ストレートネックさん必見！！枕を使わないことで得られる健康・美容効果
「枕を使わないで寝たほうが健康的だ！」という話を聞いたことはないでしょうか？最近ではストレートネックに良いという話もあり、実践している人もいるかもしれませんね。しかし、枕を使わないことにはメリット・デメリットの両方が存在するようです。そこで今回は、枕を使わないことで得られる効果について、さらにストレートネックさんにおすすめのタオル枕についてもご紹介していこうと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね！
枕なしのメリットとは？
まずは、枕を使わないことで期待できるメリットから見ていきましょう。
①ストレートネックや首のシワの予防・改善
高すぎる枕を使っていると、寝ている間に首が手前に倒れた状態になり、ストレートネックや首のシワを悪化させる原因になります。そのため、枕を使わなくなればそれらの軽減が期待できるでしょう。
②肩こりの改善
合わない枕によって、肩や首に負担がかかり肩こりになる場合があります。枕を使わないことで改善するケースもあることでしょう。
③睡眠の質の改善
また、合わない枕では寝返りがうちにくく、良質な睡眠を得られないケースもあります。その場合は枕を使わないことで、眠りが深くなるでしょう。
※枕を使わないことがメリットになる人は限られている
しかし、枕を使わないことですべての人にメリットが生じるわけではありません。専門家によると、枕を使わずに快眠できる人の条件は、「仰向け寝で寝返りが少ない」「首から頭にかけてがフラット」「柔らかいマットレスを使っている」ことだそうです。
横向き寝の人が枕を使わなければ、常に首が曲がった状態になり寝違えや肩こりを起こす危険があります。また、後頭部が張っている人は、枕がないと首の下に空間ができ、首や肩に負担が生じてしまいます。
仰向け寝・頭が絶壁気味という条件を満たし、マットレスが柔らかく頭がしっかり沈むものである場合は、枕なしでも快適に眠りやすいようです。
枕なしのデメリットとは？
しかし、枕を使わずに快眠できる3つの条件に当てはまる人はそう多くはないでしょう。そのため、基本的には枕を使わないとデメリットになる人のほうが多数派なのです。
①肩こりや首の痛み
首の下に支えがないことで頸椎に負担がかかったり、筋肉が緊張することで肩や背中がこりやすくなります。寝返りもうちにくくなるでしょう。
②眠りが浅くなる、いびきがひどくなる
頭が落ちた不自然な姿勢になるため、睡眠の質が下がることも十分あります。また気道が圧迫され、いびきがひどくなる人もいます。
③顔のむくみ
頭が心臓の位置より低くなるため、起きたときに顔がむくみやすくなります。
多くの人は、枕を使わなくなるとこのような不調を感じるようになるんです。結局は「枕を使う」or「使わない」の2択ではなく、自分の体型に合った枕を使うことがベストと言えるでしょう◎
「タオル枕」や「枕を使わない人のマクラ」がおすすめ
実は、日本人のうち7.4％は枕を使っていないというデータがあります。また、上記の条件に当てはまり、枕を使わずに快眠できる人も勿論いるはずです。そんな人には、タオルやバスタオルを好きな厚みに調整した「タオル枕」がおすすめ◎枕なしで眠るより、吸水性や衛生面でもメリットがあり、旅行先などで枕が合わないときにも応用できますよ♪
さらに、市販品として「枕を使わない人のマクラ」というタオルタイプの極薄枕もあり、枕を使わない派の人に人気です。ちょっとだけ高さが欲しいという人におすすめです♪
枕を理想的な高さにする方法
スマホやパソコンの使いすぎで首が前に傾いてしまうストレートネックさんは、枕をうまく使えば睡眠中に改善していくことが可能です！
★高すぎる枕はNG。高さ調整をしよう
高すぎる枕が首を前に折り、ストレートネックを悪化させているケースが多くあります。枕の中身を減らせる場合は、取り出して低くしましょう。理想の傾きは「肩～頭頂部を結んだ線とマットレスの角度が10～15度」だといわれています。中身を取り出せない枕であれば、肩の下にタオルを敷いて枕との段差をなだらかにすると良いでしょう。
★「タオル首枕」がストレートネックに効く
ストレートネックさんには、首の下に入れて使う「首枕」も効果的です。作り方は、バスタオルを4つに折って、端からクルクルと巻き、ヘアゴムなどで止めるだけで完成♪寝ているときの首を支えて、頸椎を元どおりに湾曲させる効果があります。ネット上には1日たった5分の使用で首こりや肩こりが改善されたという声もあるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか？
まとめ
自分に合った高さの枕を見つけよう♪
いかがでしたか？今回お話ししたように、枕を使わないことでプラスの効果を得られる人は少数派です。多くの人は枕を使わなくなると、かえって不眠や肩こりを引き起こす危険があります。必要なのは背中のS字カーブを自然に保てる「自分に合った高さの枕」です。枕を買い替えなくても、タオルなどを活用して、ぜひ好みの高さに調整してみてくださいね！
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