女性のソロキャンプは危険がいっぱい!?安全にソロキャンプを楽しむための心得♡

漫画や雑誌などの影響もあり、近年、女性のソロキャンパーが増えているんですよ!実際にキャンプ場で見かけたことや、自分も「行ったことがある!」という方もいるのではないでしょうか?でも楽しい反面、女性一人でキャンプをするのは、残念ながら、危険度が上がってしまいます…。そこで今回は、女性のソロキャンプの対策と心得をまとめました。具体的に、どんな危険が潜んでいるのか、まずはそこから見ていきましょう!

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女性のソロキャンプに潜む危険

①近隣サイトとのトラブル
女性のソロキャンパーのブログやSNSを見ると、自分のサイト付近の利用客とのトラブルも伺えます。例えば「知らない人がテントの前に居座ってしまい、なかなか帰ってくれず困ってしまった…」というエピソードもあるようです。

②夜間や就寝時のトラブル
トラブルは、暗くて人気のない夜間や就寝時に起こりがち。「寝ている間に他人が入り込んでいて、いつの間にか写真を撮られていたことを後日SNSで知った」という、ゾッとするような事例の報告も…。

③盗難被害に遭う可能性あり
グループキャンプ経験者は、防犯意識が低いままソロキャンプに挑戦してしまうこともあるでしょう。盗難は女性のソロキャンプに限った話ではありませんが、女性一人だと狙われる確率はグンと高くなってしまいます。

「それでも女子ソロキャンプへ行きたい!」…のなら、しかるべき対策を!
この他にも様々な危険が想定される女性のソロキャンプですが、それを恐れるあまりトライできないのは残念…。そこで、しっかりとした対策と意識を持っておきましょう!抑えておくべきポイントは、「キャンプをする場所」「防犯対策」「心構え」。この3つを軸に、準備~現地でどんなことに注意すべきかを考えていきましょう。

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安心安全なソロキャンプの心得①「キャンプ場の選び方」

・まず絶対条件!電波が入るエリアでキャンプしよう
より自然を追い求めて人気の無い奥地に行きたくなる気持ちがあっても、いざという時に連絡が取れなければ途方に暮れてしまいます。キャンプ場を選ぶ際には、事前に電波が入る場所かどうかを確認しておくことが大前提です!

・管理人常駐のキャンプ場を選ぼう
何かあった時に助けを求められる管理人がいるキャンプ場は、安心感があります。初心者やファミリー層に人気の高規格キャンプ場は管理人が常駐しているところが多く、このような場所を選ぶのがおすすめです。女性一人の場合、河原や無料で利用できる場所でのキャンプは避けるのが無難!

・ファミリー層の利用客が多いキャンプ場を選ぶのもひとつ
せっかくソロキャンプに来たのだから、にぎやかなキャンプ場よりも静かな所でゆっくり過ごしたいと思うかもしれませんね。しかし、人気が少ないということは、それだけ人目につかないシーンも多いということです。立地の特性上、ソロキャンパーに人気の場所は魅力に感じるかもしれませんが、ファミリー客が中心のキャンプ場の方が、人が多いという点で危険を減らせる可能性は高くなります。

・サイトはフリーより区画が安心
キャンプ場内のどこを利用するかですが、安全面を考慮すると隣との境目が無いフリーサイトより、区切られている区画サイトを選ぶのが賢明です。オープンな環境はサイトへの侵入もしやすくなるため、危険度が高まります。可能であれば、区画サイトの中でも管理棟に近い場所にしてもらうとより安心です◎

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安心安全なソロキャンプの心得②「装備の安全性を高める」

・安心できる前室付きテントがおすすめ
ソロキャンプをワイルドに楽しみたいからといって、大胆にオープンタープの下でコット寝スタイル! もちろんダメという訳ではないのですが、女性一人の場合危険度が高い設営です。

やはり、就寝中もテント外の共有スペースとの距離が取れる前室のあるテントが安心!荷物置き場にもなるため、サイトがすっきりまとまるという利点もあります。

・テントの内側から鍵をかける
テントを離れる際、防犯対策としてファスナーに施錠をしているキャンパーもいますね。就寝時は内側から南京錠やダイヤルロック式の鍵をかければ、外部からの侵入抑止に効果的です◎

・防犯グッズを導入する
誰かががテントに近づいてきたらすぐにわかるように、人感センサーライトを設置しておくのも一つの手。万が一サイトに誰かが侵入しても、不意にパッとライトに照らされれば侵入者も焦るため、抑止につながります。さらにプラスして防犯ブザーも用意しておくと、なお安心です!

・一人じゃないことを装う
大きめサイズのサンダルなど、数足の靴をテントの前に置いてカムフラージュするのも効果的。複数人で来ているように見せかけることで、女性一人ということをわかりづらくします。

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安心安全なソロキャンプの心得③「振る舞いかた」

・無防備に打ち解けすぎない
周りのサイトの人たちと気軽に話ができるのもキャンプの魅力ではありますが、必要以上に打ち解けると勘違いされてしまうことも…。オープンになり過ぎず、ある程度の距離を保って接することが大切です。

・場所が特定できるキャンプ写真をリアルタイムでSNSにアップしない
「どこのキャンプ場でソロキャンプをしている」というような内容をSNSにリアルタイムで上げることは、思わぬ危険を伴います。SNSを利用する際には場所のタグ付けを避けたり、ロケーションが特定されないような写真に限定するなど配慮しましょう。

まとめ

徹底した事前準備と心持ちで、安全なソロキャンプを!

いかがでしたでしょうか?自分の好きなように楽しみ、自由に時間を使うことができるとっても魅力的なソロキャンプですが、女性一人というのは危険があることは忘れないでください。終始、安心安全なキャンプが楽しめるよう、準備段階から対策と心構えを万全にしてくださいね!