髪のダメージを防ぐという点では効果的です。

しかし、先にヘアミストをふりかけると、ドライヤーの熱によって霧状の液体が乾いてしまうおそれがあります。
髪のダメージに役立たないことに加えて、髪の香りが残りにくくなります。

ヘアミストの効果を上げるためには、スタイリングの最後が良いでしょう。

まとめ

お気に入りのヘアミストを探してみましょう

ヘアミストを香りで選ぶ場合、清潔感ならシャボン系、個性的はフローラル系、さっぱりやスッキリ系なら柑橘系を選ぶと良いでしょう。
香りが苦手な女性には、無香料がおすすめです。

また、地肌のベタツキとニオイが気になる女性はさらさらタイプ、髪が太く硬くて量が多い女性はしっとりタイプのヘアミストを選んでください。

髪のパサつきや髪のボリュームアップには保湿成分、トリートメント効果なら表面にコーティングができるヘアミストがおすすめです。
静電気や紫外線から髪をケアしたいなら、静電気・UVカット効果のあるヘアミストを選びましょう。

あなたのお気に入りのヘアミストを探してみてください!