“1日1納豆”で超健康になれる?!毎日納豆健康法♡
納豆といえば、日本人の「ごはんのお供」の定番ですよね。なんとなく健康に良いということはみんな知っていても、具体的にどんな良い効果があるのかまでは知らない方が多いと思います。そこで今回は、納豆を食べるとどんな効果が得られるのかということから、その食べ方や保存方法についてもご紹介したいと思います。簡単にできる健康法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
納豆に含まれる豊富な健康パワー
①良質なたんぱく質が筋肉や血管を強化してくれる
納豆はアミノ酸スコアが100に近く、体内で活性しやすい良質なたんぱく質です。筋肉や肌、血管など体を作る元になり、肉や魚、乳製品など他のたんぱく質と一緒に摂ると、さらに吸収力がUPします。
②血糖値を改善し、生活習慣病を予防できる
血糖値を改善したい人や、生活習慣病を予防したい人にも積極的に摂ってほしい食材です。納豆には、血糖値の急上昇を抑える食物繊維や、血糖値を下げる大豆サポニンが豊富なんです。近年、納豆に含まれるポリアミンという成分が、動脈硬化を予防すると注目されているんですよ!
③免疫力アップや美肌効果もある
納豆菌で発酵した納豆には、腸を整えて免疫細胞を活性化させる働きがあります。また、美肌効果や抗酸化作用のある大豆イソフラボン、ストレスを緩和するレシチンなども豊富です。若々しい体づくりをサポートして、アンチエイジング効果も期待できちゃいます♪
④腸内環境を整え便秘を解消できる
食物繊維が豊富なので、腸内環境の改善にも効果的です。食物繊維には水に溶けにくい不溶性と水に溶けやすい水溶性がありますが、納豆はこのバランスがとっても良いんです。特に、水溶性を摂ると便が軟らかくなるので、便秘解消に効果を発揮します。
⑤大豆イソフラボンが更年期症状を緩和してくれる
納豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをしてくれます。女性ホルモンが急激に低下して起こる、更年期症状の予防や緩和にもおすすめです。ホルモン分泌をコントロールするビタミンEと一緒に摂ると、さらに効果UP!
⑥ナットウキナーゼが血液をサラサラにする
大豆が発酵する過程で作られる酵素が「ナットウキナーゼ」です。これには血栓を溶かす働きがあり、血液をサラサラにするので、脳梗塞や心筋梗塞などの予防効果が期待できます。大豆サポニンが血管の老化を防ぎ、レシチンが余分なコレステロールを減らす効果もあるんです。
⑦カルシウムやビタミンKが骨を丈夫にする
骨の形成に必要なカルシウムとビタミンKを含むので、骨密度が低下する更年期世代の女性には、ぜひ摂ってほしい食材でもあります。納豆は発酵しているので、体に吸収されやすいのもメリットのひとつ。きのこ類に含まれるビタミンDと一緒に食べるとより効果的です。
より健康に美味しく食べる方法と保存方法
400回混ぜると美味しくなるってほんと?!
納豆の旨み(アミノ酸)は、かき混ぜ回数が400回で最大になるという検証データがあるんです。とはいえ、毎回400回もかき混ぜるのは大変ですよね…。そこでおすすめしたい混ぜ方があります。まず何も入れずに40回、薬味を入れて20~30回、たれを加えて軽くかき混ぜ、最後にからしを入れて軽く混ぜれば完了♪これなら簡単にできると思うので、ぜひ試してみてくださいね。
血液サラサラ効果を生かすなら、夜に食べるのが良い
血栓は就寝中にできやすいので、ナットウキナーゼの血液サラサラ効果を活かすなら、夕飯で摂るのがベスト。就寝中にナットウキナーゼが活性化して血栓を溶かし、脳梗塞などの予防が期待できます。朝に食べるなら、ご飯と合わせることで最強の朝食になります。お米と納豆を一緒に食べると、互いに補い合ってアミノ酸のバランスが整い、たんぱく質の栄養価が高まります。
血栓予防なら熱々ご飯にのせるのはNG!
実はナットウキナーゼは70℃で死滅してしまいます。血液サラサラ効果を期待するなら加熱しないのが正解なんです。なので、炊きたてのご飯には、少し冷ましてからのせましょう。
風味も健康効果もUP!オリーブオイルと相性が良い♡
納豆×オリーブオイルは、実は最強の組み合わせなんです!他のオイルと比べてオレイン酸豊富なオリーブオイルは、悪玉コレステロールを減らす働きがあるので、納豆と一緒に食べると血液サラサラ効果がさらに高まります。腸の働きを整え、便秘解消効果も高めてくれるんです。
基本は冷蔵庫で保存!食べきれない時は冷凍保存でもOK!
納豆は常温で放置すると、納豆菌が再発酵を促しアンモニア臭を発生させるので、冷蔵庫で保存をしましょう。それでも少しずつ発酵が進みますが、賞味期限内なら美味しく食べられます。もし、食べきれない場合は冷凍室で保存もOKです。食べる前日に冷蔵室に移し、ゆっくり解凍すると美味しく食べられますよ♪
毎日食べても飽きない!和えるだけのお手軽レシピ♡
どんな食材と組み合わせても美味しくなっちゃうのも納豆の魅力です♡そのままでも十分美味しいのですが、毎日飽きずに食べたいという方にはちょっとしたアレンジがおすすめ!早速、納豆を飽きさせないためのお手軽レシピをご紹介しちゃいます。(※レシピはすべて1人前になってます。)
青のりえのき納豆
<作り方>
えのきたけ20gは石づきを切ってゆで、半分に切る。ボウルに納豆1パック、えのきたけ、しょうゆ小さじ1、青のり小さじ1/2を入れて和える。
玉ねぎまぐろ納豆
<作り方>
ボウルに納豆1パック、みじん切りにした玉ねぎ大さじ1、1cm角に切ったまぐろ30g、しょうゆ小さじ1を入れて和える。
切り干し大根の納豆和え
<作り方>
ボウルに納豆1パック、水で戻した切り干し大根10g、しょうゆ小さじ1を入れて和える。器に盛り、かつおぶし1/2パックを散らす。
しらすと小松菜の納豆和え
<作り方>
小松菜2本分はゆでて1cm幅に切る。ボウルに納豆1パック、しらす干し大さじ1、しょうゆ小さじ1、小松菜を入れて和える。
さばと納豆の大根おろし和え
<作り方>
ボウルに納豆1パック、さば缶20g、大根おろし大さじ1、しょうゆ小さじ1を入れて和える。器に盛り、カットしたすだち適量を添える。
にらキムチ納豆
<作り方>
にら20gはゆで、1cm幅に切る。ボウルに納豆1パック、にら、ごま油小さじ1、しょうゆ小さじ1、1㎝角に切ったキムチ20gを入れて和える。器に盛り付け、白ごま少量をふる。
トマトと豆腐の納豆和え
<作り方>
ボウルに納豆1パック、ほぐした木綿豆腐1/10丁、ちぎったのり1/4枚、しょうゆ小さじ1、1cm角に切ったトマト20gを入れて和える。
オリーブチーズ納豆
<作り方>
ボウルに納豆1パック、パルメザンチーズ大さじ1、刻んだローストくるみ適量、オリーブオイル小さじ1、黒こしょう少量、塩小さじ1/2を入れて和える。
アボカド納豆
<作り方>
ボウルに納豆1パック、一口大に切ったアボカド1/4個、しょうゆ小さじ1、和からし小さじ1/2を入れて和える。器に盛り、卵黄1個をのせる。
まとめ
“1日1納豆”で健康寿命を延ばそう!
いかがでしたか?納豆は昔から定番のご飯のお供ですが、こんなにも健康に効果があるのを知って驚いている方も多いのではないでしょうか。食べれば確実に健康に近づく食材と言って良いでしょう。納豆は手ごろな値段で買えますし、簡単にできるアレンジレシピも多いので、続けやすい健康法だと思います。ぜひ、“1日1納豆”を習慣にして、健康寿命を延ばしてみませんか?