「SNS疲れ感じてない?」SNSを辞めるメリット・デメリット

スマホの利用のメインとなっている、SNS。あなたは“SNS疲れ”を感じていませんか?「楽しんでいたはずのSNSが最近全く楽しくない…」「SNSでの返信がストレスやプレッシャーの原因になっている…」と感じるのであれば、それはもうSNS疲れかもしれません。重度のSNS疲れの場合、原因であるSNSから離れてみるのも1つの手ですが、やめたいと思ってもなかなか思い切れないんですよね。そこで今回は、実際にSNSをやめた人や利用頻度を大幅に減らした人の体験談から、SNSを辞めるメリット・デメリットやSNSのやめ方をまとめてみました。SNSをやめようと思ってもなかなかやめられないと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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SNS疲れを感じたらやめるべき?

SNS疲れを感じてやめたいと思っても、その後のデメリットが気になってなかなか思い切れないという人もいるはずです。そこでSNSをやめたらどうなるのか、実際にやめた人や利用頻度を減らした人の体験談を集めたところ、次のようなことがわかりました!

・SNSをやめたメリットを感じる人は多い
・デメリットは対処法があったり、気にならない人が多い
・アカウント削除しなくてもSNSをやめる方法がある

実際にSNSをやめた人の体験談では、良かった!というポジティブな意見が多いようです。また、デメリットももちろんありますが、それほど深刻な影響がある方は少ないようでした。

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SNS疲れの原因

SNS疲れは、SNS上のコミュニケーションが原因で精神的疲労やストレスを感じてしまう現象です。

<SNS疲れになる主な原因>

・攻撃的・批判的な投稿を見てしまう
・他人の投稿・メッセージに反応しなければという義務感
・他人のリア充ぶりと自分を比較してしまう
・注目を浴びる投稿をするために必要以上に頑張ってしまう

SNSはいつでも手軽に他人と交流を計れるのが魅力ですが、度が過ぎるとその交流が負担になったり、四六時中SNSに監視されているようだと感じてしまうこともあるようです。もし、SNS疲れを感じた時は、原因となるSNSをやめるか、一時的にでも離れるのが1番の対処法といえます。とはいえ、SNSをずっと使っている人は、やめた後にどんな影響が出るのかわからなくてやめにくいという人もいるかもしれません。

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SNSをやめるメリット

まずは、実際にSNSをやめた人や利用する機会を減らした人の体験談から「SNSをやめて良かったこと」をまとめてみます。

・自由な時間が増えた

SNSをやめて良かったこととして、一番に挙げられているのが「自由な時間が増えて、もっと有意義なことができるようになった」というものです。SNS疲れを感じている人は、1日の中でSNSに費やしている時間が多いのではないでしょうか?それほどSNSに時間を使っているつもりはない、という方もぜひ1日の間でSNSに触っている時間を振り返ってみてください。起床直後、通勤・通学中、昼休み中、家に帰ってからなど、暇さえあればついついSNSを見ていませんか?SNSから離れることで、自由な時間に生まれ変わります。しかも、SNSによるストレスやプレッシャーから解放された分、新しく何かに打ち込む気力が湧いてくることも多いようです。

空いた時間を、趣味や仕事、習い事、運動、家族や友人と過ごす時間などにあてることで、以前よりも充実した日々を送れるようになったと感じるそう。空いた時間に何をするか思いつかない時は、ゆっくり休憩して日頃の疲れをリフレッシュする時間にするのもおすすめです。

・リアルの人付き合いが充実する

SNS疲れを感じてもやめられない人には、「SNSをやめると他人とのコミュニケーションが取れなくなってしまうのではないか?」と心配している人も多いでしょう。確かにSNSをやめることで、「SNS上だけで繋がっている人との交流がなくなってしまった…」という声はあります。しかし、「逆にリアルの人付き合いが充実するようになった!」という人もいます。例えば、今までSNS上で済ませていた会話も直接会って話をするようになったり、飲み会やイベントの誘いに参加する余裕ができたり、新しく始めた趣味や習い事を介して人と交流する機会が増えたり…とリア充度がアップしたという体験談も多いのです。コミュニケーションの機会が減るのが心配でSNSをやめられないという人は、ぜひSNSに使っていた時間と気力をリアルの交友に使ってみましょう◎

・自分から情報を集めるようになった

体験談の中には、SNSをやめてからの人が、有用な情報を入手する機会が増えたという声もありました。どういうことかというと、SNSをやめた後は自分にとって、必要な情報を意識的に集めるので、手に入る情報の質・量ともに良くなったということでした。例えば、タイムラインやフィードで雑多な情報を眺めていると、何となく色んなことを知ったような気になりますが、後で何を見たか振り返ってもあまり覚えていない、なんて経験はないでしょうか?SNSで流れてくる情報の中には、自分に関係ない情報や興味のない情報も大量にあります。そういった利用しない情報を何となく眺めているよりも、自分から必要な情報をピンポイントで集めた方が手に入る情報の質・量ともに良くなるのではないでしょうか。

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SNSをやめるデメリット

続いて、SNSをやめた後でも未練があることやデメリットについてまとめてみます。

・SNSで繋がった人と連絡が取れなくなった

SNSをやめると、当然SNS上だけで繋がっていた人とは連絡が取れなくなってしまいます。しかし、「SNSをやめて良かったこと」でも紹介した通り、リア友たちと直接会ったり、新しく趣味の集まりに参加する機会が増え、交友関係が充実するケースもあります。「SNSをやめるとリア友とのコミュニケーションも取れなくなるのでは?」と心配される人も多いと思いますが、本当に大切な人ならSNS以外でもお付き合いが続くはず。実際にそれまでSNSを介して連絡などをしていた友人・知人もSNS以外の手段で連絡してくれるようになった、というケースも多いようです。交友関係が切れてしまうことが嫌でSNSをやめられないという人は、「今までSNSに費やしていた時間と気力を使えば、リアルの交友関係を充実させられる!」と考えるとやめやすくなるのでは?

・最新情報が入手できない

SNSをやめると、SNS上で拡散される情報が入手しづらくなるというデメリットがあります。SNSで真っ先に最新情報を発信する企業も多いので、お得な情報を見逃してしまうのが気になったという体験談もありました。一方で「SNSをやめて良かったこと」で紹介した通り、自分から意識的に情報を収集することで、逆に入手できる情報の質・量ともにアップしたという意見もありました。結局のところ、SNSは情報を入手する手段・ツールの1つに過ぎないので使う人次第ということかもしれません。どうしてもSNSで最新情報をチェックしたいならば、後の「SNSをやめる方法」で紹介する方法を使って、必要な情報だけを入手するように工夫してみましょう。

・連携済みサービスにログインできなくなる

SNSアカウントを削除した後に意外と困るのが、アカウント連携していたWebサービスにログインできなくなるという問題です。Webサービスやアプリの会員登録時、ログイン情報にTwitterやFacebookのSNSアカウントを使用している人も多いと思います。時々、このログインに使用しているSNSアカウントを削除してしまったために、連携していたWebサービス・アプリにログインできなくなって慌てる人がいるようです。もちろん、新たにメールアドレスなどを使って会員登録すればサービス自体は利用できるのですが、そうすると以前のアカウントでのポイントや購入履歴などは引き継げません。この問題を防ぐためには、SNSをやめる前に連携中のWebサービス・アプリにSNSアカウント以外の方法でログインできるよう、ログイン情報を変更しておく必要があります。

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SNSをやめる方法

SNSを見るのが習慣化している人や、築き上げた人間関係を失うのが怖くてなかなかやめられない人は、いきなりアカウントを削除するのに抵抗があるかもしれません。そういった人は、徐々にSNSの利用頻度を減らして、SNSを使わない状態に慣れていく方法がおすすめ◎その具体的な方法について紹介していきましょう!

・SNS離れする期間を決める

「いきなりSNSを完全にやめるのは無理」という人は、まず1~2週間など期間を決めてSNSから離れてみましょう。元はSNS依存だった人でも、一定期間だけSNSから離れてみたら「意外と平気だった」「SNSをやめるメリットをハッキリ感じた」という人は多いようです。完全でなくても、少しの間だけでもSNSを離れて、メリット・デメリットを実感することで、SNSとの適度な付き合い方を考え直すきっかけになるはずです。実行する際はSNS上で事前にやめる期間を宣言しておくと、再開する場合も戻ってきやすくなります。

・SNSのアイコンをホーム画面から削除する

SNSをやめようと思い立っても、スマホのホーム画面を開いた時にアイコンが目に入ってしまうと気にしてしまうもの。アプリのアンインストールまではしたくないという人は、ひとまずSNSのアイコンをホーム画面から削除してみましょう。ついでにスマホやアプリの設定で、不要な新着通知も来ないようにしておくこともおすすめします。アプリを起動するのにひと手間必要になることで、暇になるとついSNSを覗く習慣がついているという人にも効果があり◎

・ログイン情報をアプリに記憶させない

こちらも、暇になるとついSNSを覗く習慣がついている人に有効な方法です。よく使うSNSのログイン情報(メールアドレスやパスワードなど)を、アプリやブラウザに記憶させないようにします。利用する度にログイン情報の入力するという手間が発生するので、自然とSNSを覗く機会が減っていきますよ◎

・重要な情報のみ通知が届くよう設定する

SNSを仕事上の情報収集や交流にも使っている人は「SNSを常にチェックしておかないと、重要な情報を見逃してしまうのでは?」という心配を感じるかもしれません。そういう時は、SNSの設定で仕事関連の重要な通知のみ届くようにしておきましょう。通知が来た時だけSNSを覗くようにすれば、SNS疲れの原因となる不要な情報をシャットアウトしながら重要な情報だけを入手できます。また、仕事以外でも「興味・関心がある分野に関するアカウントのみフォローする」といった工夫をするのもおすすめです。

・自分なりの利用ルールを決める

いくらSNS疲れを感じても、SNSをやめてしまうと仕事や交友にどうしても支障が出るという人は、必要最低限の機能だけ使えるよう、自分なりの利用ルールを作りましょう。例えば、SNSを必要最低限だけ使っている人は、仕事上必要な対応はする、仕事関係のグループの情報だけチェックする、10分間だけ使う、タイムライン・フィードを追わない、といったようなルールを決めていることが多いです。必要最低限だけ利用するよう決めておけば、「不要な情報まで見て落ち込む」などの心理的負担を感じる機会も減らせます!

・スマホ依存対策アプリを使う

SNSをやめたいけれど、気がついたらSNSを開いて時間を潰してしまう、という人は、スマホ依存対策アプリの力を借りるのも良いかもしれません。iTunes AppストアやGooge Playストアで「スマホ中毒」「スマホ依存」などで検索すると、対策用アプリが見つかりますよ!

スマホ依存対策アプリには、一定の時間だけスマホをロックしたり、スマホを放置している間だけ生き物や木を育てられるものなどがあるので、自分に合った使いやすいものを探してみましょう。また、iOS12以上のiPhoneなら「スクリーンタイム」という特定の時間だけ、AppやiPhoneの利用自体を制限する機能を使うこともできます。アプリやスマホの操作を制限している間は、現実世界に集中できるので、完全にSNS離れをしたい方だけではなく、一定時間仕事や勉強に集中したいという時にもおすすめです♪

まとめ

SNSに振り回されるぐらいならやめるべき!

いかがでしたでしょうか?大切なことは、「SNSはあくまでコミュニケーションや情報収集ツールのひとつ」という点です。単なる道具に振り回されて、SNS疲れを感じるぐらいなら、距離を置いた方が良いです。SNSを一切やめることに抵抗を感じる人は、まずは期間を決めてSNS離れに挑戦してみるところから始めてみましょう。SNS上の交友関係や最新情報が気になる人も、1度SNSに費やしていた時間と気力を現実に向けてみると、新しい趣味や交友関係と素敵な出会いが得られるかもしれませんよ♪

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