初心者でも少額投資でスタートできる! 女性目線での株式投資のススメ
資産運用を始めている女性なら、株式投資にも興味があるのではないでしょうか。ただ、初めて株式投資をする場合、どんな銘柄に投資すれば良いかが分からないですよね。そこで今回は、女性目線を活かして、有望な投資先を見つける方法を解説したいと思います。
まとまったお金がなくても少額投資が可能に
投資の代表格は、やはり株式投資です。
株式投資には、投資信託や債券よりも大きなリターンを狙いやすい、銘柄によって株主優待を受けられるといった醍醐味があります。
日本証券業協会の調査によると、男性に比べ、女性は株式を保有している割合が低いことが明らかになっており、「株式投資はハードルが高い」と感じている女性は少なくないようです。
株式投資に興味はあるけれど、「まとまったお金がない……」と悩んでいる女性もいるかもしれませんね。
そんな女性に朗報です。
近年では、少額から株式投資できる環境が整いつつあり、誰でもチャレンジしやすくなっています。
「貯蓄から投資へ」という標語のもと、NISA(少額投資非課税制度)が誕生したほか、金融機関によって「ミニ株」(単元未満株)を購入できるようになったためです。
株式投資にチャレンジしやすくなったとはいえ、「どんな銘柄に投資するか」が肝心なのは変わりません。
女性目線を活かして、有望な銘柄を選ぶにはどうすれば良いでしょうか。
女性目線で銘柄を選んでみましょう
株式投資では、自分に身近な製品・サービスを展開している企業の中から、今後業績が伸びそうな銘柄を探すのが、セオリーの1つです。
この銘柄選択で女性目線を活かせば、男性では見つけにくい有望企業を見つけることができるでしょう。
例えば、化粧品メーカーやお気に入りの女性向けアパレルブランドの中から、今後、より女性ユーザーから支持されそうな企業を、女性ユーザー目線で探すという方法が考えられます。
化粧品メーカーや女性向けアパレルブランドの良し悪しは、化粧品を使わない男性には分かりにくいものです。
実際に使ってみなければ、ユーザーがどのような感想を持つか、肌感覚で分からないからです。
化粧品メーカーや女性向けアパレルブランドだけでなく、女性向け商品をメインに扱っている企業であれば、女性目線をうまく活かすことができますね。
投資候補の企業分析をしましょう
上記のようにして、投資先の候補を挙げたら、より投資の成功確率を上げるために、自分なりに企業分析・銘柄分析をしてみましょう。
決算短信で着目すべきは、売上高、営業利益(営業損失)、経常利益(経常損失)、純利益(純損失)などの業績のほか、それらの前年同期比の増減、業績見通しなどです。
ただし、業績見通しについては、四半期ごとに上方修正や下方修正が入ることもあります。
魅力的な業績見通しを打ち出していても、企業の見通しが甘く、下方修正が続くこともあり得るため、投資先として検討する際には、過去の決算発表にも目を通した上で総合的に判断することが理想です。
その企業が女性向けの商品を展開している場合は、今後力を入れていこうとしていることが、世の中の女性の考え方にマッチしているかなども確認するようにしましょう。
出来高とは、一定期間内に売買された株式の数量のことで、無料で株価チャートが見られるサイトやアプリでも簡単に確認できます。
株価の上昇を伴いながら、出来高が増えている銘柄に関しては、今後の業績などに注目して、株式を保有しようとしている人が増えている可能性が高いと言え、その後も株価の上昇が続くことが期待できます。
まとめ
まずは余剰資金での少額投資から
初心者が株式投資で大きな失敗をしないためには、まずは余剰資金で少額投資をすることが賢明です。
買った銘柄が値下がりすることもありますから、なぜ値下がりしたのかを考えることで、投資家としての思考力が養われます。
ある程度大きな金額を投資するのは、学んでからでも決して遅くありません。
女性目線を活かし、有望な投資先を見つけて、堅実な株式投資にチャレンジしてみてください!