“ルーティン”でココロもカラダも健康に♪毎日を輝かせてくれるルーティンのうれしい効果とは?
ルーティンとは「決まりきったこと」という意味です。これだけ聞くと、「なんだか堅苦しい」「自由が無さそう」と思う人もいるかもしれませんが、実際はその逆!ルーティンによって自由にやりたいことをする時間やパワーを得ることができちゃうんですよ!そこで今回は、そんなルーティンの効果やコツ、ルーティンとしてやると良いことを紹介していきます。何となくダラダラと毎日を過ごしてしまっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ルーティンのうれしい6つの効果♡
なんだか意識が高そうな響きのある「ルーティン」。しかし「意識高そう」と毛嫌いしていてはもったいない!実は毎日の生活が楽になったり、充実したりする効果があるのです。
①悩む負担が減る
ルーティンを決めることで、「どれからやろう?」「今何をしよう?」と考える時間が減ります。今まで悩んでいた時間を、より重要な選択に時間・労力を使えるようになるでしょう。食べるもの、着る服、仕事での意思決定など、私たちは毎日いくつもの選択をしています。その選択の回数は1日で35,000回にもなるのだとか!一部をルーティン化して、悩む回数を減らしましょう。
②塵も積もれば山となる
どんなに小さなことでも、継続すると大きな力に繋がります。例えば「1日10分本を読む」というルーティン。1日単位でみると読了には程遠く思えますが、1か月続けると合計5時間に。2~3冊は読めそうですね。「本を読み続けるのが苦手で読み切れない」と思っていても、1日10分を毎日続けていれば1か月以内に読み終えることができます。すると、どんなことでも「積み重ねればできるようになる」と勇気が出るかもしれません。
③リラックスできる
ルーティンがあれば、緊張するようなことが起きても安心することができます。いつもと同じことをすれば普段の自分を思い出しやすくなるからです。プレゼン、営業、会議など普段と違う動きがあってもルーティンで集中力を取り戻しましょう。
④視座が上がる
「気づいたら毎日何かに追われている」と感じることは多いのではないでしょうか。ルーティンを作ることによって、日々の仕事や生活に対して視座を上げられるようになります。例えば、興味のある分野のニュースを見ることをルーティンにした場合。その分野についての知識や考える時間が増えることで、問題意識が触発されるようになるでしょう。アイデアも浮かびやすくなるかもしれません。「なんだか最近意識低い」と不安に思う人は、ルーティンが必要でしょう。
⑤変化に気づけるようになる
同じことを毎日繰り返していると、少しの違いにも気づけるようになります。「最近ルーティンすらやる気になれない…」「いつもより時間がかかる…」そんな時は危険信号!疲れが溜まっているサインかもしれません。それに気づいて対処することで、体調不良やメンタル不調を防げるでしょう。「ニュースを読むスピードが速くなった!」「前より理解できる!」反対に、このように成長を感じやすくなる時もあります。「ルーティン=マンネリ」というイメージになるかもしれませんが、実はルーティンは己の変化に気づきやすくなるのです。
⑥時間管理意識が上がる
ダラダラと時間を使ってしまう人は必見!ルーティンで時間への意識が高まります。意識的に「この時間はこれに使う」と決めれば、その他の時間の使い方も目に付くようになるでしょう。無駄な時間に気づけます。時間は誰にとっても有限。ルーティンを作って、時間の使い方を工夫しましょう。
目的別!おすすめのルーティン
「ルーティンってどんなことをすればいいの?」そんな人のために、5つのジャンルに分けてルーティン例を紹介します。自分のやりたいことに合わせて、まずは1つ試してみましょう。
<体調を整えるためのルーティン>
・起きたらベランダへ出て朝日を浴びる
・白湯を飲む
・毎晩湯船に浸かる
・寝る前にストレッチをする
・週一でジムに行く
・ランチの時間に散歩をする
生きていくために一番大事なのが「自分の身体」。どんなに遊びたくても仕事をしたくても、体調が悪くては楽しめません。忙しいビジネスパーソンほど体調管理を後回しにしがち。しかしルーティンとして「忙しくてもこれだけはやる」と決めていれば、健康を保つことができるでしょう。「今日は全然起きれない」「少し歩くだけでも辛い」と体調の異変にも気づけるかもしれません。
<勉強のためのルーティン>
・家を出る2時間前に起きて読書をする
・週一で同僚とアウトプット会をする
・毎日その日の学びをツイートする
・読んだ本・映画の感想をnoteに書く
・週に2冊本を読む
・定時で帰ってカフェで勉強をする
・ランチの時間に本屋に行く
勉強は学生のためのものではありません。日々変化が起こる世界で働くビジネスパーソンにこそ、勉強が必要です。とはいえ、受験勉強のように1日何時間もする必要はありません。ほんの少しでも努力を続けることで、最終的に得られるものは偉大なものになっているでしょう。
<自分と向き合うためのルーティン>
・毎晩3分瞑想する
・週一回仕事関係のことを一切しない日を作る
・月一回誰とも会わない日を作る
・毎晩その日の振り返りをする
忙しい毎日を過ごしていると、「私は何をしているんだ?本当は何をしたいんだっけ?」と自分を見失うこともあるでしょう。思ってもないことを言ってしまい人を傷つけることもあるかもしれません。定期的に自分を見つめるルーティンを作って、心に余裕を持ちましょう。自分とも他人とも良い付き合い方ができるようになりますよ◎
<通勤時間の有効活用のためのルーティン>
・興味のある業界のニュースを1つ読む
・プログラミングの勉強をする
・チームメンバーの予定を確認する
・その日のタスク書き出し・時間配分を決める
・車内広告を観察する
・気持ちを盛り上げる音楽を聴く
どうしても欠かせないのが通勤時間。「通勤時間は長くて憂鬱」と思う人も、せっかくなら有効活用して楽しみな時間に変えましょう。ポイントは人混みでもできるかどうか。パーソナルスペースの狭さはただでさえストレスなので、負担のかからないルーティンを見つけましょう。
<生活の負担を減らすためのルーティン>
・マイボトルを持って出かける
・洗濯は休日にまとめて行う
・一週間分の食料を休日に買う
・休日に作り置きをする
食事、家賃、洗濯、掃除など、ただ息をしているだけでもやることはたくさん。毎日することだからこそ、少しでも負担を減らせるようにしましょう。「家事をしなきゃ」という焦りも「〇曜日にやる」と決めるだけでスッキリするものなんですよ♪
ルーティン化させる6つのコツ
始める時は気合いが入っていても、続けるのは容易ではありません。今まで挫折経験がある人も多いでしょう。しかしルーティンは続けてなんぼ。結果が出るまでは辛いですが、コツを参考にしながら続けていきましょう。
①やらないことを決める
ルーティンとして新しく何かを始めるなら、同時にやらないことも決めましょう。やることばかり増やしては、パンクしてしまいます。
例えば…
・朝10分早く起きるために、寝る前にスマホを見ないようにする
・週2冊本を読むために、テレビを見る時間を1日30分に抑える
このように「やること」「やらないこと」のバランスを取って、続けることへの負担を減らしましょう。
②スマホのリマインダーを設定する
最初のうちは習慣になっていないと、忘れることもあります。そのためにスマホのリマインダー機能を使いましょう。
例えば…
・電車に乗る8:00:ニュースを読む
・寝る前の0:00 :瞑想3分
このように時間を設定して、通知が来るようにしましょう。「やれ」と言われているようでプレッシャーを感じますし、リマインダーをチェックしないとスマホの充電も減るので、ルーティンに取り組めるようになりますよ。
③やる日を詳しく決める
「空いている時間に」「できたら」では一生やりません。「今日もできなかったけど、しょうがない」と思ってしまうのです。「〇曜日」「毎日」「朝」…など、やる時間もセットで決めましょう。
例えば…
・火曜日のランチは本屋に行く
・土曜日の朝はジムに行く
このように日にちと時間も決めて、リマインダーも一緒にセットすればもう逃れられないはずです。
④目的に沿ってルーティンを決める
「これをしたい」「こうなりたい」をもとに、ルーティンを決めましょう。辞めたくなっても目的を思い出せば自分を励ませるはずです。
例えば…
・運動不足を解消したいので、ランチの時間に20分散歩をすると決める
・エンジニアに転職したいので、通勤時間にプログラミングの勉強をする
このように”動機”が明確なら、三日坊主とはおさらばできるでしょう。
⑤毎日の生活にくみこむ
一駅分歩くのも苦手なのにジムに通い始める、毎日コンビニ食なのに毎日自炊をすると決める、など普段の生活とはかけ離れていることをしても負担が大きすぎてすぐに挫折してしまいます。まずは、いつもの毎日を少し変化させるだけで取り組めることをルーティンにしてみましょう。
例えば…
・いつもはベッドでごろごろする時間を、お笑い系YouTube動画を見てストレス発散
・朝の通勤時間はだらだらゲームをしていたけど、ニュースを読むようにする
通勤時間は削減できないし、だらだらするのは仕事の疲れを癒すのに必要。それをこのように少しだけ変化を加えて、充実した毎日を過ごせるような工夫をしましょう。
⑥友人・同僚と報告し合う
1人でやると、辞めても続けても自分の自由。そんな理由で継続ができない人は、一緒にルーティンを始める人を見つけましょう。「続けていないなんてかっこ悪くて言えない」と続ける原動力になります。
例えば…
・学生時代、切磋琢磨した友達と一緒に
・研修で助け合った同期と一緒に
お互い励ましあえるような人と、週/月単位で報告しあってみましょう。思いつかなかったアイデアも生まれるかもしれません。
まとめ
“続けること”が一番大切!簡単なことから始めてみよう!
ルーティンは何よりも続けることが大切です。続けるためには、まずは簡単なことから始める必要があります。継続できたことは必ず自信に繋がります。空けられそうな時間、やりたいと思っていたのにできていなかったこと、なりたい自分、もっと便利にしたいこと…など、毎日の生活を振り返ってみて、何か1つルーティンを作ってはいかがでしょうか?