年末年始は誘惑がいっぱい! 正月太りを防ぐ・リセットする方法

年末年始の予定は決まりましたか? 忘年会、クリスマス、お正月、新年会……とイベントが目白押しのこの時期は、食べ過ぎ・飲み過ぎで太ってしまわないか心配になりますよね。データによると、70%以上が正月太りを経験して、平均2㎏くらい体重が増加しているようです。そこで、正月太りをしないためのちょっとしたコツをまとめてみました。正月太りをしてしまった方へのリセット方法も紹介します。

  1. 正月太り.防ぐ
  2. リセット
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食事の食べ方に気をつけましょう

忘年会・新年会やおせちなど、大勢で集まって、時間をかけて食事をする機会も多く、ちょっと気を抜くとすぐに太ってしまいます。
次のポイントに注意して、ごちそうを楽しみましょう。

●シメ食に注意 宴会に多い鍋料理。野菜も多いし、肉の脂分も減らしてくれるので、食べ方によってはヘルシーな料理と言えますが、シメ食には注意が必要です。
そのまま雑炊にしてしまうと、スープに出た脂肪分を食べてしまうことになるので、かなりのカロリーアップに。
油の浮いている上澄みは使わない、またはスープをすべていただかない「うどん」がオススメです。

●食事のリズムをキープ 食べ過ぎた次の日は、摂りすぎたものを避ける、食欲がないときは無理して食べずに、軽めにしておくなど、食事の量を調整しましょう。
1日3回の食事をきちんと摂り、食事のリズムをキープするように心がけてください。おせち料理もだらだら食べ続けずに、時間を決めておくことが大切です。

●ながら食いをしない 正月休み明けに体重が増えた原因を調査したところ、正月の定番である「お雑煮」や「おせち」を抑えて、1位になったのが「お菓子、アイスクリームなど」です。
ついついあると食べてしまう身近なものが、正月太りの原因なのかも知れません。
テレビを見るテーブルの上にはいつもお菓子があるという家庭では、おやつも時間を決めて食べるようにしましょう。

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代謝が上がる冬は一番痩せやすい季節

冬は、1年の中でもっとも代謝が上がるので、実は痩せやすい季節なのです。
でも、寒くて習慣にしていた運動が億劫になったり、動かずにじっとしてばかりいると、体温を守ろうとしてエネルギーを溜め込んでしまうので、逆に太りやすくなってしまいます。

生活習慣のポイントを実践して、痩せるメカニズムをうまく活用しましょう。

●外気にあたる
気温が10℃以下になると、身体は体温を維持し、内臓を冷えから守ろうと働きます。
平熱の36℃をキープするため、熱を作り出そうとするので、カロリーが消費され、代謝がぐんぐんアップします。
まずは外気にあたって寒さを感じることが、冬の消費カロリーアップの第一歩です。
積極的に外出することを心がけましょう。
年末年始のセールや初詣など、この時期ならではのイベントにも積極的に参加すると良いですね。

●こまめにカラダを動かす
特別な運動をしなくても、日常的に身体を動かせば動かすほど代謝が上がるので、こまめに運動することを心がけてください。
いつもより少し長く歩いたり、早く歩いたり、階段を使うだけでOKです。
年末の大掃除も、代謝を上げるためと思って入念に行ってくださいね。

テレビを見ている合間やお風呂でもストレッチをするなど、こまめにカラダを動かすことを心がけましょう。
冬は動いた人から痩せていくのです。

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正月太りをリセットする方法

もし誘惑に負けて、正月太りしてしまったなら、できるだけ早く体重・体型をリセットするようにしましょう。

★まずは白湯(さゆ)で胃腸をいたわる
連休中の暴飲暴食によって、腸が疲弊すると、働きが悪くなり腸内環境も悪化します。
胃もたれや腸の不調を感じている場合には、いったん食事を控えるか、食事量を抑えるなどして、胃腸を休ませてあげると良いでしょう。
その休息期間中には、抑えた食事の代わりに白湯を飲むことをオススメします。
白湯を飲んで、身体を内側から温めれば、弱っていた胃腸の働きも活発になり、便秘の解消も期待できます。

★ストレッチをする
本来ならば、ストレッチよりも筋肉をつけて、基礎代謝を上げる方が効果的ですが、日ごろ運動不足の人が急にハードな筋トレを行うと、ケガをしてしまう恐れもあります。
ストレッチは暖かい室内で手軽に行うことができ、無理なく始めることができるのでオススメです。
ストレッチは、柔軟性を向上させることが主な目的として知られていますが、ダイエット効果も期待できますよ。

★少し熱めのお湯に入浴
ハードな運動を避け、無理なくリセットを図りたいということであれば、少し熱めのお湯に入浴することも効果的です。
42℃くらいのお湯に入浴することで、交感神経を優位にさせます。
3分間の入浴を3回繰り返し、その間に35~36℃のシャワーを浴びつつ、1分ほどストレッチを行えば、さらに高い効果が期待できるでしょう。
また、入浴の前後には200ccほどの水分補給をお忘れなく。

まとめ

新年を快適に過ごすために

正月太りは、体重が増えるだけでなく、体調に影響をおよぼすこともあります。
暴飲暴食によって身体はだるくなり、クリアな思考をすることも難しくなるでしょう。

新しく迎える1年を快適に過ごすためにも、そして将来の自分のためにも、正月太りはできるだけ未然に防ぐことが大切です。

自己管理を頭に入れつつ、年末年始を思いっきり楽しみましょう!