「その化粧品ずっと使ってない?」コスメ断捨離の教科書♡

おうち時間が増えたことで、クローゼットや引き出しの中などの断捨離を始めた方も多いと思います。でも、なかなか整理しないのがドレッサーやコスメポーチの中!まだ手を出していないのでは?ですが、気づかないうちに、使用期限の過ぎたコスメでいっぱいになりやすいんですよ…。そこで今回は、コスメの使用期限や、断捨離の目安や捨て方などをお教えしたいと思います。しばらくコスメを整理していないという方は、おうち時間がたっぷりあるこの時期にスッキリ整理しておきましょう!

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コスメの使用期限ってどれくらい?

化粧品には、未開封の状態で3年以上品質を保持する義務があり、3年以上保持できない場合には使用期限を表記する義務があります。そのため、使用期限の記載がない化粧品に関しては、未開封で3年以内に使用することがおすすめです◎ただ、製造から3年ということなので、購入した化粧品がすでに製造から1~2年経ってしまっている可能性もあります。一般的に良心的な化粧品メーカーは製造後2年以上たったものは出荷しないところが多いですが、安全を考えると購入から1年以内に使い切るのがおすすめです◎また開封後のものは、約1年を目安にしてください!

<各アイテムの使用期限の目安>

・リップ/リップクリーム…変なにおいがしたり変色したら
・グロス…変なにおいがしたり変色、異物がみられたりしたら
・マスカラ…マスカラ液がまつ毛につかなくなったら
・アイシャドウ…クリームの場合、分離して変なにおいや変色、異物がみられたりしたら
・アイライナー…リキッドの場合、かすれてつかなくなったら
・チーク…クリームの場合、分離して変なにおいや変色があったら
・ファンデーション/下地…クリーム、リキッドの場合、分離していたり変なにおいがしたり変色、異物がみられたりしたら
・日焼け止め…分離していたり変なにおいがしたり変色、異物や粉の凝集がみられたりしたら
・化粧水/乳液/美容クリーム…分離していたり変なにおいがしたり変色、異物がみられたりしたら
・シャンプー/トリートメント…分離していたり変なにおいがしたり変色、異物がみられたりしたら
・ネイル…振っても均一に混ざらなかったり、マニキュア液の粘度が高くなったら
・香水…変なにおいがしたり、変色したら
・スポンジ…表面になめらかさがなくなり、肌あたりが悪くなったら
・ブラシ…ブラシの毛先が開いたり、毛が抜け落ちたりしたら

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コスメ断捨離のやり方

断捨離日を年間スケジュールでルーティンとして決めておくとスムーズです。おすすめは年2回以上!年末年始、夏休み前くらいの季節が変わるタイミングに設定しておくとわかりやすいかもしれません。ちなみに、普段から半期を目途に、コスメに色分けシールを貼っておくと便利です。例えば、2020年春夏コスメは20と記載した赤丸シールを、2020年秋冬コスメは20と記載した青丸シールを貼るなどです。ひと目でいつのものなのかわかるので、整理しやすくなります。また、実際の手順は以下を参考にしてみてください!

ステップ①そのシーズンに購入したコスメ/シーズンが終わるコスメをすべて出す
まずは俯瞰で、今持っているコスメを確認しましょう!

ステップ②使うもの、使わないものに分別する
よく使ったお気に入りとほとんど使わなかったコスメに分けましょう!

ステップ③ボディに使ったり、家族や友人にプレゼントする
よく使った(使っている)コスメだけを残し、ほとんど使わなかったコスメの中で、スキンケアはボディに使ってしまいましょう。2、3回全身に塗ると大体なくなりますよ♪その他メイクものは、半年以内くらいのものであげても失礼にならないものは、友人や家族にプレゼントしても良いでしょう。それ以外の残った不要なものは、思い切って捨ててしまいましょう! 

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コスメの正しい捨て方

使っていないとはいえ、一度自分で購入したものを捨てるのは勇気がいりますよね。でも、酸化したコスメは肌荒れの原因になってしまうんですよ。それに使っていないコスメのせいでお気に入りをすぐに取り出せない…など、ドレッサーの使いづらさを原因になっていることも。また、彼氏とデート、友達と女子会など、いちばん好きなお出かけのシチュエーションを思い描き、そのときにつけていきたいと思えないコスメは、思い切って捨てましょう!

<各アイテムの捨て方を知っておこう>

中身と容器で捨て方は異なります。基本的に容器やパッケージは、識別表示に従って分別して捨ててください。分別方法は自治体によって異なる場合があるので、わからないときは各自治体にお問い合わせをしてくださいね!

・パウダータイプ…粉状のものはそのまま、プレスト状のものは飛び散る場合があるため、ビニール袋などに入れた状態で表面を叩いて割り、可燃ごみへ。金皿は一緒に捨てないで分別する

・スティックタイプ…口紅やスティックタイプのコンシーラーなどは、①最大限に伸ばしてから、ティッシュなどを使って折る②容器の底に残った中身は綿棒などでかきだす③新聞紙やキッチンペーパーに包んで可燃ごみへ

・液体タイプ…新聞紙や古い紙などに含ませて可燃ゴミとして捨てる。量が多い場合は、牛乳パックに新聞紙や古い布をつめたものに注ぎ、ガムテープなどで封をしてから可燃ごみへ
※乳液などの粘度が高くて容器から出しにくい化粧品は、新聞紙や布の上に逆さにし、放置しておくときれいに出る

・鏡つき容器…コンパクトに鏡がついている場合でも、プラマークの表示あればそのまま一緒にプラスティックごみとして捨てられる場合あり。各自治体に要確認

・ネイル…中身は新聞紙や古い布などに含ませて可燃ごみへ。揮発性の有機溶媒が含まれているため、中身をとり出すときは通気性のよい屋外などで作業する。またこの有機溶媒は可燃性でもあるため、火気に近づけないように要注意!

・除光液…中身は新聞紙や古い布などに含ませ可燃ごみへ
※アセトンは強い引火性と高い揮発性が特徴。カラーポリッシュ同様、中身を取り出す際は通気性のよい屋外などで作業し、火気に要注意!

・香水…中身は新聞紙や古い布などに含ませたら、チャックつきビニール袋に入れ、においが漏れるのを防止。可燃ごみとして廃棄
※香水はアルコール濃度が高いため、消防法により“危険物第4類引火性液体アルコール類”に定められる。決して水道などに流さないように!

・エアゾール製品…①中身が残っている場合には出しきり、缶を空にする②缶を振って音を聞き、缶が空になったかどうかを確認する(シャカシャカ、チャプチャプいう音がする場合は空になっていない可能性あり)③ガス抜きキャップを使ってガスを抜く④キャップやふた、ボタンなど、プラスチックを分別しごみに出す
※火気がなく風通しのよい屋外で作業する
※容易から取り外せない場合は、無理に外す必要なし 

まとめ

定期的なコスメ断捨離で、気持ちのよいメイク時間を♡

いかがでしたでしょうか?コロナ禍でなかなか外出もできず、おうち時間が増えている方も多いですよね。そんなときは、今回の記事を参考に、思いきってコスメ断捨離してみてくださいね!溜まったものを整理し、空間を心地よく整えば、運気も気分もあがるはず♡ご紹介したように、使用期限が過ぎたコスメや酸化したコスメは肌荒れの原因にもなってしまいますので、ぜひ定期的にコスメ断捨離を行ってくださいね!