感情のコントロールが苦手な方必見!「怒り」を抑える5つの方法

何かとストレスを感じる毎日…気づけば腹を立てることが多くありませんか?怒りを発散させることで、一時的に気分は晴れると思いますが、そのせいで自分の評価を下げたり、逆にストレスが増える…などのデメリットが多いんですよね。そこで今回ご紹介したいのが、怒りの感情をコントロールする方法です。日々感じる怒りの感情に悩まされているという方は、ぜひこれから紹介する5つの方法を真似してみてください!

  1. 感情
  2. 人間関係
  3. ストレス
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感情をコントロールできないのはなぜ?

まず自分の感情をコントロールするのが難しいのはなぜかを説明していきましょう!

<心の知能指数>

試験によって客観的に評価する知能指数のほかに、第三者では評価できない“心の知能指数”(=EQ)というものがあります。この心の知能指数にはいくつかの要素がありますが、そのなかのひとつが「自己制御」です。感情をコントロールできるかどうかは、この自己制御ができるかどうかに左右されます。自分が置かれた状況が、自分で管理できるのかどうかを判断できれば、感情のコントロールも可能になります。しかし、そのような判断よりも、感情で行動してしまう人は、自己制御がうまく働いていない状態と言えます。

怒っている人は傷ついているってほんと?

感情のコントロール方法がわからずに、常に怒っている人は、自分が傷ついていると認識していることが多いようです。つまり、自分を傷つける対象に対して攻撃的になることで、自身を防御しようという本能が働いているのです。いわゆる、トラウマを抱えているために、本能的に感情をぶつける行為をしているにすぎません。もし、自分で自分が傷ついていることを認識しているのであれば、理論理屈ではなく、計画的に感情をコントロールする方法を試す必要があります。

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感情のコントロール法①瞬間的な怒りは、6秒間我慢する

怒りの感情をコントロールする簡単な方法として、”6秒ルール”というものがあります。これは、瞬間的に生じた怒りの感情は、6秒間我慢すれば自然消滅する可能性が高いことを利用する方法です。

怒りの感情とともに生じた脳内の興奮物質は、6秒以上経過すると自然と減少します。ただし、あくまでも瞬間的に感じる怒りの感情に対して有効な方法であって、たとえば長時間説教をされることに対して、持続性のある怒りを感じる時には効果は薄いでしょう。

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感情のコントロール法②深呼吸をして、副交感神経を活性化させる

怒りの感情が生じると共に、心拍数が上がり血圧も上昇します。逆に、これらを下げることで、怒りを鎮めることも可能なのです。そして、上昇した心拍数や血圧を下げるのは、「副交感神経」の働きです。怒りを感じる時はストレスがかかり、副交感神経の働きも低下しています。そこで、まず深呼吸をしてみましょう。深呼吸により、低下した副交感神経の働きが活発になり、上昇した心拍数や血圧を低下させてくれます。

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感情のコントロール法③自己肯定感を高める

怒りの感情をコントロールする方法は、あくまでも対処療法です。しかし、長時間にわたるストレスからくる怒りの感情は、コントロールが難しいものです。そこで、ここからは根本的に怒りにくい自分に変えていく方法を説明します!

自分をそのまま受け入れる人は、“自己肯定感が高い”とされます。逆に自己肯定感が低い人には、注意されただけで怒りやすいといった傾向が強いようです。自分が怒りやすいと感じるのならば、単なる性格で済ませずに、自己肯定感を高めるようにするのがおすすめ◎自己肯定感は時間をかけて高める必要があります。方法はたくさんありますが、簡単なものであれば、「小さな目標を立てて、継続して成功させる」というものがあります。

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感情のコントロール法④起きている現実を受け入れる

怒りを感じることには、あるべき状況ではないことにストレスを感じることもひとつの理由です。つまり、このような怒りを感じることが多い人は、“こうあるべき”という気持ちが強すぎるのでしょう。この怒りを解放するためには、自分に対しても人に対しても、起きている現実をそのまま受けれるように意識することが大切です。この世の中は、“全て自分の思い通りにはならない”ということをお忘れなく!

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感情のコントロール法④起きている現実を受け入れる

あるがままに受け入れようと言われても、そう簡単にできるものではありません。そこでまずは、いろんな価値観に触れるようにしましょう。視野を広く求め、いろいろな価値観を認めていくことで怒りにくい人になれるでしょう。“こうあるべき”というのは、その人の価値観に照らし合わせた判断にすぎません。しかし、この世の中には大勢の人が暮らしていますし、もちろん、一人一人価値観は違います。自分が正しいと思うことでも、正しいと思わない人がいるのです。それを理解するために、いろんな人と接したり本を読んだりして、視野を広げるようにしましょう。

自分で解決できない場合は、カウンセリングも視野に入れてみて!

視野を広げるといっても、その受け取り方も人それぞれ違います。どうしてもあるがままを受け入れることができず、怒りの感情をコントロールできない場合には、カウンセリングを受けるという方法もあります。これは心理療法となり、人それぞれ異なる原因に対処して、怒りの感情が沸き起こるのを軽減させるようにしてくれます。自分自身ではなかなか感情をコントロールできないという人は、自分で解決しようとせずに、カウンセリングを受けるのもよいかもしれません。

まとめ

感情を上手くコントロールすることで、人生がより豊かになる♪

いかがでしたか?怒りの感情をコントロールする方法には、いくつかのアプローチがあります。今回紹介した、生じた怒りを消滅させる、怒りを生じにくくする、あらゆるものを受け入れるなどの方法です。自分ではなかなか解消できない場合には、カウンセリングを受けるという方法もあります。いずれにしても怒りの感情をコントロールすることで、毎日の幸福度がグッと上がることでしょう。より良い人生を歩むためにも、感情を上手くコントロールできるようになりましょう!

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