唇のガサガサ・皮むけに悩んでいる女性へ 保湿力の高いお勧めリップ3選

空気中の湿度が下がり、暖房の影響で乾燥しやすい冬は、肌だけでなく唇も乾燥しやすい季節です。ガサガサ唇や皮むけに悩む女性も多いことでしょう。口紅やリップグロスを塗ると、皮むけが目立ちやすく、困ってしまうという声もよく聞きます。そこで、唇の皮むけや乾燥の原因を解説した上で、リップケアのポイントについて紹介します。

  1. 唇ガサガサ
  2. おすすめリップ
  3. 保湿力
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唇が皮むけする3つの原因

きちんとリップクリームを塗っていても、唇は皮むけして、ガサガサになりやすいですよね。
なぜ唇は皮むけしやすいのか、原因を詳しく解説していきます。

唇は肌と違って角質層が薄く、体内で水分をキープする力が非常に弱いパーツです。
また、皮脂を作る「皮脂腺」や汗を出す「汗腺」がないため、天然のバリアとも呼べる「皮脂膜」をつくることができません。
このため、空気の乾燥や口紅などのメイクアイテムによる刺激を受けやすく、皮むけを起こしやすいのです。

また、唇が乾くと、唇をなめる人が多いですよね。
唇をなめると、瞬間的に潤った感覚になりますが、唇に残った水分が蒸発する際に、さらに乾燥・皮むけが進み、トラブルを繰り返しやすくなります。

なめる以上に避けたいクセは、皮を剥くこと。
唇に強い炎症が加わることで、色素沈着の原因にもつながります。

セルフケアでも注意したいものが、ガサガサの唇をツルツルにできると人気の「リップスクラブ」です。
皮むけが気になるたびに、規定の使用回数を無視して使用するなど、誤った使用方法で必要な角質まで除去してしまい、さらに唇が荒れることもあるため、気をつけてください。

女性によっては、口紅やリップクリームに含まれる成分によって、唇が荒れてしまうケースもあります。

★唇の皮むけが気になる時に注意したい成分例 ・紫外線防止剤(UVケア成分、人によっては合わない場合も)
・香料(かぶれの原因になりやすい)
・タール色素(石油が原料の着色料、唇が荒れる原因となりやすい)
・ミツロウ(アレルギーの原因になりやすい)
・ヒマシ油(アレルギーの原因になりやすい)

リップを塗るたびに皮むけを繰り返す方は、製品裏やパッケージなどで、上記の成分が配合されていないかをチェックすると良いでしょう。

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皮むけしやすい女性におススメの3品

唇が敏感で皮むけしやすい女性でも「使いやすい」と評判の、低刺激で保湿力の高いアイテムを紹介します。

「リビジョン・ユースフルリップ」
エイジングケア成分の「ペプチド」を、世界トップクラスの技術で配合したリップ。 こっくりとしたテクスチャーが唇を保護します。 「夜寝る前に塗った後、朝までしっかり潤っている」と評判で、12時間保湿ができたという口コミもある1品です。
唇の縦ジワやボリュームロスの改善など、エイジングサインが出始めた唇のケアにも効果的。

「タカミリップ」
美容皮膚の現場で、医師や患者の意見を取り入れてスキンケア開発をしてきたタカミが開発したタカミリップ。

毎日入念に肌のお手入れをしている女性でも、「唇のケアが疎かになりがち」という事実に着目し、唇の構造に忠実にアプローチする「1日10回」の唇スキンケアを提案しています。

皮むけが気にならない時でも、朝晩のスキンケアや食事の前後、口紅の下地やグロス代わりなど、シーンを選ばずに使える、唇に必要な機能がギュっとつまった1本です。

「オバジ ダーマパワーX リップエッセンス」
人気のオバジシリーズ「ダーマパワーXセラム」というエイジングケア美容液から生まれたリップ。
美容液のような感覚で、すっとなじんでベタつかないのに、唇の皮むけが落ちつくといった口コミが目立ちます。

ビタミンA誘導体、エラスチン、コラーゲン、ヒアルロン酸といった美容成分が配合されているので、ドラッグストアなどで購入できる市販品の中では特におすすめ。

ツヤとボリューム感のある仕上がりのリップにしたい時に活躍してくれるでしょう。

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症状がひどい場合は皮膚科を受診すること

唇への刺激を避けて、適切なリップケアアイテムでお手入れをしているにも関わらず、皮むけが治らずに、次のような症状がある場合は、皮膚科で弱いステロイド薬や内服薬の処方が必要となる場合も。

該当する場合は、自分で判断せずに皮膚科を受診しましょう。

<口角炎> 口角炎は唇の口角に炎症が起こって、赤く腫れたり痛みを生じる症状です。
徐々に乾燥が進行すると、皮むけやかさぶたが増え、唇に深い亀裂が入ることもあります。
食事などで口を開けるたびに悪化しやすいですが、適切な薬を使用すると、数日で治ることがほとんどです。

<口唇炎> 口唇炎は、唇全体が乾燥して、皮むけ、腫れ、かゆみといった症状が出る病気です。
治療には弱いステロイド軟膏を使用しますが、原因となる物質を判明させて、接触を避けない限り、同じ症状を繰り返しやすくなります。
きちんと保湿しても、長期間唇の皮むけが続いている場合は、アレルゲンを確定させるために、パッチテストなどのアレルギー検査を受けると良いかもしれません。

<口唇ヘルペス> 単純ヘルペスウイルスに感染することで、唇やその周辺に痛みを伴う水泡ができる病気です。
唇がチクチクするような違和感を感じた後、痛み・水泡を生じ、数日で治るというサイクルを繰り返しやすく、唾液などから移る可能性があるため、注意が必要です。
ヘルペスの症状が出たら、早めに外用・内服による抗ヘルペスウイルス薬で治療しましょう。

まとめ

自分に合うリップで冬を乗り越えましょう

唇の皮むけや乾燥の原因と対処法を紹介しました。

オススメのリップを使って、こまめに保湿することで改善できるでしょう。

それでも症状がひどい場合は、早めに皮膚科を受診してくださいね。

自分に合ったリップケアアイテムで、乾燥の季節を乗り切りましょう。