“2番目に好きな人と結婚した方が幸せになれる”その根拠は?
幼い時は女子のほとんどが「結婚は一番好きな人とするもの」と思っていたことでしょう。しかし大人になると、「結婚は一番好きな人とではなく、二番目に好きな人とする方が上手くいく」という話を聞くようになります。それはどうしてなのでしょうか?今回は“2番目に好きな人と結婚した方が幸せになれる”という話の根拠を調べてみました。ぜひ参考にしてくださいね!
一番好きな人と上手くいかないのはなぜ?
結婚前提の恋愛でも、「一番好きな人とはなんかうまくいかない」と思っている方はいませんか?大好きな彼とうまくいかないのには、以下の原因が考えられます。
①頑張りすぎてしまう
大好きな彼の前では、「嫌われたくない」「いい女と思われたい」などの意識が働いて頑張りすぎてしまうことがありますよね。ドキドキ感はもちろん、「彼のために頑張ろう!」と思えることが恋愛の醍醐味でもありますが、それが続くと疲れてしまいます。本来の自分を見せられず、いつまでたっても彼と本心で話せないまま、なんてことも…。とはいえ、本当の自分を出せない相手と何十年も一緒に過ごすなんて無理な話なのです。
②相手への期待値が高くなる
一番好きな人には、どうしても期待が高くなります。期待値が上がり続けると、少しでも嫌な部分が見えた瞬間に「え?思ってたのと違う…」と思わせてしまうことに。出会ってすぐは「彼は理想の王子様♡」と思えるかもしれませんが、彼も人間です。他人と共に過ごす以上、嫌なところの1つや2つは見えてくるもの。そんな欠点も受け入れられて初めて「愛している」と言えるのではないでしょうか?「相手のダメなところも好きになれ!」とまでは言いませんが、相手の欠点も「受け入れる」ことは大切だと思います。
③依存してしまう
相手を大好きでいるのはもちろん大切ですが、「彼がいないとダメ」になってしまえばそれは“依存”です。重い女も最初はかわいいかもしれませんが、それがずっと続いては、彼を疲れさせてしまうかもしれません。お互いに自立するのはとても大事なこと!ちょっと距離があるくらいの方が案外うまくいったりするものです。重い女にならないように気をつけましょう!
④追いかけられるより追いかけたい
自分に一切振り向かない人ばかりを好きになるタイプの人もいます。追いかけられるより追いかけたいタイプの人は、好きな相手が自分を好きになるとなんだかつまらなく感じてしまい、なかなか長続きしません。相手と同じバランスの「好き度」でいられればいいのですが、それがなかなか難しいんですよね…。
⑤情緒不安定になりやすい
ちょっと女性と話しているだけでも、モヤモヤしてしまったり…。一番好きな人と付き合うとなると、情緒不安定になりやすい女性は非常に多いです。
二番目に好きな人と結婚したほうがいい理由
「一番好きな人とはうまくいかない…」そんな人が、二番目に好きな人と結婚した方がいい理由をみてみましょう。どんなメリットがあるのでしょうか?
①相手の行動に一喜一憂しなくていい
一番好きな人だと、ちょっとした言動や言葉に、嬉しくなったり傷ついたり心が忙しいものです。一方、二番目に好きな人の場合はそれがない分、穏やかな時間を過ごせるみたいです。
②ドキドキせずにすむ
結婚生活とは毎日続くもの。毎日毎日ドキドキしていては疲れてしまいます。ドキドキがなくなったときには、なんとも言えない寂しさに襲われることも…。バッ!と一瞬で燃え上がり消えてしまうような短い幸せより、ゆっくり長~く続く幸せの方が良いのではないでしょうか。
③冷静に物事を考えられる
「恋は盲目」とはいいますが、二番目に好きな人と一緒にいるときには「盲目」なんてことはまずありません。旦那さんの良いところも悪いところも、客観的に見ることができます。二人に問題が起こったときも、冷静に状況を判断することができるので、二人で破滅の道へ…なんて結果にはなりません!結婚生活において冷静さは重要なものです。
④なんでも話せる
一番目に好きな人だと、「今話してもいいかな?」「こんなことを話して嫌われたらどうしよう」などという考えが頭をよぎります。二番目に好きな人だと、「嫌われたら死んじゃう!」なんて考えにはならないため、なんでも話せる親友のような関係になりやすいんです。言いたい事を言える相手を選ぶって本当に大事だと思います。なんでも言えちゃう人なうえに、何を言っても受け止めてくれる包容力高め男子を選びましょう♡
⑤一緒にいて楽
一番好きな人に比べ、二番目に好きな人の前では深く考えずに発言できたり飾らず過ごせると思います。その分、素を見せられて楽でいられるというメリットもあります。長い間一緒に過ごす夫婦になるのだから「楽」という感覚はとても大切。背伸びしたりせず、ありのままでいられる人と結婚するのがおすすめ◎
二番目に好きな人と結婚した時のデメリット
二番目に好きな人との結婚でも、もちろんデメリットもあります。今度は、一番好きな人ではない人と結婚することによるデメリットを見ていきましょう。
①結婚しても一番好きな人が忘れられない
「もしあの人と結婚していたら…」と今でも一番好きだった人を思い出す人も。成就しなかった想いは、美化されていつまでも心に残ってしまうのかもしれませんね。旦那さんと一番好きだった人を心の中で比べてしまうこともあるとか!そんな想いを抱えたまま、毎日を過ごすのは辛すぎますね…。
②これで良かったのかと後悔が生まれる
結婚にはタイミングがとても重要!「なんとなくタイミングが合ったから…」と結婚をしたけれど、本当にこれで良かったのかな?と考えてしまうこともあるようです。できれば後悔のない結婚をしたいですよね。結婚式直前になってこんな想いが湧き上がってくれば、一生の思い出に残るイベントは悲しい思い出になってしまいます…。
③問題が起こった時、乗り越える気にならない
旦那さんへの想いが薄い分、「いつ別れてもいいや」という心境になりがち…。なにか問題が起こった時、乗り越えようと思えないとの意見も。ずっと一緒に生活するのだから結婚生活に問題はつきもの。どうにか乗り越えようという気持ちにならない、限り旦那さんとの溝は深まるばかりです。
結婚生活は“ドキドキ感”よりも“安心感”
正直、結婚生活が長く続くと、毎日恋人同士のようにドキドキすることはありません。波風立つこともなく、静かに暮らすのが結婚です。夢のない話なのですが、「とっても幸せ!」と言えるのは新婚一年目くらいでしょう。そして、「とっても幸せ!」にはリスクが伴います。「とっても」がなくなったときに感じる淋しさや空虚など…。
結婚って、「とっても幸せ」になることよりも、「不幸せにならないこと」が重要です。一番好きな人だと欠点が見えず、客観的になれません。欠点に目をつぶるので問題が先送りになったり…。「好きだから」と自分も無理します。あなたにとって楽な男性を選ぶのがベスト◎幸せは“がんばり過ぎないところ”“がんばり過ぎなくてすむ人にある”のだと思います。
「恋するホルモン」と「幸せホルモン」は違う
恋愛と結婚は違うとは、よく言ったものですが、実はこれ、科学的にも証明されています!実際、恋をしているときと、結婚生活ので幸せを感じるときに分泌される脳内物質は全く違うものです。恋愛と結婚の違いを、脳科学的に解説します。
恋愛の“ドキドキ感”は、「ドーパミン」
恋のはじめに脳内で分泌されるフェニルエチルアミンやドーパミン。このホルモンは心をドキドキさせたり、不安・緊張・期待を与えたりします。「幸せを感じる時」に分泌されるホルモンとは、全く違うものです!
結婚の“幸せ感”は、「オキシトシン」と「セロトニン」
幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンやセロトニン。これは、安心感や心地よさを感じる時に分泌されます。不安や緊張を感じている状況とは真逆!つまり、恋愛をしている時のドキドキ感と、結婚生活での幸せ感は別物なんです!しかも、このドキドキホルモンは長くても3年しか分泌されないとか…?残念ながら、ドキドキやきゅんきゅんはいつかは終わりゆくもののようです。
やっぱり人間として尊敬できるところや、安心感みたいなものがないと結婚生活を維持するのは難しいでしょうね。10代のころは「好きだけで結婚できる♡」って思ってたけど、既婚者のよく言う「好きだけじゃ結婚できないよ!」はあながち間違ってはいないのかも!ならば、ドキドキする一番好きな人より、不安や緊張を感じず、楽に過ごせる二番目に好きな人と結婚した方が幸せになれるのかもしれませんね。
まとめ
一緒にいて楽かどうか、が重要!
いかがでしたか?「一番好きな人と結婚する方がいい」という人、「二番目に好きな人と結婚した方が幸せかもしれない」と言う人、それぞれに言い分はあるでしょう。正直、一番好きな人、二番目に好きな人、どちらと結婚してもいいと思うのです。長く続く結婚生活において何より大切なのは、ドキドキ感やトキメキよりも「一緒にいて楽かどうか」なのですから。そこさえクリアできれば、一番好きな人と結婚しても、二番目に好きな人と結婚しても、幸せな生活が待っていると思いますよ♪幸せってきっとドキドキ感ではなく、ホッとするようなあったか~い心地よさがゆっくり広がっていくようなものなんだと思います♡