「マスクをするとなんかクサい…」その臭いの原因は口臭かも?!見直した方が良い4つの習慣

新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクを手放せない日々が続いています。一日中マスクを着けていると、臭いが気になる人もいるのではないでしょうか。マスクの臭いの元は口臭にあるケースも少なくないようです。そこで今回は口臭の原因と対策をお教えします。臭いのせいでマスク生活が憂鬱だと感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね!

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マスクの臭いの三大原因「雑菌」「唾液」「口臭」

マスクについた臭いには、以下の三つの原因が考えられます。

①「雑菌」による臭い

マスクをつけると、その内側は自分の呼気で温度と湿度が高い状態になっています。呼気に含まれた雑菌が繁殖し、臭いが発生しやすい環境になるのだそうです。

②「唾液」による臭い

マスクをつけたまま話した時に飛んだ唾が臭っているおそれがあります。

③「口臭」による臭い

アース製薬が2016年に20~50代の男女400人を対象に実施したアンケート調査では、マスクの臭いが気になると答えた人は74.5%。マスク内の臭いの原因は自分の口臭だと思っている人は、92.0%にも上っています。普段は気にならなくても、マスクをつけると吐息がこもり、自分の臭いに気づきやすくなります。

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「口内の渇き」で臭くなる

マスクが臭ってくる前に、こまめに新しいものに取り替えるのが理想ですが、それは難しいという人もいますよね。できれば自分で口臭を和らげたいものですが、そもそもなぜ口は臭くなるのでしょうか?

虫歯や歯周病といったお口のトラブルはもちろんですが、大きな原因は「口の中の渇き」です。口の中は、常にサラサラの唾液で満たしておかなければいけません。唾液には自浄作用があるので、口内をトラブルから守ってくれます。ところが、ストレスなどによって唾液がドロドロしたり、分泌量が減ったりして口内が乾くと、臭いの元となる細菌「嫌気性菌」が増殖してしまうそう。さらに、今は新型コロナへの不安などでストレスがたまりやすいうえ、マスクをつけると口呼吸になりがちなので、口臭がきつくなる傾向にあるのです。

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見直すべき4つの習慣

日常生活の癖を直すだけでも、唾液は出やすくなります。口臭を抑えるために、見直すべき4つのポイントをお教えしましょう!

①歯を磨き過ぎない

口臭を気にして、一日に何度も歯磨きをする人がいます。もちろん、磨いた直後はすっきりしますが、やりすぎると、口の中の粘膜を傷つけて唾液の分泌が減ってしまうので、注意が必要です。なので、食後は歯磨き粉は使わず、歯ブラシで目に見える汚れを落とすだけで十分です。その後、水を飲むと、唾液の分泌が促されます。歯磨き粉を使うのは、一番細菌が多いといわれる朝起きた直後と、夜寝る前だけにしましょう。

②スマートフォンやパソコンから、時々目を離す

外出自粛で、自宅でスマートフォンやパソコン画面を見る時間が増えた人も多いのではないでしょうか?唾液を出すためには、舌を動かすことが重要になります。ところが、下を向いてスマホなどを見ていると、舌が動きづらくなってしまうのです。そこでおすすめなのが、意識的に「ら」の口でスマイルをすること!やり方はとっても簡単♪背筋を伸ばして正面を向き、舌先を上あごの奥につけたまま、にっこりと口を横に開くだけです。テレワーク中もこまめに取り入れてみましょう。硬めのガムを、舌の上で転がしておくのもおすすめ◎

③コーヒーや紅茶を控える

自宅にいると、コーヒーや紅茶が好きな人は、ついつい何杯も飲んでしまいますよね。コーヒー、紅茶に含まれるカフェインには利尿作用があり、体内の水分が抜けやすくなってしまいます。さらに、熱い飲料も口内が乾く原因になるんです。なので、喉が渇いたら、常温の水を飲むように心がけましょう!

④生活習慣を見直す

みなさんもご存知の通り、生活習慣の乱れはストレスにつながります。早寝早起きはもちろんのこと、アルコールや間食はなるべく控えましょう。朝は、白米を食べることがおすすめ◎よく噛むことで唾液が出やすくなり、口腔環境も整いますよ♪

まとめ

生活習慣を見直して、臭いもストレスもスッキリ改善♪

臭い対策のガムやタブレット、スプレーなどで対策している方も多いと思いますが、これを機に自分の癖や習慣を見直してみてはいかがでしょうか?それでも口臭が気になるときには、専門家への相談をおすすめします。

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