お金を貯めるために「○○する!」よりも、「○○しない!」考え方
お金を貯めるためには、「500円玉貯金を始めよう!」「家計簿をつけよう!」「貯金計画を立てよう!」など、「〇〇しよう!」といった考え方が当たり前ですよね?でもそれって、毎日忙しい人や面倒くさがりな人にとっては無理な話です…。そこで今回は、思い切って逆発想!「〇〇しない!」を実践することでお金を貯める方法をいくつかご紹介したいと思います。試してみる価値あり♪
貯金ができない人ってどんな人?
「貯金ができない人」というと、あなたはどのような人物像が思い浮かびますか?
・収入が少ない
・支出が多い
・意志が弱い
・気まぐれ
・見栄っ張り
こういった特徴ならば、誰しもが納得できそうですね。しかし、実際には次のような人たちの中にも、貯金ができない、思うように増えないという悩みを抱えている人が結構いるもの。
・収入も人並みにある
・支出もそれほど多くはない
・意志が弱いほうではない
・計画性があるほうだ
・質素で倹約家なほうだ
どうしてなのでしょう?もし自分も当てはまるという人は、以下のタイプに該当していないかチェックしてみてください。
・真面目すぎる
「家計簿は毎日つけなきゃ」「計画通りに貯金しなきゃ」「毎月手取り額の30%は貯金しなきゃ」など「〇〇しなきゃ」に縛られてはいませんか?多忙な日や体調が悪い日、手取り額に変化が生じることは誰しもあります。不測の事態に落ち込んだり悩んだりし過ぎるのは、真面目すぎが原因かもしれません…。
・細かすぎる
「家計簿の数字と財布のお金が10円合わない」「100円で買えるはずの食材が、今日は120円…買うのは止めよう」など、細かすぎる傾向はありませんか?細かすぎると、貯金すること自体に疲弊し苦痛を感じるようになり、長続きしないでしょう。
・自分に厳しすぎる
「今月は使い過ぎた」「もっと節約できるはず」「もっと貯金できるはず」と自分に厳しすぎる傾向はありませんか?その思いがモチベーションアップになり頑張れる人もいるでしょうが、自分へのダメ出しはあまり効果がありません。のんびり構えて、楽しく継続できる工夫をしましょう!
5つの「○○しない!」
前述した「真面目すぎ、細かすぎ、自分に厳しすぎ」に当てはまった人はもちろん、もっと気楽に楽しく貯金したい人におすすめの方法をご紹介していきましょう♪
①「毎日しない」
「家計簿は毎日つけなきゃ」「毎日貯金箱に小銭を入れなきゃ」といったように「毎日すること」が正しいという思考を捨ててしまいましょう。貯金やお金の管理は「毎日すること」が重要なのではなく、「収支を把握すること」が重要です。把握できるのであれば家計簿自体をつけなくても良いですし、貯金箱に毎日貯金するのが苦手なら、まとめてする貯金方法を考えれば良いだけのことです。
②「完璧にしない」
「家計簿上の残額と、財布や通帳上の残額をきちんと合わせなきゃ」「今週はあと〇円しか使ってはいけない」といったように「完璧に管理すること」が正しいという思考を手放しましょう。残額が合ったかどうかや、支出が予定通りだったかどうかの細かいチェックより、「収支バランスを知ること」や「支出の傾向を知る」ことのほうが重要!
③「ムリしない」
「1日1食だけにして、毎月の貯金額を増やそう」「欲しい洋服や見たい映画もあるけどガマンしよう」といったように「ムリしてガマンすること」が正しいという思考捨てましょう。ムリから生じる「体調悪化による医療費や薬代」「ストレスによる衝動買い」のほうが困りものです。ムリせず身体も心も健康な日々を過ごし、ムリのない金額をコツコツ貯金しましょう。
④「計画しない」
「何事も計画が大事」「貯金は目的や目標額を決めて計画的にしなきゃ」といったように「計画すること」が正しいという思考を手放しましょう。ひと昔前と違い、世の中が数年後にどうなっているかも予測不可能で、個人のライフプランも多様化している時代です。計画を立てても軌道修正が必要な今、計画を立てず目の前の一つひとつを丁寧に過ごすことのみに集中するのもおすすめです◎
⑤「行かない」
「セミナーや勉強会に出席しなきゃ情報を得られない」「ママ友の集まりに参加しなきゃ仲間外れになる」「みんなが行くから行かなきゃ」といったように「参加すること」が正しいという思考は捨ててしまいましょう。直接行かなくても、今はスマホさえあれば、使い方次第で情報も仲間も手に入る時代です。特にコロナ禍である今「行かない」ことは感染症対策にもなりますし、自分一人の時間が増え、体力や気持ちに余裕が生まれ、落ち着いてお金の管理ができるようになりますよ♪
まとめ
ツライ貯金はやめて、楽しい貯金をしよう♪
「〇〇しない!」を実践すると、貯金することが苦しく辛いことではなくなるので、習慣化し長続きしやすいです。「実践方法」といっても、何かを新たに始める実践ではなく、今までやっていたことをやめる実践なので、苦痛に感じていたことがあるのなら、勇気をもって今すぐやめてしまいましょう。貯金も楽しむことを忘れずに!