集中力が続かない原因って? 集中力を高めるコツも伝授!

「仕事や勉強を始めても、なかなか集中力が続かない……」という悩みを持っていませんか? 集中力が続かないと「私は怠け者なのかな……」と落ち込んでしまいますよね。でも、そんなに自分を責めないでください。そもそも、人間の脳は集中力が長く続くようにはできていないのです。それを理解した上で、集中力を継続させるためのコツについて紹介していきたいと思います。簡単に実践できるので、ぜひ試してみてください♪

  1. 集中力
  2. 持続
  3. コツ
1

大人が集中できるのはせいぜい20分!?

人間の脳は、そもそも「仕事や勉強などに集中すること」には向いていません。

ある研究によると、大人が集中できる時間はせいぜい20分くらいだとのこと。
しかも一度作業を中断してしまうと、脳が中断前の状態に戻るまでに23分もかかってしまうという研究結果もあるほどです。

ですから、「私には集中力がない」と嘆く必要はありません。
人間の特性を理解した上で、自分の集中力が続かない原因とその弱点を克服するための方法を知れば、どんな人でも集中力を高めて、継続させることができます。

まずは、自分の集中力が続かない原因を見直していきましょう。

2

集中力が続かない原因チェックリスト

なぜ、あなたは「集中力が続かない」と感じているのでしょうか。

下記のチェックリストに、当てはまるものがないか、チェックしてみてください。

集中力が続かない原因チェックリスト

✔︎ スマホやテレビを見ながら作業している
✔︎ 段取りを決めずに始めている
✔︎ その作業を長時間やり続けている
✔︎ 必要性を見出せないことに取り組んでいる
✔︎ 一度にたくさんのことに取りかかっている
✔︎ 体調が万全ではない
✔︎ 精神的に不安定である

当てはまるものはありましたか?
1つでも当てはまるものがあれば、それがあなたの集中力が続かない原因ですね。

例えば、スマホやテレビを見ながら作業していれば、それは集中力が続かないのも当然ですよね。
人の脳は、何か異常があればそれをすぐ察知して身の安全を守るために、あちこちに注意を向けるようにできているのです。

やることがいくつかあって、それらを整理する前に「とりあえずやろう」と始めてしまうと、「やっぱりあっちを先にやろうかな」などと、ほかの作業も気になって、集中力が続かなくなってしまいます。

なおかつ、その作業を長時間やっていたら、集中力が途切れるのも当たり前のことです。

また、あなた自身が「どうしてこれをやらないといけないんだろう?」と疑問に感じていることに取り組んでいる時も、集中力は持続できません。

体調が優れない時や、精神的に不安定な時も、集中力は途切れがちになります。

3

集中力を高めるための5つのコツ

あなたの集中力が続かない原因は、把握できましたか?
まずは原因を自分で理解することが大切ですからね。

さらに、集中力を持続させるためのコツを解説しましょう。

①目に見える範囲に気が散るものを置かない

スマホやテレビを見ながらでは当然、集中力は続きません。
やるべきことがある時は、テレビを消すだけでなく、スマホもバッグにしまっておきましょう。
LINEが届いたりして通知が来ると、気が散りますからね。

②集中と休憩のサイクルをこまめに繰り返す

作業を行う時は、長時間ぶっ続けでやるのではなく、短時間で区切ると良いです。

集中力を高めたい時に有効なテクニックが、25分間集中して5分間休憩をとる、というもの。
このサイクルを繰り返すことで、集中力を維持して、生産性を向上させることがでいると言われています。

③ルーティンを決めて毎回実行する

よくスポーツ選手が取り入れている方法ですが、自分なりのルーティンを決めて実行するのも、集中力を高めるために役立ちます。

例えば、「3回深呼吸をする」「グーっと身体を伸ばす」「ベランダに出て外の空気を吸う」というルーティンはどうでしょうか。
このルーティンをしたら、「よしやるぞ!」と決めれば、やればやるほど習慣になって、集中できるようになります。

④カフェインを摂取する

即効性のある方法として、コーヒーなどからカフェインを摂取する方法もあります。
カフェインは眠気覚ましだけでなく、アドレナリンを分泌させることで、集中力を高める働きもあるのです。
集中したい作業を始める前にコーヒーを飲んでおくと、効果を実感できるでしょう。

⑤レモンの香りをかぐ

脳をスムーズに集中できる状態に持っていくため、香りを上手く活用することも有効です。
とくにレモンの香りは、脳を活動性の高い状態(集中力を保ちやすい)に導きやすいと言われています。
アロマディフューザーを使って、部屋に香りを広げると、集中力を高める効果が期待できるでしょう。

まとめ

あなたなりの持続法を編み出して!

集中力が続かない原因と、持続させるためのコツを解説しました。

そもそも人は集中力が続かないものと分かれば、「私だけではないんだ」と安心できますよね。
それだけでも十分に効果があると思います。

集中力が続かないもの理解した上で、いかに持続できるように努めるかが大切というわけです。

今回紹介したコツも参考にして、あなたなりの持続法を編み出していってください。
一度「これで集中できた!」というものができたら、それをルーティンにしていけば、意識的に集中できるようになるでしょう。

あなたも必ず集中できますから、自信を持ってください☆