「私はあなたのママじゃない!」母親役の彼女から脱却する方法
カレに対して「私、あなたのママじゃない!」と言ったことがある女性はいますか? 恋人関係がいつの間にか、母親と息子のような関係になってしまうと、ちょっとマズいですよね。あなたばかりが尽くしていたら、きっと恋愛に疲れてしまいますよね。母親役の彼女から脱却する方法について、一緒に考えていきましょう。
カレの世話を焼くことを1つずつやめてみる
かいがいしく尽くす妻と、大黒柱の夫。
そんなご両親に育てられたカレは、パートナーとなる女性の前では、特に父親と同じように扱われることを望みます。
同様の家庭環境で育った女性も、無意識に母親の振る舞いを再現してしまう傾向があるでしょう。
幼少時代から根づいた影響を、一朝一夕で改めることは難しいもの。
自分たちが結婚して、子供を持つ未来をイメージした時、今の状態が自然だと思えるのであれば、無理に変える必要はないかもしれません。
でも、あなたが「まだ夫婦でもないのに」と不満に思うなら、今日から心を鬼にして、カレの世話を焼くことを1つずつやめてみましょう。
意外とカレのほうは、やってもらえなくなったところで、何とも思わないかも。
相手に不服と思われないためには、代わりとなる愛情表現をプラスすることを心がけてみると良いでしょう。
代用なしに手を抜くだけでは、「愛が冷めた」と捉えられてしまいがちですからね。
尽くさないで嫌われるならそのほうがマシ
中には、「嫌われたくなくて尽くす」という奴隷のような女性や、「尽くされるのが当然だ」と思っている男性もいます。
決して良い関係とは思えませんが、このような組み合わせのカップルは決して少なくありません。
オレ様キャラの男性は、尽くしてくれそうな女性を本能で嗅ぎ分け、引き寄せているのかも。
複数の女性が放っておかないようなモテる男性、ミュージシャンやモデルなど、ファンにちやほやされることに慣れてしまっている男性に対し、他の女性に心を奪われないために尽くすのは、歪んだ愛情表現です。
「嫌われたくないから」と言いますが、本当にそうでしょうか。
カレは、あなたがかいがいしく尽くさなければ、あなたのことを捨ててしまうような男なのでしょうか。
イエスであれば、むしろそんな男には嫌われたほうがマシです。
虚しく思わないためにも、世話を焼くのは、尽くす価値のある男だけにしましょう。
カレだって子供ではありません。
あなたがいくら甘やかそうと、別れた後は1人でなんとかやっていけるはず。
無理なら無理で、女性が放っておかない彼ならば、上手に甘えて、次の彼女が面倒見てくれるはずです。
カレをパパのように頼る“娘”になる
あなたが「こんなに尽くしているのに」と悩む背景には、2つの思いが混在しています。
1つは「私がされたら嬉しいことをやってあげている」という善意。
しかし残念ながら、現状甘えているようなカレにとっては「楽できてラッキー」くらいの気持ちだけで、お返ししようとは夢にも思っていないかも。
もう1つは、家事などがあまりにできないカレに、「しょうがないな~」「見てられない! 貸して!」と代わりにやってしまうお節介。
短気な女性や、多才なできる女性ほど、カレの未熟さにイラつき、つい手を差し伸べてしまいます。
カレもカレで、彼女の能力に感心するばかり。
改善する兆しもなく、いつまでも甘えてしまいます。
「彼ママ」になっている現状が不服ならば、まずはあなた自身の行動や愛情表現を見直すことからです。
その中で、カレから頼まれてやってあげていることはいくつありますか?
おそらく1つか2つくらいではないかと思います。
実は、ほとんどの行動は、あなたの親切心が裏目に出た結果なのです。
愛情の深さが災いして、親切にしすぎてしまったのです。
朝のモーニングコール、カレの分の家事など、カレにしてあげている事柄は、カレにとっては苦手なこと。
得意だったり、自力で何とかしようと思っているならば、してもらって当然と甘えたりはしないはず。
カレを未熟なまま甘やかしてしまったのは、他でもなくあなた自身なのです。
立場を変えたいと望むならば、あなた自身が変わるしかありません。
あなたが“ママ”にならないためには、逆の立場になること。
つまり、カレをパパのように頼る“娘”になるのです。
いきなりは難しくても、例えばケガや病気など、物理的に「できない」タイミングをきっかけにすれば、自然にシフトできるのではないでしょうか。
もちろん、カレが1つでも何かしてくれたときは、心から感謝の気持ちを伝えてください。
「してくれて当然」でないことは、あなたが一番分かっているはず。
だって、カレは“パパ”ではないのですから。
まとめ
ラブラブな恋人関係に戻りますように
いかがでしたか?
カレのママにならないように、世話を焼くことを1つずつやめてみましょう。
尽くさないことで嫌われたなら、その程度の男だったということです。
あなたにはもっと素敵な男性が現れますよ!
あなた自身が変わって、カレをパパのように頼る“娘”になるのも良いですね。
カレとの関係が、ラブラブな恋人関係に戻ることを願っています♡