日本の猛暑に負けない! 毎日を快適に涼しく過ごすためのコツを伝授!
何だか近年は、毎年のように「記録的な猛暑」と言われていますね。気温35℃以上の猛暑日が当たり前になっていて、本当に暑い毎日が続いていますね。そんな暑さを少しでも和らげて、涼しくなるための方法を紹介したいと思います。ちょっとした工夫で、涼しくすることができるんです☆
室内では温度と湿度を適度に下げる
まずは、リビングや寝室など、長時間過ごす部屋の環境を整えましょう。
温度と湿度を適度に下げることが大切です。
クールビズが推奨する室温は28℃。
これはエアコンのリモコンの設定を28℃にすることではなく、室温を28℃にするということです。
太陽光の当たり方などによって、室温は変わってくるので、温度計で室温をチェックすることをお勧めします。
温度だけでなく、湿度もポイントです。
同じ温度でも、湿度を下げるとより快適に過ごせます。
快適に過ごせる湿度は、55~65%と言われていますので、除湿器やエアコンの除湿機能を上手く活用してください。
また、窓から差し込む太陽光は、室温を高くする大きな要因です。
日差し対策として、遮熱カーテンをつけるのも良いと思います。最近は、ある程度の光を通しつつ、熱はさえぎる機能性の高い遮熱カーテンが手ごろな価格で販売されていますよ。
ゴーヤや朝顔など、つる性の植物を育てて、窓の外に這わせるのもありです。
植物は、日差しをさえぎる効果はもちろん、水分を葉から蒸散させる時に周りの熱を奪うので、温度を下げる効果も期待できます。
それから、風が吹くと体感温度が下がって涼しく感じられますよね。
風を通すために、窓だけでなく部屋のドアを開けると良いですよ。
エアコンと一緒に扇風機を使って、冷たい空気を部屋全体に広げるのも効果的ですね。
洋服は身体から効率よく熱を逃がす
ファッションも、涼しく過ごすために大切な要素ですね。
夏は、身体から効率よく熱を逃がすことがポイントになります。
ノースリーブシャツやショートパンツなどの服を着て、腕や足を露出させると、身体の熱を効率よく逃がすことができます。
シャツの襟元を開けたり、裾を出したりして、衣類の中に風を通して空気の流れを作り、胴体から熱を逃がす工夫をすることも大切です。
また、吸水速乾効果のあるインナーを着用すると、汗がインナーの繊維と繊維の隙間に素早く吸い上げられて広がるので、汗が蒸発しやすくなり、体温の上昇を抑えられます。
パジャマや寝具も夏仕様にすると、就寝中も快適になります。
私たちは寝ている間も汗をかきますからね。
パジャマも吸汗速乾性の高い素材で、首元と袖口がゆったりしたデザインのものだと、通気性も良く、快適に眠れます。
暑いからと言って裸で寝る人もいるようですが、裸だと就寝中にかいた汗が直接寝具に移ってしまい、湿気がこもって、かえって不快になってしまいますよ。
涼しく過ごすためのちょっとした工夫を紹介
そのほか、暑い夏を涼しく過ごすための、ちょっとした工夫も紹介します。
ケーキなどを買うとつけてくれる保冷剤を凍らせておいて、タオルやハンカチで巻きます。
それを首の左右やわきの下に巻いておくと、身体が涼しく感じられます。
首やわきの下には太い動脈が走っているので、この部分を冷やすと冷えた血液が全身にめぐり、体温が低下するのです。
お風呂に入った後は、体温が上がっているので、またすぐに汗をかいてしまいがち。
入浴後に汗を引かせるには、最後に足を冷水につけると効果的です。
冷水によって一時的に皮膚表層の血液量が増えるので、汗は出るのですが、結果的に汗の全体量を減らすことができます。
スイカやキュウリ、冬瓜など、ウリ科の野菜は、体温を下げる効果があると言われています。
特に冬瓜は、漢方薬に用いられるほど利尿作用があると考えられており、むくみ取りや夏バテ対策にぴったりです。
ほかにも、トマトやナス、とうもろこしなどの夏野菜もお勧めです。
旬の野菜をたくさん摂ることは、とても理にかなっていることなんです。
果物なら、バナナ、パイナップル、メロンなど、南国産のものが良いですね。
これらも体温を下げる効果があると言われています。
まとめ
暑い夏を元気に乗り切りましょう!
部屋にいる時も、外に出かけている時も、とっても暑いですから、しっかり暑さ対策をして過ごしてくださいね。
最近では、室内でも熱中症になってしまう人も多いので、室内にいてもきちんと温度や湿度を管理することが大切です。
今回紹介した方法を参考にしていただいて、ますます暑くなる日本の夏を元気に乗り切ってください♪