在宅勤務の女性必見! 自宅で仕事に集中できる空間づくりのアイデア

コロナ禍が始まって早3年。現在は、会社への出勤と在宅での仕事を半々でしているという人も増えているのではないでしょうか。ただ、自宅での仕事だと、「なかなか集中できない」という声もよく聞きます。そこで、自宅での仕事について、仕事をしやすい空間づくりを考えてみたいと思います。

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仕事に関係ないものが視界に入らないように

最近は、次のような声を聞くことが多くなりました。
オフィスへ出勤できるようになって、在宅勤務でのオン・オフの切り替えの難しさを改めて感じました
家にいると、ついだらけてしまいます

人それぞれの感覚ですが、自宅を含めてさまざまな場所で働けるようになり、違いを意識しやすくなったのかもしれませんね。
せっかくなら、在宅勤務の環境も他の場所と遜色ないレベルにしたいところです。

そこで、自宅の仕事場を点検してみて、改善点がないか探ってみてください。
まずはレイアウトについて考えてみましょう。

重要なのが「目線」です。
パソコンに向かう、電話をする、トイレに立つ、コーヒーを飲む。
こうした動作の途中で、視界に入る物で集中を妨げられた経験はないでしょうか。

例えばリビングで作業中に、家族の姿や洗っていない食器、洗濯物の山、おいしそうなお菓子、趣味のグッズなどを見て、仕事と関係ないことが思い浮かんでしまったという経験は誰でもあるでしょう。

自宅では、仕事と関係のない物・情報が視界に入るケースが、職場に比べると多いと言えます。
視覚に訴えかける要素を減らすため、壁や窓に向かって作業できるように、作業スペースを配置しましょう。

机の上や周辺の半径1メートル以内には、仕事に関係する物以外置かないのが理想です。
個室を確保できなくても、家具や間仕切りを使って、できるだけ視界を制限しましょう。

「書斎をつくるスペースなんてない」という人も、改めて室内を見回してください。
1畳分の空間があれば、書斎にできると言われていますよ。

使用頻度の少ない食器棚や本棚、ダイエット器具を動かしたら、空間ができるかもしれません。
可動式の小さな机を、寝室やウォークインクローゼットの一角に置いてみることもできますね。

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やりかけの家事は気持ちよく後回しにする工夫を

次に、仕事に使う道具の整理・導入を考えましょう。

用意したいのは個人ロッカーです。
毎日使う仕事道具を、1ヶ所にまとめる場所をつくってください。
棚に収納できるカゴなどで良いですよ。
仕事を始めるときに取り出し、終わったら片づける習慣をつけましょう。
そうすると、仕事のオン・オフの切り替えがしやすくなります。

ちなみに、充電器やアダプターなどの電源コードが複数ある時は、別々に袋に入れて保管してください。
絡むことなく、後で取り出しやすいです。

共有の文房具コーナーがある職場もあるでしょう。
その場合、自宅でもペンやはさみ、クリアファイルなど、みんなが使うものを集約する場所をつくると良いですね。

紙での印刷や資料受け取りが多い職種であれば、小型コピー機・スキャナーを購入しておくと、印刷のために出勤する手間が省けます。

机やイスは、高さがポイントになります。
机は腕を脇につけて置いたとき、直角に曲がる程度の高さが適していると言われています。
身長に合わないと、腰・首・肩の痛みが出るときがありますからね。
すぐ買い替えるのが難しいなら、足置き台やクッション、机に取り付ける継ぎ脚などを活用して、調整したいところです。

それから、時間の使い方も意識したいですね。
オフィスへの出勤時と同様、適度な休息や運動の時間を取ってください。
在宅勤務の利点として、空き時間に家事ができますが、やりすぎは避けましょう。
肝心の仕事への集中力が保てなくなってしまいます。

やりかけの家事が目に入って、気になる人は「気持ちよく後回しにする」工夫を考えましょう。
大きめのカゴを用意して、脱いだ衣類は1ヶ所に集約します。
台所や洗面所に置く物も極力減らします。
気になる用事を書き留めておくホワイトボードを用意するのも良いですね。
やるべきことを明確にしておけば、それほど思い悩まずに済むのです。

また、ヨガマット1枚分の空間があれば、仕事の合間に肩を回したり、腰を動かしたりできます。
運動やストレッチで気分転換しましょう。
小さなボールを机の近くに置いておき、合間に握ったり、足の裏で転がしたりするだけでもストレッチになります。

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通勤かばんの中身を玄関で仕分け

出勤と在宅での仕事を交互にする状況だと、忘れ物をしやすくなります。

帰宅したら通勤かばんを放置せず、玄関で中身の仕分けをしましょう。
在宅での仕事に使う道具は取り出し、決めておいた置き場所へ持っていきます。

財布やカギなどの貴重品、ハンカチ・マスク・エコバッグ・折り畳み傘などの小物は玄関周りにカゴを置いておきましょう。
定位置を用意しておけば、出がけに焦らずに済みますよ。

玄関には、衣類を掛けられるポールハンガーを置くのも良いですね。
ゴミ箱を設置しておくと、不要な郵便物やチラシなどを玄関ですぐ処分できて、とても便利です。

まとめ

自宅で効率よく仕事を進められるように

自宅での仕事を快適に、集中できるような空間づくりのアイデアを紹介しました。
取り入れられそうなアイデアがあったら、ぜひ実践してみてください。

2023年に、新たな目標を立てて、仕事を頑張っている女性も多いと思います。
自宅で効率よく仕事を進められるように、集中できる環境をつくってみてください。