「太りやすいお酒」と「太りにくいお酒」があるって知ってた?
仕事関係や、友人付き合いなどで、時期によっては休肝日が欲しくなるぐらい、お酒を飲む機会が増えることってありますよね。そんなときに知っておいたほうが良いのが、「太りやすいお酒」と「太りにくいお酒」についてです。実は、お酒も種類によって太りやすいものと太りにくいものがあるんです。そこで今回は、太りやすいお酒と、太りにくいお酒をご紹介します。あわせて、太りにくい呑み方もお教えしちゃいます♪ 特にこれからのシーズン、3・4月は歓送迎会やお花見などで飲み会が増える時期だと思うので、ぜひその前に知っておくと良いでしょう!
お酒を飲むと太ってしまうのはなぜ?
まずは、お酒を飲むと太りやすい理由から説明していきます。アルコールは、脂肪の代謝を抑制する働きがあるため、どんなお酒であっても、飲むと太りやすい状態を作ってしまうのです。しかし、ここで勘違いしてはいけないのが、「アルコールのカロリーが必ずしも肥満につながるものではない」ということです。
実は、アルコールそのもののカロリーは「エンプティ(空の)・カロリー」と呼ばれているんです。そのため、ダイエット中の方はカロリーだけでなく、お酒に含まれる「糖質」などに目を向ける必要があります。アルコールは、度数が高ければ高いほどカロリーも比例して高くなります。なので度数が低いお酒を選び沢山飲むか、もしくは、度数が高くても飲む量を控えるか、飲み方を自分でコントロールしなければいけません。
太りやすいお酒
ビール
アルコール以外に糖質、たんぱく質が含まれているビールなどの醸造酒は、焼酎などの蒸留酒に比べると太りやすいです。また、炭酸ガスや苦味のあるホップ成分には食欲増進効果があるため、注意が必要。「ビール腹」という言葉があるように、ついつい飲みすぎてしまうと、それがぽっこりおなかを作り出してしまいます。
日本酒
日本酒は数あるお酒の中でも最も糖質の量が多いお酒です。そのため、太りやすいお酒といえます。また、身体の冷えは代謝が下がることに繋がります。なので、日本酒を飲む際は「熱燗」で楽しむのがおすすめです。
チューハイ・梅酒・カクテル
チューハイやカクテルに入れる甘くて美味しい果汁や砂糖シロップには、必ず、糖質が加わっています。そのため、チューハイや梅酒、カクテルは非常に太りやすいお酒と言えます。お酒が苦手な方でも、甘いとついついたくさん飲めてしまうので、注意が必要です!
ワイン
ワインも上記の日本酒と同様です。日本酒では、冷酒よりも熱燗と言いましたが、ワインでは甘口よりも辛口を選ぶのをおすすめします。というのも、甘口のワインに含まれている残糖は、辛口のワインのおよそ10倍もの糖が含まれているのです。なので、体重を気にされる方には辛口にしましょう。ちなみに、ワインの中でも「貴腐ワイン」は特に糖が多め!ダイエット中の方は、こちらを避けましょう。
太りにくいお酒
焼酎
焼酎などの蒸留酒には、ビールなどの醸造酒に含まれている糖質やたんぱく質などを含みません。ビールなどに比べると太りにくいお酒と言えるでしょう。
ウイスキー・ブランデー
焼酎と同じように、ウイスキーやブランデーも糖質などが含まれていないため、太りにくいお酒と言われています。また、ウイスキーやブランデーの香りには、醸造酒にある食欲増進効果がないそうです。代わりに脂肪の代謝を促すホルモンを増やしてくれる働きもあるので、ダイエット中の方にはおすすめのお酒です。
ウォッカ・ジン・テキーラ・ラム
これらの蒸留酒は、度数が高いため、カロリーは高いのですがエンプティ・カロリーは体重増加につながるものではないので、飲んでも大丈夫です! ちなみに、テキーラ1ショットのカロリーはチロルチョコ1個分とほぼ同じぐらいなんですよ! 会話のネタにもなるので、覚えておくと良いでしょう♪
太りにくい飲み方をマスターしよう♪
太りにくいお酒を選ぶことはもちろんですが、お酒の飲み方次第で、太ることをセーブすることも可能です。以下のような飲み方を参考にしてくださいね♪
①どんなお酒であっても大量に飲むのはNG
お酒のカロリーは、含まれる糖質の量とアルコールの度数で決まります。そのため、お酒の種類だけで「太る、太りにくい」と区別するのは少し難しいんです。太りにくいと紹介した蒸留酒ですが、蒸留酒はアルコール度数が高いため、大量に飲み過ぎてしまうと、逆に高カロリーになってしまうこともあります。なので、どんなお酒であっても適量(アルコール量20g)を守ることが、一番の太らない飲み方となります!
②割って飲むことで飲みすぎ防止になる
水やお湯で割って飲めるお酒は、できるだけ薄めて飲むのがポイント! ただ、甘い炭酸などは注意が必要です。焼酎のお湯割りは、少しずつしか飲めない上に、少量でもアルコールが回りやすいので、飲みすぎ対策としてはおすすめですよ♪。
③おつまみを食べすぎには要注意!
せっかく太らないように飲むお酒や量に気をつけていたとしても、おつまみを食べすぎてしまえば、台無しとなってしまいます。特に、揚げ物やこってり系は控えるべきです。食後のラーメンなんて、もってのほかです。また、お酒と一緒にたんぱく質を摂取することで、アルコールの解毒やカロリー代謝がスムーズになる効果が期待できます。なので、おつまみを食べるのであれば、植物性たんぱく質が豊富な豆腐やえだまめ、カロリーが低い刺身や煮物が良いでしょう♪
まとめ
スタイル維持のために、お酒とうまく付き合おう!
お酒を飲むのが好きな人にとって、禁酒は辛いですよね。お酒の場は楽しいものです。なので、お酒も楽しみながら、自分で上手にコントロールすれば良いだけです。飲み会のたびに、飲み過ぎてしまった、食べ過ぎてしまった……と後悔の多い方は、ぜひ今回紹介したようなお酒を選ぶことや、太らない飲み方のポイントを押さえて、飲み会に臨んでくださいね♪